渋谷 Bunkamuraザ・ミュージアム オランダフランドル絵画展

ドイツフランクフルトにあるシュテーデル美術館が改築工事を行っているため、そのコレクションが100点弱まとめて渋谷Bunkamuraザミュージアムでお目見えしています。

この美術館はヨーロッパでも屈指のオランダ・フランドル絵画を収蔵していることで知られていますので、レンプラント、ルーベンス、ブリューゲル、フランスハルスなどなどのお馴染みの画家たちの作品がいろいろと見られました。
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今回、目玉とされているのは、日本人が最近俄かに大好きなフェルメールの“地理学者”。
フェルメールは現時点で、30数点しか作品が確認されておらず、また男性単体を描いた作品は“天文学者”と“地理学者”のわずか二点。
その後者が、見られるということなのでした。

そして、音声ガイドは、なぜか俳優の佐々木蔵之介氏。
耳元で解説して貰えたら、お好きな方は嬉しいでしょうねえ。
私も堺雅人君だったら、借りちゃうわ。
・・・でも落ち着いて絵画鑑賞するどころではなくなるかしら♪

さて、たくさんの作品の中から、私が今回気に入ったものは二つ有りました。(絵画展に行くと、必ずお気に入りを一つ選ぶことにしています。もちろん、買うわけでは有りません、念のため・・・。)
一つは、フランドル絵画にしては珍しい、開放的な空の色をしたアールベルト・カイプ“牧草地の羊の群れ”(1645-55)。
作者が、イタリア紀行を体験してから描いたものだそうで、なるほど、光の明るさに、ダイレクトに体験が反映されていました。
もう一つが、パウルス・コンスタンテイン・ラ・ファルグの“都市から見たライデンのハールレム門”(1781年)(最初の写真↑で右下の絵葉書)。
今回展示されている他の1700年代のオランダを描いた風景画もみなそうですが、描きこまれた人物の服装を抜きにしてみれば、それはまさに私の見てきた21世紀のオランダの街の雰囲気そのまま。
変わらない風景の意味することは何かと、こういう時期だからこそ、いろいろと想いながら眺め入ってきました。
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もう一枚ついでに・・・
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休日の夕方の会場は、だいぶ盛況でした。
でも不思議と、“列になってだらだら進む鑑賞方法”よりは、“三々五々絵画を廻る鑑賞方法”でご覧のかたが多く、混雑していてもストレスの少ない絵画鑑賞が楽しめました。

フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展シュテーデル美術館所蔵 
  公式HP http://www.vermeer2011.com
Bunkamuraザ・ミュージアム
  HP   http://www.bukamura.co.jp/
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by oomimi_usako | 2011-05-15 20:40 | 展覧会 | Trackback | Comments(10)
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Commented by bossma30 at 2011-05-16 07:11
>変わらない風景の意味することは何かと
同じように戦火を浴びた街でも、こうも違うんですね。
それまでの価値観全てを否定されてしまったら、元のカタチを残そうという気持ちが萎えてしまうのか、多分。
Commented at 2011-05-16 15:35
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by oomimi_usako at 2011-05-16 18:30
☆bossmaさま、例えば同じ日本でもその土地土地によってもだいぶ違うとは思うのですけれどね~。
ココ60年ばかりの間に、なんだか間違ったものを捨てちゃったような気がするの。
Commented by oomimi_usako at 2011-05-16 18:33
☆05-16 15:35 の非公開さま~っ!
明けない夜はありません。
とりあえず地球は今のところ順調に回転しているので、あと70回転ほどでしょうか・・・。
妙な励まし方ですね(^^;)。
またご連絡させていただきますね。
Commented by june_h at 2011-05-16 20:35
海外コレクション展が、軒並み中止になっている中、ありがたいことでございます(^^)
こっちでもレンブラントが見られるのですね!
私は、上野の西洋美術館のレンブラント展を狙っています♪うふふ。
Commented by coed at 2011-05-17 00:14
Bunkamuraはこの次のルドゥーテ展に行こう!と思っておりましたが、こちらも何だか・・・。
21世紀のオランダの街も、そのまま絵になりそうですよ!
特に”おまけ”のお嬢様付き♪をぜひ!
Commented by oomimi_usako at 2011-05-17 16:11
☆juneさま、こちらの展覧会は、3月3日からだったのです!それゆえ見に行った次第。
中止とか展示変更ばっかりですものね。
レンブラント少ないですが、とりあえずご覧になっておいても良いかもですよ♪
Commented by oomimi_usako at 2011-05-17 16:21
☆coedさま、さすがアンテナ感度良好ですね~v
そう、次に控えるはルドゥーテ展で、私も手ぐすねひいて待っていたのですが・・・今回ついでに貰ってきたちらしによると・・・
予定の出品を変更、
ルドゥーテの水彩画中心の内容ではなく、版画作品の傑作“美花選”中心に紹介。
つまり、コノサーズコレクション東京からのレンタル品が主に展示されるそうです。

おまけの写真ね、うふふって思いながらupしたのに、どなたもコメントしてくださらないから、しょんぼりしてたの~~~お嬢様ではなく、若奥さまですが、お目にとめていただいて、うれしゅうございますぅ(;o;)/
Commented at 2011-05-18 00:02
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by oomimi_usako at 2011-05-18 21:51
☆05-18 00:02の非公開さま、あ~良かった。それを伺ってホッとしました。
いつまでたっても、どんなに慣れても、娘(息子?)のことは心配なものですから・・・。
こちらこそ、ありがとうございました。
またどうぞ、光線を送っていただくか、あるいはボタンを押していただければ、と思います。

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