DAVID BOWIE is @寺田倉庫G1ビル

頭のテッペンから爪先まで、デヴィッド・ボウイに浸りきれる回顧展。

メディアに登場し始めた頃から、昨年亡くなるまでの彼の足跡を、
これでもかと言うほどの資料でまとめ上げています。

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年代を追って、テーマ別に展示されている、楽譜、作詞メモ、
ステージやTVショウの衣装や、シンセサイザーなどの楽器は、300点以上。
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館が企画したと聞けば、
ああ、あの展示スタイルね、と納得される方もあるでしょう。


2013年、そのV&A博物館を皮切りに、
今までに世界9都市約150万人を魅了してきたこの展覧会は、
今、アジアで唯一の開催地である日本で、
会期残すところあと数日となっています。

開場では、入場者全員にヘッドフォンが渡されて、
そこに流れるボウイの音楽や、インタビューに答える声を聴きながら、
各展示を回るようになっています。
それは、今流行りの展覧会の音声ガイドとは、一線を画すもので、
デビッドボウイの音のシャワーを浴びながら、
初めてみる映像や、数々の懐かしいMTVの映像、あるいはTV映像などなどを
次から次へと見ていくことが出来るようになっていました。


日本独自の展示として、デビッドボウイ出演の映画、
“戦場のメリークリスマス”のコーナーもありました。
抜粋された名場面映像と、共演した北野武氏、坂本龍一氏の
撮りおろしインタヴュー映像も観ることが出来ます。

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会場のデザイン、展示や音響・映像の監修は、
ロンドンオリンピック開会式の演出も手掛けた59プロダクションズだそうです。
確かに、日本のいろいろな展覧会とは、だいぶ感じが違っていました。
何となく、シアトルで観に行ったエクスペリエンスミュージックプロジェクトと
雰囲気が似ていたので、外国に(この場合はシアトルでなくてロンドンに!)
ちょっと飛んで行ったかのような軽い錯覚に陥りました。

最後の 「ショウ・モーメント」展示は、
360度の空間にランダムに配置されたスクリーンを見ながら、ヘッドフォン無しで、
デビッドボウイのライブ映像と音楽の中に身を沈められるところ。
まさしく、“フィナーレ”を体感して展覧会を後にしました。


デビッドボウイの音楽に最初に出会ったのは、もうだいぶ前のこと。
曲はもちろん、あの声も、瞳も、シュッとしたお顔の輪郭も好きですし、
スーツ姿も大好きです。
奇抜なお衣裳や、歌詞に散りばめられたユニークな発想が、
とても興味深いと思います。
もっとおじいさんになったら、どんな曲を作り出したのだろうかと考えますが、
今となっては、それは答えのない疑問となってしまいました。


以下は、私的な覚書です。(解説、HPなどよりまとめ)

・初ヒットシングル“スペイス・オディティ”、その10年後トム少佐再登場“アッシュズ・トゥ ・アッシュズ”。
・1972年7月6日、BBCの大人気音楽番組 『トップ・オヴ・ザ・ポップス』に出演。
 スパイダーズ・フロム・マーズを従えて“スターマン”のパフォーマンス披露し、ジギー・スターダスト誕生。
 まだ保守的だった英国社会に大きな衝撃を与え、70年代に育った多数のミュージシャンが人生の
転機に挙げ、ポップ・ ミュージックの流れを変えたとされている歴史的パフォーマンス。
 「僕は誰かに電話をせずにいられなくて君を選んだ」 と歌いながらボウイがこちらを指差す。
 テレビをコミュニケーションの手段として利用し、ポップ・ミュージックの流れを変えたパフォーマンス。
・想像上のキャラクターになり切るためにファッションの力を最大限に利用した。
 1970年代初めの 『ジギー・スターダスト』 時代 の山本寛斎。
 1990年代後半の 『アースリング』 時代のアレキサンダー・マックイーン。
 ジョルジオ・アルマーニやエディ ・スリマンが手掛けたエレガントなスーツなど、
 トップ・デザイナーたちとコラボレーション。
 バレエや演劇など舞台芸術のスペシャリストたちの手を借りたりしながらスタイルを作り出してきた。
・日本文化からインスピレーションを得た親日家ボウイの日本との関わり。
 「僕は日本の影響下にある」と歌詞に綴っていたのは、アルバム 『ヒーローズ』の“ブラックアウト”。
 師事したマイム・アーティストのリンゼイ・ケンプを通じて、歌舞伎に魅せられ、
ライヴ・パフォーマンスに歌舞伎の化粧法や早変わりのテクニックを取り入れた。
  日本人のクリエイターたちとも、 積極的にコラボ。
 『ヒーローズ』 のジャケット写真は鋤田正義氏が撮影。40年以上にわたってボウイを撮り続けた。
  山本寛斎が1970年代にデザインしたのは、斬新な衣装。
  1977年発表の楽曲“モ ス・ガーデン”のレコーディングにはミニ琴が使われた。
  ボウイ自ら、三島由紀夫の肖像画を描いている。






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by oomimi_usako | 2017-04-03 18:45 | 展覧会 | Trackback | Comments(6)
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Commented by kumama47 at 2017-04-03 22:37
こんばんは^ ^

ウチの夫はボウイの大ファン。
亡くなった時は、突然の訃報にものすごくショックを受けていました。
この回顧展も東京出張に合わせて見に行った夫です。
usakoさんも好きだったんだ(^O^)
私は結婚して聴くようになったのですが、歳を取ってからのボウイが容姿も曲も好きです。
Commented by ぷう at 2017-04-04 15:28 x
私は、こちら系には少々疎いので、ヒットした曲位しか知らないのです。でも、盛んに宣伝しているから、お好きな方にとっては、何度でもいらっしゃりたい展覧会なのだろうな~なんて思ってました。
usakoさん、見にいらしたとは!
デビッドボウイのファンでいらしたとは!
ちょっと驚きましたが、なんとなく納得しました。
相変わらず本当に守備範囲の広いこと。
いろいろなことを本当によくご存じで、すごいなあと感心しています。
Commented by sy-f_ha-ys at 2017-04-04 21:41
夫婦でアマチュアバンドやっている、私の姉もボウイのファンでして、子供のころ色々とアルバムを持ってました。個人的にはナイルロジャースがプロデュースした、レッツダンスがお気に入りです。
私が20歳くらいのときには、姉弟で東京ドームのライブへ行きました。ですが2階スタンドでステージは遠いわ、屋根の反響で音が割れるわで、残念なライブだったのが悔やまれます。今になっては叶いませんが、生のボウイのパフォーマンスをもう一度見たかったですね。
それと中学時代の姉と私の担任を受け持っていた音楽の先生が、ボウイのデビュー以来のファンでした。授業で色々と講義を賜りましたが、子供たちは殆どついていけませんでしたね(笑)
Commented by oomimi_usako at 2017-04-05 11:21
☆kumamaさま、
そうそう、ご出張の時に見にいらしたということをblogで拝見したので、お好きなのだな~と思っておりました。
私も、歳を重ねて落ち着いてきた方が好きです。
最後のアルバムは、聞きましたか?
なんかね~ちょっと寂しい感じがするのは、
こういう結末になったからでしょうか・・・。
Commented by oomimi_usako at 2017-04-05 11:24
☆ぷうさま、
ブリティッシュ系好きなのです。
音楽も、人も♪
ビジュアルから入るものですからね。
この展覧会を観に行ったと話すと、結構ぷうさまのように、驚いてくださる方が多くて、なんと申しましょうか、ちょっと面白いです。
Commented by oomimi_usako at 2017-04-05 11:33
☆ヨウタロウ研究員さま、
いろいろお話ありがとうごうございます。
ここでお話が弾む(?)とは、なんだか楽しく感じます♪
ボウイのファンの方は、いろいろなタイプの方がおいでになるようで、
それもボウイの活動が、広い広いジャンルに渡っていたということを表しているのだと思います。
音楽の先生のお話、笑わせていただきました~!そういう友人がいるので、語る姿が想像できるんですものv
レッツダンスいいですよね、ナイルロジャースのプロデュースはいずこでも抜群にかっこよいと思います。ボウイがますますかっこよく見えました。
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