K's Sweet Kitchen ksweetk.exblog.jp

日々のあれこれと、美味しいものの記憶。


by oomimi_usako
プロフィールを見る

2006年5月15日 五月歌舞伎座夜の部

今月の歌舞伎座は團菊祭。
昼の部にはお元気になられた団十郎丈の外郎売がかかっていますが、私は怖いもの見たさの海老蔵丈の藤娘と、菊五郎丈の助六を拝見したくて夜の部を観る事にしました。
f0039281_0264492.jpg

一幕目は、近松門左衛門の『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)将監閑居の場』です。
三津五郎丈と時蔵丈の夫婦役って、バランスが保たれているようで安心して観ていられるので好きです。しかしながら三津五郎丈の姿が花道に現れた瞬間、「あっ、明智光秀だ…」と思ってしまうのは、今年は仕方ないですね。
小道具で、手水鉢に絵姿が浮き出てくるという仕掛けが面白く見られました。観劇予定の方はチェックをお忘れなく!

二幕目は、舞踊を二つ続けて。
まずは菊之助丈の『保名(やすな)』は、情感溢れる綺麗さにうっとり。
で、お待ちかねの海老蔵丈の『藤娘(ふじむすめ)』は、と言うと、確かに綺麗なのですが…なにやら得体の知れない違和感を感じたのは私だけでしょうか…?
f0039281_027207.jpg
気を取り直すべく、幕間に歌舞伎座名物小倉アイスモナカを戴いたあとは、お楽しみの三幕目。
助六のパロディで世話物仕立ての『黒手組曲輪達引(くろてぐみくるわのたてひき)』です。
こちらの幕では、どこまでも艶っぽい菊之助丈の白玉と、これまたどこまでもカッコ良い海老蔵丈の伝次の絡みが見ていて清々しくて素敵でした。やっぱり海老蔵丈はこうでなくてはいけませんね。
もちろん菊五郎丈は二役で大活躍です。
随所随所に『助六』のパロディが散りばめられているので、助六を良く知らないと面白さは半減してしまうのかもしれません。
でも、おふざけの演出もあり、どんな方にもそれなりに楽しめるものになっているような気がしました。
f0039281_028884.jpg

七月の歌舞伎座は泉鏡花三昧を玉三郎丈で楽しめる事がわかりました。
私はどちらも大好きなので、今からとても楽しみにしています。
[PR]
by oomimi_usako | 2006-05-16 00:29 | 歌舞伎やお芝居見物