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2006年10月 秋の旅-函館・札幌・小樽 第三日目

強めの風が吹いているものの、雨は傘をさす人とささない人が半分半分。
この日も朝市でお丼を堪能して、名残惜しくも函館を後にしました。
函館本線を特急北斗で大沼~駒ヶ岳~洞爺を経由して一路札幌へ。

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そういえば、途中に通る室蘭の街を見るとき(過去にも何度か函館札幌間を列車で移動しています)、私はいつも“未来都市ブラジル”と言う映画を思い出しますが、何故でしょうねえ・・・?
函館本線は、苫小牧辺りまでは海岸線を走るので、荒海が車窓のすぐ真下にくだけるのを見ることができます。
到着した札幌は、ここもリピーターなので、今回はちょっと変わった(?)ところに行きました。
JRタワー展望室タワースリーエイト
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新装した札幌駅には、昔の面影は全く無いのですが、かわりに地上160mのところから札幌周辺の360度パノラマを楽しめる展望室が誕生していました。
真っ直ぐに伸びる道や都市部の建物、その向こうの石狩湾新港や、反対側には緑の山々のなだらかな稜線・・・いつまでも見飽きない風景でした。
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千歳鶴酒ミュージアム
札幌の地酒といえば、千歳鶴。
その蔵元の明治時代半ばに建てられた蔵の建材を利用して建てられたミュージアムですが、ここでは試飲が出来ます。
だからこそ、お訪ねしたのです♪
『どれでもお好きなのをどうぞ~』という店員さんに、まさか『端から全部!』とは言えず、一人二種類×二人分で、選び抜いた(悩み抜いた?)計四種類をいただきました。
酒造りに使われる美味しいお水も試飲できます。

<食べたもの>
沼の家“大沼だんご”
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大沼といえば、忘れてはならない“大沼だんご”は、北斗の車内販売で購入できます。
北海道限定のお茶と一緒に、移動時間も有効に使って嬉しいおやつの時間です。
ナチュラルパーラーホワイトコージよつ葉のパフェ
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よつ葉乳業直営のパーラーです。
お菓子作りをしていると良くお世話になるのがよつ葉のバターですが、道内ではその他の乳製品も日常的にいただけます。特に札幌市内では、ふつーの自動販売機でよつ葉のミルクが売られていました。
そしてそして、このパフェのなんと美味しいことか!
一見、とてもボリュームがあるように見えますが、その日の朝、搾乳して作られた乳製品はクリームもアイスクリームも、そのもの自体のコクと甘さが楽しめて、いくらでも(ほんとうですよ~)食べられそうです。
たぶん、これを食べてしまったら、東京界隈ではもうどんなパフェを食べても満足できなくなるでしょう。
ツキサップじんぎすかんクラブにてジンギスカン
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市街地から少し離れたところ、ちょうど今盛り上がっている札幌ドームの下車駅である福住という駅から更にタクシーで少し行った緑の中にあります。
ここは、北海道でのジンギスカンの発祥の地。
始まりは、昭和28年までさかのぼります。
お天気がよければテラス席でもいただけますが、この日は強風で残念ながら室内で。
広大な緑の丘には、羊ちゃん達も歩いています。
彼らはもちろん観賞用でこの子達を食べるわけでは有りませんが、ナデナデしたい方は、出来ればジンギスカンを楽しむ前にしたほうが良いでしょう。
なんでもこの羊、噛み付くそうです。理由はもちろん・・・

札幌界隈の地酒
夜は当然すすきの界隈へ。
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“酒肴酒菜てのひら”にて、貝のお刺身盛り合わせ、キュウリのホップ漬け、ニシンの切り込み、鮭ルイベ、八角のお刺身などと共にいただいたのは、“北育ち”“すすきの物語”“馬”の三種。このお肴にまさにこのお酒・・・というベストマッチで、自分で選んでおきながらかなり感動しつついただきました。一番好きなのは、純米生酒“すすきの物語”でした。

雪印パーラーにてロイヤルスペシャルバニラアイスクリーム
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これを食べてみたかったのです、乳脂肪分16%のこのアイスクリーム!
一口食べて、私、思わずうなりました。
この口溶けの感覚は、今まで味わったことのないものです。
これもまた、ミルク本来の甘味が100%生かされており、とても品のある美味しさでいくらでも食べられてしまいます。
ハーゲンダッツが・・・自家製アイスが・・・などと言っている場合ではなかったのです。

北海道は乳製品が美味しいしそれゆえそれを使ったお菓子も美味しいということを実感しました。
北海道のカニやホタテは、だまっていても(?)首都圏で食べられますが、意外に届いてこない、この乳製品の数々。
よつ葉パーラーと雪印パーラーに行くためだけに北海道に行っても良いかもしれない・・・とまで思ってしまったのでした。(←かなりお気に入りです♪)

最終日へと続きます。
by oomimi_usako | 2006-10-08 23:59 | 旅とおでかけ | Comments(8)
Commented by 美夏(みなつ) at 2006-10-13 19:55 x
びっくりするほど詳細なルポですね!充実の旅でしたね~。
肝心な(?)お墓参りはされたのか、スゴイ量の観光スポットを網羅されていてびっくりしました。元、函館&札幌市民の私も参考になりました。
ところで例のあそこはあまりの過密スケジュール&おなかで無理でしたか?
Commented by oomimi_usako at 2006-10-15 11:02
美夏様☆元住民の方にそのように言っていただけると何だか嬉しくなります♪ウチの旅行はいつもこんな感じです。で、教えていただいた例のあそこは五稜郭店とベイエリア店と人見町辺りのお店の三店をチェックしました。お店ごとに凝った外装が異なっていて面白いなあと思ったのですが・・・お察しの通りバーガーを食べるに至らず、今回は豊富なメニュー一覧をお店の外で眺めてきました。次回はチキンの他に、ミルフィーユのように重なった(?)バーガーを是非食べたいと考えています。
Commented by gari at 2006-10-17 16:31 x
お疲れ様です。。。土佐旅行に負けず、すんごいてんこ盛りのレポートなんですもの、見る方も気合入れて何度も出直しでした。 
なんとも、充実した旅行で楽しそう!
大沼団子の車内売り、四つ葉のパフェ、雪印パーラーは、知りませんでした! 機会があったら、是非真似っ子させて頂きます♪
北一硝子は20年前には、素敵な喫茶室がありました。今はどうなのでしょう。
旧イギリス領事館のティーサロン、私も行きました!そこでアフタヌーンティ初体験でしたっけ・・・(遠い目・・・)
そこで紅茶関連のものも売っていて、カップの上?等に掛ける?ビーズ付のレースを買ったんですが、、、上手く飾れていませんねぇ。。(反省)
Commented by oomimi_usako at 2006-10-18 07:14
☆gari殿、てんこ盛レポートご丁寧にご覧頂きまして有難うございました!わが家の旅行は国内海外問わず、いつもこうなのです。機会があれば旅行ごとに作成する行程表&資料集をご覧に入れたいと思います。お薦めの美味しいもの是非トライなさって下さい!そうして頂けるように書いているとも言えるのですから♪北一硝子の喫茶室→残念ながら気が付きませんでした。20年前とは多分ずいぶん違っているのではないかと思われます、あの感じだと。
Commented by gari at 2006-10-19 12:13 x
北一硝子・・・そうですか。それは残念。
ところで、秋のスウィーツに関してのオススメは?

ガラス繋がりですが、先週、母と箱根ガラスの森に行ってきまして、あのガラスの木と庭園の景色は勿論のこと、カンツォーネ?の聴けるレストランのスウィーツ「マロンのジェラート」(事実上、パフェ)がとっっても美味しくて喜ばれました♪(巨峰のジェラートはサッパリし過ぎ。)

今月末辺りから紅葉も始まりますので、ガラスの森はオススメです。
これからは寒いけど。
秋といえば栗にカボチャ・・・そうそう、10月といえば「Trick or Treat!?」 ハロウィン的な事は何かなさるのでしょうか?
Commented by oomimi_usako at 2006-10-19 21:22
☆gari様、本当なら今週末箱根に行く予定がありましたが諸般の事情で延期になりました。なぜか私は冬の箱根と言うと12月初旬に行くことが多いのですが、温泉の有り難味は感じるものの寒い!です。ハロウィンは・・・いろいろな種類のおもちゃかぼちゃが出回るので、それらを可愛く飾ることにはやぶさかではありません。でもどうもあのお祭り自体は、主旨からしていまひとつ乗り気になれないのですよね~毎年。私はそんな感じです。
Commented by gari at 2006-10-20 00:07 x
あら、残念☆
私は毎年、仙石原の薄を見に行くことにしてまして、今年もそれです。
未だに観てないのが、日の出、夕焼けと月夜に揺れる薄・・・
いつかは、泊り掛けでトライしたいと思ってます。
Commented by oomimi_usako at 2006-10-20 10:25
☆gari様、うわぁすてき!幻想的でしょうね~。早くご覧になれますように!
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