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日々のあれこれと、美味しいものの記憶。


by oomimi_usako
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カテゴリ:歌舞伎やお芝居見物( 127 )

今年も初芝居見物は、歌舞伎座へ。

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初芝居の時のロビー吹き抜けには、毎度壽の凧がかかります。
斜めに渡された白い幾筋もの凧の糸や、周りのお飾りが華やかで、
一年のうちで、この時期が一番好き。
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そして、今月は、壽初春大歌舞伎と題して、高麗屋さんの三代揃っての襲名披露を観られました。
九代目松本幸四郎丈が二代目松本白鸚に、
七代目市川染五郎丈が十代目松本幸四郎に、
そして、松本金太郎丈が八代目市川染五郎に、それぞれ名を改めました。
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観たのは口上のある夜の部を、ひと幕目と四幕目は自主的に端折って、
私的に見逃せない二幕目の口上と次の三幕目の勧進帳を観劇しました。

口上は、坂田藤十郎丈から始まって、
上手側が魁春、歌六、扇雀、愛之助、七之助、孝太郎、又五郎、左団次、吉右衛門。
反対側は下手から、
梅玉、東蔵、鴈治郎、弥十郎、高麗蔵、勘九郎、芝翫、雀右衛門、秀太郎。
皆さま、楽しいエピソードを上手に挟みながら、お祝いの言葉を順々に述べて行かれて、
いつにも増して、たっぷり楽しめた口上のひと幕でした。


八代目幸四郎丈が初代松本白鸚と名乗られた時や、
九代目幸四郎丈が染五郎から襲名された時のことが、うっすらと思い出され、
なんとまあ、時の流れるのは早いものかと感慨深さもひとしおでした。


三幕目の勧進帳では、新幸四郎の弁慶に、新染五郎の義経。
富樫が吉右衛門で、四天王に従えるのが鴈治郎、芝翫、愛之助、歌六というすこぶる素敵な面々。
“勧進帳の弁慶が、歌舞伎の中では何よりも一番の憧れ”だと自著にも書いていた新幸四郎丈は、
渾身の弁慶を務めていました。
お父さまの先代幸四郎丈や、おじさまの吉右衛門丈の重厚な感じとはまた異なって、
都会的でシャープな弁慶という印象。
新染五郎くんは、まだまだ伸びしろ充分。
もっともっと“たっぷり”やってくださいという感じですが、
何しろ最初の義経を観られたのは嬉しいこと。
どんな役者さんになっていくでしょう、これから先がとても楽しみ。
吉右衛門丈の富樫も、とかくスタイリッシュ?な印象を作られがちなこの役に対して、
安宅界隈というちょっと田舎のお侍さんという本来の土臭い感じがあって、
それがとても良かったと思います。
なぜか、今まで見た勧進帳のどれともまた雰囲気の違う、
新しいものを見たという印象でした。

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二月も引き続き襲名興行。
三月は、久し振りに玉さまご出演なのでそれを観たいと思っています。


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by oomimi_usako | 2018-01-21 23:45 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback

今月の歌舞伎座は昼夜共に、
万人の知るというものではないにしても、上演頻度の高い演目ばかり。
見逃してなるものか、という意気込みを覚えるものはないけれど、
夜の部の二幕目の、両花道を楽しもうかと出掛けました。

客席に入ると、通常は下手側に一本ある花道が、
左右二本、舞台に向かってまっすぐ白く伸びていました。
これがあると、やはりなんだか少しだけ、いつもと違う気がして、
気持ちが浮き立ちます。


一幕目は、鎌倉三代記(かまくらさんだいき)。

綺麗なお姫様が出てきたり、敵と思えば実は味方というような趣向が歌舞伎らしい、
時代物の義太夫狂言の名作です。
本当は、長いお芝居で、最初から上演して貰わないと、物語の世界観が掴みにくいのですけれどね。
相変わらず唐突な、ひと幕のみの上演です。

安定の幸四郎丈が、全体をキッチリ締めていましす。
雀右衛門丈がかわゆらしい赤姫姿。このお姿がこれほど似合う役者さんは、
玉さまを覗けば(!)他に無し、といつも思います。
松也丈、大河ドラマ出演中なのに、イマイチ拍手少な目。でも頑張ってました。
全体としては、義太夫と、役者さんたちのセリフが、
気持ち良いようにしっくり掛け合わされて、見応えのあるひと幕でした。

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二幕目は、曽我綉俠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)。
通称、御所五郎蔵(ごしょのごろぞう)。

幕が開くと、華やかな廓風景。
そこへ、両花道から、これまた花のあるカッコイイ役者登場。
上手に水も滴る片岡仁左衛門丈、下手に左団次丈で、見ていて清々しい気分になります。
七五調のセリフも、耳に心地よいのは、作者が河竹黙阿弥だからこそ。
良い役者も揃うので、良いテンポで展開していくお芝居に没頭できました。
さきの雀右衛門丈は、今度は傾城で登場されますが、これまたかわゆらしく素敵でした。
歌六丈、この方が出てくると、舞台から安心感が漂ってくるんですよね、最近特に。
そしてやはり仁左衛門さん、好きだわ~。
そうそう、この日は、仁左衛門さんの奥さまが、ロビーで御贔屓筋へ御挨拶をなさってました。

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三幕目は、一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり)。
このお芝居などは、今までに一体何度見たことか。
今回の幸四郎丈でも、また、他の役者さんがたでも拝見していますが、
特にこれは新歌舞伎(比較的新しい作品)であるからでしょうか、
役者さんによって、舞台の雰囲気も大きく変わるので、それを見るのが楽しみの一つです。
幸四郎丈の場合は、歌舞伎枠から少しはみ出たようなところが感じられるのが面白いところ。
若手俳優さんたちも、のびのびお出になられていて、気持ちよくまとまった舞台だと感じました。


次回は、三部制の八月を観劇する予定ですが、
第三部の野田版桜の森の満開の下を見るべきか否か、おおいに迷っています!


例えば直近の一本刀土俵入の観劇は。。。




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by oomimi_usako | 2017-06-13 23:12 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(4)

歌舞伎座 三月大歌舞伎

今月は、亡くなった坂東三津五郎さんの三回忌追善狂言も含まれている、昼の部をみました。
相変わらず歌舞伎話は長文になりますが、ご容赦ください。


まず、ひと幕目は、真山青果の“明君行状記(めいくんぎょうじょうき)”。
明君として誉れ高い、備前国藩主池田光政の、とある裁定合戦(?)のお話。
真山青果ですから、時代劇風でかつ、台詞重視。
明瞭な御発声で、お殿様を任せたらベスト3に入る(と私は思っている)梅玉丈が光政公で、これは適役。
対する善左衛門という役の坂東亀三郎丈、口跡も良く、抜擢成功という感じでしょうか。
お若い方が多く出演されていましたが、小さかった皆さんがまっすぐ大きくなられて、お姉さん(?!)は嬉しいです。

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続いて二幕目は、御存知“義経千本桜”から、渡海屋(とかいや)と大物浦(だいもつのうら)。
相模五郎役で、坂東巳之助丈が熱演されてました。
観るごとに、ああ、いいなあと思う度合いが増していく役者さんです。

渡海屋銀平ジツハ平知盛をおつとめになったのは、安定の片岡仁左衛門丈。
この方の昔と変わらぬ、ススーッとした尖がった感じやお顔立ちが、
鋭い印象(←個人的印象)の平知盛と重なってみえるので、以前から私は好きな役どころです。
最後に碇を身体に巻き付けて、海中へ仰向けで身を投げるところは、何度拝見しても良いものです。

典侍の局も安定の中村時蔵丈。
物語りを進める役目も担うので、要のお役となっていました。

お披露目したばかりの市川右近くんが、安徳帝を熱演(?)。
良く通る声で台詞もはっきり。ハナマルあげたくなりました。

終盤、浅黄の幕を下ろして舞台転換。
幕の裾には、砂浜と打ち寄せる波と水平線が描かれています。
ただの幕や暗転より、話が続く感じがして、待っていてもワクワクするのが良いなあと思います。
そして、その幕が振り落とされると、セットの岩壁の上に大きな碇が。
これから始まる知盛の死のシーンだと思う間もなく、ものすごい形相で血まみれの仁左衛門丈知盛が花道を駆け込んできます。
知盛の悲壮感を出すには、仁左衛門丈のあの線の細さと、長い御手足がぴったりだと思います。

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そして、三幕目が、神楽諷雲井曲毬(かぐらうたくもいのきょくまり)。
通称どんつく。
これが、十世坂東三津五郎三回忌追善狂言です。
三津五郎さんがお得意だった舞踊劇を息子の巳之助丈がつとめました。
舞台は、折しも亀戸天神。くず餅発祥の地(ひとつ前の記事をご覧ください)。
太鼓橋、藤棚、の書割に、お茶屋さん(たぶん)はありましたが、くず餅屋さんは、残念、ありませんでした。
追善狂言らしく、菊五郎丈はじめ、彦三郎、魁春、時蔵、團蔵、弥十郎、秀調に、海老蔵や松緑、私の好きな尾上右近丈もご出演で、皆さんが次々と踊りを披露するという楽しい舞台になりました。
賑やかで、華やかで、そして、これからも温かく、みんなで巳之助さんを見守って行きますよ、
というメッセージが込められた良いひと幕でした。

四月は、菊之助さんのお出になる夜の部を観る予定です。




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by oomimi_usako | 2017-03-27 18:56 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(0)

国立劇場の今年の初春歌舞伎公演は、
40年ぶりの上演叶った通し狂言「しらぬい譚(ものがたり)」でした。

観たい、観たいと思いながらも、結局観られず一月は終了。
とても残念に思ったのも束の間で、なんと千秋楽から数日後の二月の初めに、
NHKBSのプレミアムシアターで、舞台録画が放映されました。
これは、ちょっと珍しいことです。

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もちろん録画しました。
ちょうど、時期的にお教室が忙しい時期で、
録画もできた安心から、しばらく寝かして置きましたが、
このたび、ようやく観ることが出来ました。


江戸の終わりから明治にかけての時代、“合巻”と呼ばれる長編小説が庶民に人気でした。
今でいう連載ものみたいな感じですね。

なかでも、最長を記録したのが、
1849年(嘉永2年)から1885年(明治18年)までの長きに渡り刊行された、
「白縫譚(しらぬいものがたり)」全90巻です。
原作は、柳下亭種員(りゅうかていたねかず)。
この人気小説は、河竹黙阿弥の脚色により「志らぬひ譚」として、
もちろん当時の歌舞伎舞台にも上りました。
こういう経緯は、いつの世も変わらないのですねえ。

舞台は人気となり、歌舞伎だけでなく、講談や浮世絵、のちには映画なども制作されたそうです。
国立劇場では、1977年(昭和52年)に「志らぬひ譚」として76年ぶりの復活上演をしているようですが、今回は尾上菊五郎丈を中心に、原作だけでなく今までの舞台化作品や講談などからもヒントを得て、脚本を新たに起こして製作されたということでした。


ストーリーは、江戸時代初期の筑前国黒田家のお家騒動を、主な題材にしていて、
黒田家は菊地家として登場します。
滅ぼした豊後国大友家の残党が、菊地家をお家存亡の危機に陥れようとするところを、
菊地家の執権である鳥山豊後之助が、智略を尽くして阻止していくというお話。
妖術を使う大蜘蛛や、
復讐に燃える大友家の若菜姫の怪しい力、
暗闇で目を光らせる大化け猫。
筋交いでの宙乗りやら、
屋体崩しやら、
大立ち回りなどなど、黙阿弥得意のスペクタクルフル(?)な展開は、
TVで観ていても楽しいものでした。


尾上菊五郎丈、菊之助丈、時蔵丈、松緑丈、團蔵丈など役者も勢揃い。
三時間に及ぶ上演でも、きっとお客さまは目の前の舞台に引き込まれて行ったことでしょう。
こいつぁ春から縁起がよいわぇ…と、少々遅ればせながらの、隼人町の初芝居を楽しみました。


途中演出で、通人の亀蔵丈が、“ピコ太郎”の扮装をして登場するところがあります。
これも、黙阿弥お得意の演出で、その時流行るものを自由に取り入れるというお約束の場面。
録画では、普通に面白かったのですが、どうやら千数楽も間近い1月23日には、
ピコ太郎氏ご本人がサプライズで舞台に登場されたらしく、
当日観劇のお客さまには良いお年玉になったことでしょう。
固いイメージのある国立劇場ですが、随分思い切ったものだとちょっと感心しました。


国立劇場開場50周年記念公演は、今月三月公演の千秋楽(27日)と共に終了します。
これから先の50年後、そしてまたそのさらに先の50年後、
歌舞伎は一体どんな風になっているのでしょう。
日本の代表的な伝統芸能として、良い意味で変わり、良い意味で変わらず、
賑々しく続いていってほしいと、そんな風に思っています。


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by oomimi_usako | 2017-03-24 22:09 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(4)

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平成29年の私の歌舞伎見物初めは、1月11日の歌舞伎座。
大好きな玉さまがご出演の、夜の部でした。
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ひと幕目。
北條秀司作の“井伊大老”。
桜田門外の変の前夜を中心に、その前と後の、
井伊直弼とその夫人や側室の心の有りようを見せていくもので、
お正月早々、重い内容のお芝居を良く思い切ってかけたものです。
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NHK大河ドラマに便乗したかったのでしょうか?
どうにも華やかさに欠ける幕開けでしたが、玉さま登場で少し気持ちが上がりました。
雛祭りの飾りが綺麗だったり、幸四郎丈の井伊直弼と、玉さまのお静の方が、
互いの心を語り合う場面や、歌六丈の仙英禅師のお話など、静かに感動出来ましたが、
やはりちょっと初芝居には向かない印象が残りました。
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二幕目。
踊りふたつ。
“越後獅子”を、故五代目中村富十郎のご長男、平成11年生まれの鷹之資くんが、
きっちり踊りました。
踊りのおさらい会にお付き合いさせていただいた、という感じですが、
名優富十郎氏のDNAが、やがて花開くことを願いつつ拝見しました。

続いて、本日のメイン、玉三郎丈の“傾城”。
昨年末の、白拍子花子の群舞(?)でも、ひと際キラキラしていた玉さまのオーラは、
お一人の舞台でも存分に散りばめられ、ようやっとお正月らしい雰囲気が歌舞伎座の舞台に漂いました。
後ろのお席の紳士がぽつり、“やっぱり、これを見ないとお正月じゃないね”と。
同感同感。
しっかり目のお正月をさせてもらいました。

三幕目は、松浦の太鼓。
染五郎丈や愛之助丈の壮年組が頑張って、お芝居を組み立てていました。
〆る役目は、変わらずお元気な左団次丈でした。

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今年一年、また、どんなお芝居に出会えるでしょうか。
出来れば、観たことのないお芝居を沢山見たいと思うのは、毎年のことではあります。
でも、たとえ、何べんもみたお芝居であったとしても、
新しい発見や改めて気づくことなどにいろいろ出会えたなら、
それはそれで、また楽しい観劇になるはずと、今からワクワクしています。





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by oomimi_usako | 2017-01-30 22:13 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(8)

十二月大歌舞伎 第三部

今月の歌舞伎座は、三部制。
夜の観劇は、帰りが寒いのでこの時期はなるべく避けたいところですが、迷わず最終の第三部を取りました。
ひと幕目も二幕目も、両方とも舞踊ではありますが、玉さまがご出演あそばされるからです。
綺麗な玉さまを、久し振りにじっくり拝見してまいりました。


ひと幕目、二人椀久。
玉さまはもちろん、松山太夫。
玉さま贔屓としては、どうしてもそちらに目が行きます。
すでに、何度も見ているこの舞踊ですが、最後に姿を消すところ、今回はスッポンに下りて行きましたけれど、照明効果で舞台上スクリーンの後ろに消える演出のものも確か有って、私はそれが良いなあと思っています。
それは、片岡仁左衛門丈との共演で、お二人のバランスも良くて、これぞ“花形歌舞伎”と言ってよいものでした。
今回椀屋久兵衛は、勘九郎丈。

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二幕目は、京鹿子娘五人道成寺。
白拍子花子さんお一人だって、華やかで綺麗な舞踊劇ですのに、今回は、綺麗な花子さんが五人も同時に見られます。
が、やはり玉さま八割で楽しみました。
他は、勘九郎丈、七之助丈、梅枝丈、児太郎丈。
気のせいか、お衣装のお色が、玉さまだけ少し薄目になっていたような?

お若い方々は、その姿だけでも可愛らしくて良いですね。
やがて、玉さまのように、佇むだけでもご見物方を魅了する女形になってゆかれるのが楽しみな、花子さんたちです。

数年前から、玉さまの道成寺がかかるたびに、
「これが最後の花子さんになるかもしれない」
と、思いつつ観に行って、しっかりそのお姿を目に焼き付けることにしています。
踊りの切れや、美しさにご自身が納得できなくなったとき、きっと玉さまはすっぱり舞台を去られるだろうと思うから。
今回、お若い方々を従えての舞台は、貫禄を超えて、凄みさえ感じられる玉さまの花子なのでした。
それにしても、綺麗な姿が揃って踊る様子はとても華やかで、この一年の観劇の締め括りに、ぴったりでした。

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今年も、残りあと二時間ほどとなりました。
12月は、ブログに書きたいこともたくさんありましたがなかなかパソコンに向かえず。
でも、せめて12月の歌舞伎観劇のことはなんとか今年中にと思い、お恥ずかしながら、この駆け込みUPです。
更新が終わったら、このあとは、元日の朝のテーブルのセッティングに取り掛かろうと思います。
クロスをテーブルに掛けてピンとのばし、
折敷と、乾杯の日本酒用の江戸切子のグラスをセットして。
お祝い箸は、手作りのお箸袋に入れておきます。

みなさまも、良いお年をお迎えください。
今年も、拙ブログをご覧くださいましてありがとうございました。


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by oomimi_usako | 2016-12-31 21:51 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback

国立劇場開場50周年記念、平成28年12月の歌舞伎公演は、三か月かけて上演された通し狂言の最終月でした。
仮名手本忠臣蔵の八段目から十二段目まで。

それを、せっかくなので、ちょうど討ち入りの日(旧暦だとちょっとずれますが)に当たる12月14日に観に行きました。
劇場では、討ち入り当日の観劇記念のお品をいただきました。

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さて、まず八段目、道行旅路の嫁入。
幕開けは一面の松林。
チョンで、後ろに富士山が姿を現して、加古川本蔵夫人戸無瀬と娘の小浪による母娘の道行が始まります。
松の廊下事件の前に、小浪は、大星由良之助の息子である力弥との結婚が決まっていました。
父の加古川本蔵は、塩冶判官と同様に高師直からいわゆるパワハラを受けていた桃井若狭之助の家老でしたが、賄賂を届けて、主人へのそれをうまく回避してしまいます。
で、高師直は塩冶判官を余計に打擲することになりました。
さらに加古川本蔵は、松の廊下で師直に切りかかった塩冶判官を、後ろから抱き留めて制止してしまったのです。
そのため、お取つぶしになった赤穂藩からは、白い目で見られるようになってしまっていました。
それを知ってはいるものの、力弥の人柄を見込んでいた加古川家では、浪人している大星家の息子だって、なんとかお嫁入りさせたいと、この道行になるのです。

味がある魁春丈の戸無瀬と、もうちょっと嫋やかな雰囲気が欲しい児太郎丈。
でも、母(といっても後添えなので義理の仲)と娘の、婚礼を前にした浮き立つ雰囲気が、この先の悲劇を知っている私たちの眼には、とても儚げに映りました。

九段目、山科閑居の場。
山科にある大星家に、ようやく到着した母娘ですが、由良之助夫人に、縁談はなかったことにしてと言われてしまいます。
結局、心配で二人の後を付いてきた加古川本蔵が、自ら力弥に討たれる形で死ぬことで、娘は嫁ぐことが許されます。

由良之助は、先月の吉右衛門丈から梅玉丈へ。
夫人役は、メンバー的にちょっと珍しい笑也さん。
錦之助丈の力弥は、端正な雰囲気が御曹司らしくて素敵。
祝言をしてもらえることになった瞬間の、面々の様子は、静かな感動を誘います。
また、加古川本蔵が、瀕死の時“忠義ゆえに命は捨てないが、子のためになら命は捨てる”と言い放つところに、忠義の討ち入りばかりが際立つこのドラマの中に、もっとも人間らしい別な形のドラマを観ることが出来ると思いました。

この段の幕開けにある、普段は省略されがちな「雪転し」という場面が、今回、上演されています。
花道を、大きな雪まろげ(雪だるまの胴体部分)が、祇園帰りの由良之助とともに賑やかに通過していくのです。
それは、そのあと雪太鼓の音と共に静かにやってくる母娘の様子を、対比によって強調させる効果を感じます。

十段目、天川屋義平内の場。
これが、今回初めて見る段です。
いつも省略されてしまっていますが、今回は、完全上演なので、“真面目”に上演されました。
由良之助の依頼で、赤穂浪士に武器を調達提供した、堺の商人のものがたり。
本当に信頼できるか否かを、赤穂浪士たちにテストされ、無事合格しただけでなく、親子の縁も顧みない忠義心に浪士ら感動します。
義平役は歌六丈。
この方の朗々としたお声は昔から変わらずで、「天川屋義平は男でござる」という名セリフが、心地よく耳に残りました。
自分も武士なら、討ち入りに加わりたいくらいだと残念がる義平に、それならと由良之助があることを提案。
討ち入りの際の志士同士の合言葉を、義平の屋号の「天(あま)」「川(かわ)」とすれば、貴方も参加したことになるでしょうと、したのです。
それで、「あま」といえば「かわ」と答える。
これって、大事な段でしょう??
省いている場合じゃありませんよねえ。


十一段目、高家討ち入りの場。
あちらこちらで、ちゃんちゃんバラバラ。
結局、高師直は捕らえられ、首が討たれて、赤穂浪士らの本懐は遂げられます。
死んだ早野勘平の分も含めて48人として焼香をする柴部屋焼香の場面は、原作の財布の焼香をアレンジしたものだそうです。
花水橋を引き上げていく場面は、全員雁木の揃いの装束。
フォーティエイト揃うと、壮観に見えるのは、江戸時代から変わらないのかもしれない…などと、
余計なことを考えてしまいましたが、綺麗に例えるなら、宝塚のレビューのフィナーレのようで圧巻でした。

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やはり仮名手本忠臣蔵は、物語自体が面白いと思います。
竹田出雲と三好松洛と並木千柳の脚本家の力量が素晴らしいのです。
だから、役者がどうのこうのというのではなくて、脚本に忠実に物語りを追うことで、その面白さを存分に楽しめるというわけ。
役者は、その流れの興を削がないだけの演じ方をすれば、最低限…というよりもむしろ、思う存分観る側を楽しませることが出来るわけなんですね。
だからね、ブツブツ切って上演してばかりでは、あ・か・ん!のです。

最近、歌舞伎座は頼りにならないからね。
大変だとは思いますが、これからも頼みますよ、国立劇場さん。


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by oomimi_usako | 2016-12-29 15:35 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback

江戸城を挟んで東西対決

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11月は、歌舞伎座と国立劇場の双方で歌舞伎を観劇しました。

まず歌舞伎座は、吉例顔見世大歌舞伎。

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八代目中村芝翫とご子息三名の、一家揃ってという襲名披露公演となりましたので、口上のある夜の部を拝見しました。
歌舞伎の世界の次代を担う若者が、素直に育って順当に襲名される姿を観ると、とても安心します。
ただ、口上の他の演目が、ちょっと寂しいと感じたのは、私だけでしょうか。
お祝い出演の幹部の方々のお顔も、なんだか物足りなくて、あれれ?という感じ。
襲名直前に発覚した“ホンのオテツキ”が影響しているわけではないはずですが、
手放しの華やかさに彩られるはずの襲名興行が、なにかちょっとお地味な印象でした。

もう一つ観劇した国立劇場の方は、開場50周年記念興行と銘打って、10、11、12月の三か月をかけて、仮名手本忠臣蔵の完全通し上演中。
コストパフォーマンス重視の歌舞伎座では、最近上演されることのほとんどない段までも、しっかり上演しています。

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その上、役者が勢ぞろい。
みなさんこちらにおいでになったのですね。
個人的には、今見られる最高の仮名手本忠臣蔵なのではないかと思い、嬉しさに、観ていて笑みが浮かんでしまいました。
このお芝居、各段ごとに、流れる空気の温度や重さが違います。
通し上演だからといって、一人の役者さんにひとつのお役を当て続けることをせず、段によって配役を変えることで、
かえってお話の展開を、より分かり易くする効果があったのではないかと思いました。

というわけで、江戸城(?!)を挟んで、東の歌舞伎座と西の国立劇場。
行司はusakoで、軍配は勝手に西!に上げさせていただきます。

大好きな歌舞伎。
見始めるときりがないので、ひと月一回!と決めているのですが、来月もその禁を破り、再び東西対決と相成ります。
12月の歌舞伎座は、なんたって玉三郎さまがご出演。
一方国立劇場も、普段見られない段あり、討ち入りありのクライマックス。
さて、どうする、行司usako!

国立劇場のロビーも、歌舞伎座とはまた雰囲気が異なり、とても綺麗です。
シャンデリアも、

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日本らしいカーペットも、
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お気に入りです。









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by oomimi_usako | 2016-11-28 19:01 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(4)

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秀山というのは、初代中村吉右衛門の俳名です。
亡くなったのは、昭和29年なので、もちろん私は舞台を拝見したことがありませんが、
是非見てみたかったと思う役者さんのうちのひとりです。
当たり役も多く、歌舞伎界に残した功績は、役者・指導者・制作者…様々な面で、数多く今に伝わります。
秀山祭は、2006年9月に生誕120年を記念して、行われたのが初めです。
以来毎年9月、現吉右衛門さんはじめ、ゆかりあるお家の役者さん方が、見ごたえあるお芝居で長月の舞台見物を楽しませてくれています。

現在の中村吉右衛門さんは、母方の祖父であったこの初代の養子になり、二代目となりました。
なので、お兄さんである松本幸四郎さんとは、名字が違うわけですね。
ちなみに、初代中村吉右衛門の弟にあたるのが、先代中村勘三郎さん。
今の中村勘九郎さんのお父様ではなくて、おじいちゃまのほうです。
歌舞伎界は、養子縁組などが盛んにおこなわれていますので、あっちもこっちも親戚みたいなものです。

さて、その秀山祭、今年は、夜の部を選びました。
久し振りに、“妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)”の“吉野川(山の段)”が見られるのと、
これまた久し振りに玉三郎さまの綺麗なお姿がたくさん見られるという理由での選択です。

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まずひと幕目は、いきなり2時間がかりで“吉野川”。
近松半二や三好松洛らの合作の“妹背山婦女庭訓”という五段十二場の人形浄瑠璃の大作は、すぐ歌舞伎でも上演されるようになりました。

舞台中央に吉野川を作り、瀧車という昔からのやり方で、水が流れているように見せる舞台装置を配置します。
川は流れて客席に注ぎますので、客席は吉野川。
お客様は、さながら川面の泡ぶくという感じでしょうか。(私は二階桟敷より川面を見下ろしておりました)
川をはさんで、上手が紀伊国、下手が大和国という設定ゆえ、花道も上手下手両方に設置して、舞台も客席もひっくるめて
大きな空間でお芝居が進行します。

菊之助丈のお姫様姿の可愛いこと。
すっとするような美しさです。
彼女の恋のお相手が、染五郎丈で、これまたススーッとするような美しい若殿さまぶり。
腰元役の梅枝、萬太郎丈もかわゆらしくて、みていて楽しくなってしまいます。
14年ぶりの大判事役の吉右衛門丈、初代松本白鸚すなわち実父の型で今回は演じられたそうです。
そして、玉さまは、美しさに母の強さが加わって、鬼気迫るお姿も拝見出来ました。
こういうお役でも、魅力を存分に発揮されていることが、年齢の重なりを感じさせ、とても印象に残りました。

本花道、仮花道にそれぞれ立っての、吉右衛門丈、玉三郎さまの掛け合いは、仲の悪いお家同士のいがみ合い。
でも、やがて解きほどかれて変化していくところが、二人の大役者の腕の見せ所なのです。
舞台に渡ってからは、吉右衛門丈扮する、息子を切腹させなければならない父と、
玉三郎さま扮する娘の首を切らねばならない母のそれぞれの気持ちを、吉野川をはさんで交互に見せていきますが、
私としては、後者母娘のやり取りの方に、より心に訴えるものがありました。
お芝居の中では、息子と娘はどこまでも儚げで、また父と母はどこまでも厳しく、しかし心優しくなければなりません。
今回は、今ならではの役者を揃えて、今だからこその見ごたえのある、幕になったと思いました。

いま、この時、このお芝居を観られて良かったとおもうことは、なかなか多くはないのですが、
良いものを見せて貰ったと思えるひと幕でした。

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ふた幕目は、らくだ、というお芝居。
実は、こちらも先月見た新作芝居同様に、落語から歌舞伎に脚本化されたお芝居です。
昭和三年三月本郷座初演で、ベースは三代目柳家小さんの「らくだ」。
ちなみに、作者岡鬼太郎氏は、洋画家岡鹿之助氏のお父さまです。
松緑丈は、世話物をするのには姿は良いのですが、台詞の抑揚のつけ方にちょっと癖があって、聞きづらいのがいつも気になります。
歌六さん、お役の雰囲気が珍しい感じで、面白かった。
だんだん酔っぱらっていく染五郎丈がウマイ!
先月の新作よりもより、ドタバタして面白くさせるという感じなので、笑て笑っておしまいになります。
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三幕目は、元禄花見踊。
これは、玉三郎さまを中心に、若手勢ぞろいの舞踊です。
元禄時代のお花見の様子を、もうただただ綺麗に華やかに表した、まるで宝塚レビューのようなひと幕でした。
私は、若手の皆様のお顔暗記(?)にその時間を費やしてしまい、肝心の玉さまの踊りに五割ほどしか集中できなかったのが、
少々残念でありました。

今回も、長文、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました!



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by oomimi_usako | 2016-09-06 22:24 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(0)

納涼歌舞伎をご一緒に。

はじめに・・・

歌舞伎座デビューをなさりたいかた、
今月はお勧めですよ~。

以下は、お馴染み、usakoの歌舞伎観劇記録。
毎度長文、平にご容赦。


毎夏、八月の歌舞伎座は、夏休み仕様です。
若手が活躍出来たり、新しいことを試みたりする場を設ける、
という興行側の目的と、
一回あたりの上演時間を短く、観劇料も若干下げて、お芝居を見易くする、
というご見物側のメリットを、提供する目的。

そこで、日頃は、平日一人でゆっくり見物する私も、
ひさしぶりに殿を誘って、一緒に観劇に出掛けました。
数年に一度くらいしか、歌舞伎を観ない殿は、
新装なった歌舞伎座が初めて。
ならば、まずは、見学から。

歌舞伎座五階の屋上庭園は、緑もすっかり育ち、
銀座のオアシスとなりました。
夕方の東からの風が、気持ちよく渡っていきます。
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こちらは、黙阿弥邸にあった灯篭です。
折しもこのあと、黙阿弥の作品を観ることになりました。
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歌舞伎座前から見ると、屋根の後ろにそびえる歌舞伎座ビルも、
五階から見上げると、こんな感じです。
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四階へは、まるで南禅寺の大屋根のようなお屋根を見ながら
“五右衛門階段”を降りていきます。
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右手に、幕見の席待ちの方の列をみながら、反対側に進むと、
往年の名優のパネルを、説明書きと共にみることができます。
併設の博物館は、残念ながら時間外でした。
こちらは、三部制という認識はお持ちでないようです。

さて、お待ちかねのお芝居。
ひと幕目は、舞踊劇の“土蜘(つちぐも)”です。
“土蜘蛛”という謡曲を元に、河竹黙阿弥が五代目菊五郎のために
書いたもので、尾上家のお家の芸“新古演劇十種”のうちの一つに
加えられているものです。

今回は、音羽屋さんではなく、成駒屋さんの橋之助丈ご一家が、
襲名前の名前での勢揃い。
そこに、いまをときめく中堅若手がご参加です。
立ち回りは、幾重にも束にした白い蜘蛛の糸が、
サアッと何度も投げられるので、エキサイティング。
この演出、実は、明治初期の初演の時からすでに行われているのものです。

橋之助丈の安定感抜群。

市川團子くん、しっかりきっちりお勤め。先が楽しみ。

宗生くんと、宣生君は、お声がまだ安定していないようですが、
それもまた、若さなのでしょうね。

でも一番頑張ったのは、ちいちゃな波野哲之(のりゆき)くんかもね。
自分が何かをすることで、お客様が喜ぶということを、
こうして意識の下に記憶していくのでしょうか。
それも舞台人として大切な幼児教育かと、思いましたが、
同時にまた、おとうさまや、おじいちゃまにそっくりの姿やお声の
役者さん方をみていると、DNAのなせる業の見事さに、
静かな感動を覚えるのでした。
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ふた幕目は、新作”廓噺山名屋浦里(さとのうわさやまなやうらざと)”。
とても面白い新作もののお芝居でした。
笑福亭鶴瓶氏が、2015年に新作落語として口演したものを、
勘九郎丈がみて、歌舞伎化を思いつき、今回の上演となったそうです。
もともと鶴瓶さんは、某TV局の楽屋で、タモリさんから聞いた話をもとに、
この落語を作ったらしく、完全に現代の人々の創作。
でも、歌舞伎の定石をしっかり捉えた筋立ては、江戸期の作品の復活上演、
と言っても違和感がないほど、しっくり歌舞伎の舞台に馴染んでいました。
筋も分かり易く、心温まる内容です。

勘九郎丈、メディアを通じて察するご本人のお人柄が、
そのまま投影されたようなお芝居は、自然体で、観る者も心地よくなります。

七之助丈、綺麗なお姿は、見ごたえあり。お声も良く通り、また、
途中で台詞がガラリと変わる(ネタバレになるので詳細はナイショ)ところから、
ますますご見物を引き込み見事です。

扇雀丈、この中ではかなりお年上のほうになりますが、
落ち着いたご様子が、一座も、舞台も、引き締めてらして良かった。

弥十郎丈、亀蔵丈は、このお役なら、あなたでしょう!という嵌り方。

そして、鶴瓶さんのご子息駿河太郎さんは、歌舞伎の舞台に、
ちょっと違った風を吹き込むお芝居。程よいスパイスになっていました。

また、今回とても見応えのあったのは、
舞台の装置や転換方法、照明の使い方です。
華やかな廓がせり上がってきたり、
廻り舞台で建物の広さを演出してみたり。
歌舞伎座の舞台機構を、存分に生かして利用しているのが斬新で、
この考え方で、一律になってしまういつもの演目が少しお化粧直し出来ると、
また歌舞伎の新たな一面が、見えてくるのではないかと思いました。
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usako補足>
帰り道々、殿のご感想を拝聴。
・橋之助さん、誰かわからないほどの変わりようにびっくりした。
・蜘蛛の糸の片づけ方に、コツがあることがわかった。
・お話が分かり易くて、面白かった。
・駿河太郎さんを、ライブで(?)観られて良かったし、良い役者さんだと
 思った。
・舞台装置が、見ごたえがあって良かった(私の感想と同じ部分)。
・歌舞伎座自体、綺麗に変わっていて、良いと思った。
 レッドカーペットならぬ、レッドエスカレーターに驚いた。
だそうです。
その上、歌舞伎とは全く違う分野の、殿の良く知るある方が御観劇で、
偶然お目にかかってお話出来たことを、観劇以上に喜んでいました。


さて、9月は秀山祭。
私は玉三郎さまのご出演なさる夜の部を、
観劇いたします。
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by oomimi_usako | 2016-08-13 16:10 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(4)