Bunkamura ザ・ミュージアムにて、ボストン美術館所蔵の歌川国芳、国貞を観る

美術館入り口に立って、チケットをチェックしている係員女史。
その後ろには、見慣れぬ立て札がありました。
“ただいま館内は大変混雑しております。”
この時間、この場所で、この立て札が出るというのは、
ちょっと珍しいことです。
“あの~、今日は何かイベントでもあったのですか?”
そう伺うと、
“いえ、そうではないのですが、会期末も近いものですから。”
確かにそろそろ会期末ですが、その日、残りはまだ二週間ありました。
“申し訳ありません。”
いえいえそんな、と言いながら、意を決して会場に突入しました。 
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今回の展覧会は、ボストン美術館所蔵の浮世絵コレクションのうち、
歌川国芳と歌川国貞の作品が、これでもか!というほど大量に、
展示されています。
浮世絵は、江戸時代の風俗を知ることが出来る、興味深い芸術。
特に歌舞伎の役者絵は、写真の無い時代の役者さんたちの、
お顔立ちを想像出来る、大事な作品群でした。

それにしても、
週明け月曜日のお昼頃といえば、いつも、快適な鑑賞空間を
提供してくれるのが常の渋谷東急Bunkamuraザ・ミュージアムです。
しかしながら、今回は、いつもと違う異様な様相を呈していました。
とにかく混んでいるのです、それも、お若い女の子たちで。
“何故に?”と思ったのは私だけではないようで、
どうしたのかと、係の方に尋ねている方々を数人お見かけしました。
f0039281_001641.jpg

さて。
照明を落とした混雑した場内で、
大判とはいえ遠目に観るには小さい錦絵を、細部まで,
矯めつ眇めつ眺める余裕は、あまりありませんでした。
でも、せっかくなので、いつものように、
お気に入りの一枚を見つけてみました。

それは、歌川国貞の五枚組の作品。
松葉屋、中万字屋、扇屋、姿海老屋、弥玉、それぞれの店の
美人二人ずつを、ベロ藍という藍色の人工絵具一色で描いたもの。
膨大な錦絵の中に、この絵の藍のすっきりした筆遣いが、
あまりに新鮮で、爽やかで、強く印象に残りました。

この週末で会期は終了。
土曜日日曜日の人出や如何に!!





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by oomimi_usako | 2016-06-03 23:54 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)
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