カテゴリ:あまいもの( 547 )

くず餅は、発酵食品。

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くず餅の老舗と言えば、亀戸の船橋屋。
ということは、東京界隈にお住まいの方ならどなたもご存じのことと思います。
では、くず餅と言えば、発酵食品。
ということを御存知の方は、どのくらいお出でになるでしょうか。
かく申す私は、最近このことを、とある勉強会で初めて知りました。

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時は1805年(文化二年)。
亀戸天神の境内で、船橋屋の初代勘助さんが、その故郷である下総船橋の小麦粉を使って作ったくず餅を売り出したのが、始まりとか。
小麦粉を仕込み水で練り、杉の樽に450日(!!)寝かせて発酵させた小麦澱粉を蒸し上げて出来るのが、このくず餅。
450日という気の長い製造過程は、当時何十軒もあったくず餅屋さんが、やがて廃れていく原因にもなったとか。
そんな中、200年以上、伝統の和菓子を作り続けている船橋屋さんに、江戸っ子の心意気を感じます。

たっぷりの黒蜜と黄粉をまぶしていただく、なんとも言えない歯応えと食感の船橋屋くず餅は、
小さい頃から結構好きです。

でも、和菓子が多種多様になる昨今。
綺麗で楽しいものにどうしても目が行きがちで、
すぐご近所にある船橋屋の支店も、古風なお店構えをいつも横目で見ながら、通り過ぎるばかりでした。

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週末のお茶の時間用にと思い、その゛船橋屋こよみ”で、くず餅を買い求めました。
黒蜜と黄粉をたっぷりまぶしていただく久し振りのくず餅は、
ツルツルと喉を通り、なんだかいくらでも頂けてしまいそうな美味しさでした。
゛船橋屋こよみ”には、喫茶室も併設されていて、いろいろなアレンジの甘味がいただけます。
今度はくず餅を買いにいくのに合わせて、その甘味も頂いてみようと思っています。



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by oomimi_usako | 2017-03-26 22:21 | あまいもの | Trackback | Comments(0)

冷凍室整理の副産物

春のお教室を前に、冷蔵庫の整理をしました。
冷蔵室にあるのは、前回、チョコレートの季節のお教室で使用したチョコレートやドライフルーツ類。
そして、冷凍室には、試作や差し替え用として作った生地が保存してありました。
もちろん、整理といっても捨てるものなど一つもなく、美味しいおやつへの変身です。
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チョコレートのクッキー生地を、可愛い型で抜きました。
焼き上がってまだ熱いうちに、タブレット型をしたテンパリング不要のホワイトチョコレートをサンド。
 *テンパリングというのは、綺麗なチョコレートコーティングをするために必要な作業。
  チョコレートを溶かす際の、かなり面倒な温度調整作業のことです。
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余熱で、しんなり程よくホワイトチョコレートが溶けて、
クッキー同士が上手くくっついてくれました。
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ココア多め、バター少なめの試作生地でしたので、
ちょっとビターな、でも香り豊かなサクサク食感の合間に、
甘いホワイトチョコレートがすべり込んでくる…
そんな美味しい副産物になりました。

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by oomimi_usako | 2017-03-23 10:49 | あまいもの | Trackback | Comments(2)

フォートナムメイソンの紙箱

日本橋三越のフォートナムメイソンで、パンを買おうと思いましたら、
何やら目を引く四角いものがカウンターの上に並んでいました。

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F&M印のこちらは、バスケット模様の紙箱。
フォートナムメイソンでは、もともとピクニックに必要なものをいろいろ詰めた、
ピクニックハンパ―という大きなバスケットを売っていますので、それを摸したのでしょう。
イギリス人はピクニック好きですからね。
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中身は、四種類のパンがすでにセットされていましたが、
ちょうど、どのパンを買おうかと悩んでいたところだったので、
早速買うことにしました。
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たかが紙箱、されど紙箱。
いつもの、淡い翡翠色のお箱ももちろん良いですが、
箱の柄ひとつで、なんだか雰囲気が変わって楽しくなるものですね。


もし私が、近所にお勤めしていたら…、
麗らかな春の日のお昼休み、
このお箱と、
お隣のフルーツショップのカットフルーツと、
同じフロアのコーヒーショップのコーヒーをテイクアウト。
緑の増えてきた日本橋界隈のどこかで、
お友だちとランチタイムを過ごすかもしれないなあ…などと、考えたりして。


たかが紙箱、されど紙箱は、
こんな暢気な妄想まで、もたらしてくれるようです。




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by oomimi_usako | 2017-03-20 11:17 | あまいもの | Trackback | Comments(8)

アトリエうかいのフールセック

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今日のお十時…すなわち十時のお茶の時間に頂くのは、
エレガントな缶も素敵なアトリエうかいのフールセック。
ホワイトデーに、Mr.Aより頂戴いたしました。
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一つの缶の中に、さまざまなお味や食感が詰まっていて、
詰め合わせの醍醐味さえ感じます。
あわせるお紅茶も、なにやら一層丁寧に淹れたくなる気が。

三月も半ばというのに、今日の東京地方は殊のほかお寒く。
先ほどまで、お家の中のお仕事を片付けておりましたので、
ここからは、ひとつ、フールセックと熱いお紅茶の力を借りて、
お外の用事を片づけに、出掛けてまいりたいと思います。


usako補足>このお菓子、一人で食べてしまうのか?殿は食べさせてもらえないのか?
という疑問をお持ちになる方も有ろうかと思いますので、先にお答えを。
お十時、あるいはお三時の、おやつを一緒に頂くときには、
もちろん優しくお勧めするつもりです。
分けてあげないなんて、意地の悪いことは絶対に申しません。
今のところ、その予定は今度の土曜日ですね。
ただ、それまでの三日間を経て、缶の中身がどうなるかについては…
ちょっとわかりませんけれど。





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by oomimi_usako | 2017-03-15 10:35 | あまいもの | Trackback | Comments(4)

ピーターラビットのチョコレート

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ホワイトデーにもぴったりな可愛いチョコレート。
べアトリクスポターの生誕150周年記念に、メリーとのコラボレーションで作られたそうです。
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ピーターラビットの物語に登場するお庭で遊んでいる様子をイメージしたという、
缶入りのこのタイプは、ピーターはもちろん、お花や、葉っぱやおリボンが、とてもラヴリー。
私は、バレンタインデーに頂きましたが、
来るホワイトデーだけでなく、ちょっとしたプレゼントにも良さそうな、可愛い仕様です。
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他にも、絵本型のものや、アイシング飾りのチョコレートが入っているものや、
いろいろなタイプがあるようです。
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頂いてからほぼひと月が経過した私の手元のこちらは、
もちろんすでに空き缶となりました。
空き缶、空き箱、包装紙・・・最近は、チャッチャと捨てるようにしていますが、
こちらはこの薄さから、早速シール入れとなり、現在本棚に収まっています。







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by oomimi_usako | 2017-03-10 12:40 | あまいもの | Trackback | Comments(4)

長命寺桜もち300年

春の訪れを感じ始めると、
お茶の時間のお伴に選ぶお菓子も、
なんとなく春らしいものが増えてきます。
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この日のお伴は、東京向島にある和菓子屋さん゛やまもと”の、
長命寺桜もち。
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有名なこの桜もち、今年で誕生300年を迎えるのだとか。
時は遡り、1717年(享保2年)、土手の桜の葉を塩漬けにしたものを巻いた桜餅を作り、向島長命寺の御門前で売り出したのが、始まりなのだそうです。
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香り良い桜葉に包まれた、薄焼き生地とお品の良いほのかな甘さの餡。
これを頂きながら、桜の季節を待つ私たち気持ちは、
いままでの300年も、
そしてこれからの300年も、きっと変わらないことでしょう。
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by oomimi_usako | 2017-03-01 11:35 | あまいもの | Trackback | Comments(6)

春を待つ日々

川崎生田のコンディトライ ナカガメは、頻繁に伺えるわけではないけれど、
一年のうち、ほんの一、二回、立ち寄る機会があるお菓子屋さんです。
美味しいドイツ菓子を手に入れることが出来るので、お気に入り。

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この日は、そろそろ終盤に近付いているはずのアプフェルシュトルーデルと、
艶やかなガナッシュが魅惑的なザッハトルテを菓子函に収めていただいて。
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いそいそお家に帰り、美味しいお紅茶を淹れてのティータイムを楽しみました。

立春を過ぎて早ひと月。
朝晩は、まだまだ寒いですし、
ストンと一日だけ真冬のような日もあったりする今日この頃ですが、
我が家の沈丁花のこんな様子の蕾を眺めても、ささやかな春を感じます。

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折しも、今週は雛祭り。
立春の翌日から飾っているお雛さまを見ながら、
今年はどんなお散らしを作ってお雛さまを労って差し上げようかと、
思案中です。




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by oomimi_usako | 2017-02-26 15:51 | あまいもの | Trackback | Comments(6)

ショコラーデントルテ

こちら、殿へのバレンタインデーのプレゼント。

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持ち歩きや配送の心配をする必要もなく、
アワヨクバ、私も一緒に頂けるようにと、
今年も、お馴染みショコラーデントルテを15㎝ホールで作りました。


去る2月13日、外出先からの帰宅途中。
なにか大事なものを忘れてる気がして、よ~くよ~く考えて、
思い出したこと。
“殿のプレゼント、忘れてた!”
お教室のチョコレートのお菓子を、散々試食してもらったので、
なんだかすっかりあげた気分(?)になってしまっていたようです。

思い出したのは、電車の中でしたが、
あまりのうっかりさに、思わずウフフと笑ってしまいました。
マスクの下でね。


生クリームだけ購入して帰宅し、急いで製作したのが、
お馴染みのショコラーデントルテ。

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サンドしたガナッシュクリームを厚塗り大サービス。
ラムレーズンも、大盛りに散らして。
これは、忘れてしまったせめてものお詫びのしるし。

十ン年前、お付き合いし出して間もない頃にプレゼントした、
同じレシピの21㎝正角ショコラーデンシュニッテン。
間違いなく、胃袋と、はぁとを掴んで、今に至ります。
 *ちなみにウイーン菓子では、丸いケーキはトルテ、
  四角いケーキはシュニッテンと呼ばれます。


あっそうそう。
プレゼントを、すっかり忘れていたということは、
本人にはナイショにしてありますゆえ、
どうかみなさま、御内密に。

☆2014年のバレンタインデー、東京は大雪だったようで…。
☆2013年はお教室でもこのケーキに挑戦された方がありました。

☆2012年も。飽きないわねえ~。
☆だいぶ遡って、ブログを始めた年、2006年のケーキ。






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by oomimi_usako | 2017-02-20 16:38 | あまいもの | Trackback | Comments(10)

寒い日のお茶の時間には、日本酒の…

にごり酒でも呑んで温まりたい…

では、ありません、お茶の時間ですからね。

でもまあ私は、にごり酒でも一向に構わないのでありますが。

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寒い日のお茶の時間には、日本酒の絞りかす、
すなわち酒粕で作った熱い甘酒を、ふぅふぅして温まるのが我が家流。

いま時分は、
ちょうど日本酒の初絞りが出回り始める頃。
となれば、その副産物である酒粕も出来立て最盛期です。

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甘酒は板粕から作ります。
とろ火で煮詰めていくと、キッチンには良い香りが立ち込めます。
目を瞑ると、まるで灘六郷の街角に立っているかのように感じます。
…おっといけない、コンロの火を使いながら目を瞑ってはいけませんね。
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真っ白ではない、柔らかなトーンの温もり色に、
おろし生姜をぽとっと落としていただきました。
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美味しい日本酒を送り出したあとの酒粕の、
ちょっと自慢気な芳香が、
立ち上る湯気の中に見えたような気がいたしました。



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by oomimi_usako | 2017-02-08 17:06 | あまいもの | Trackback | Comments(10)

豊橋 夢菓房童庵のいちご餅

夢菓房童庵(どうあん)は、愛知県豊橋にある和菓子屋さん。
初めて頂いたこちらのいちご餅は、絶品でした。

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柔らかでなめらかで、ごく薄い求肥。
それが、包んでいるのは、
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程よい甘さに、微かな酸味がチャームポイントの粒の大きな赤い苺。
地元豊橋の契約農家さんが、丹精込めて育てられたものだそうです。
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そして、その苺をうっすらつつむ白餡は、その量がまた絶妙で。

このお品の良さに感服して、
頂きながら思わず唸ってしまいました。


こちらは、店頭販売のみの、現地に出向かないと手に入らないお菓子です。
豊橋にお近い方が羨ましい!




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by oomimi_usako | 2017-02-06 21:03 | あまいもの | Trackback | Comments(6)


日々のあれこれと、美味しいものの記憶。


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