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日々のあれこれと、美味しいものの記憶。


by oomimi_usako
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沢の翠


ー深山の渓谷から湧き出る沢の水が 樹々の下を音もなく流れゆく…ー
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そんな詩情を意匠した…ということだとか。
これは、両口屋是清の“沢の翠”という錦玉羹。
お茶の時間に頂きました。
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沢を渡る風の音まで聞こえてきそうなお菓子。
葉月も終わりに近づきましたが、まだまだ残る暑さが厳しい日々。
こんなお菓子が嬉しいお茶の時間です。
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by oomimi_usako | 2016-08-27 14:54 | あまいもの | Trackback | Comments(6)
お馴染み、おウチ居酒屋ウサコ庵。
この夜は、島根は松江の、米田酒造の御酒を楽しみました。
看板ブランドは“豊の秋”ですが、こちらはカタカナで“トヨノアキ アカ”と、
名付けられています。
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出雲杜氏の上濱氏が、試行錯誤なさって作り上げた純米酒。
酒米には、精米歩合65%の島根県産五百万石を使っています。
木槽搾りのあらばしり(=最初に絞り出てくる御酒)を、そのまま瓶詰にした、
度数17度の生原酒のうすにごりです。
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この赤い袋は、紫外線を99%カットする遮光性のあるもので、
光による御酒の劣化を防ぐためのもの。
(袋が空いたら、再利用しましょ!・・・えっ?まさか??)
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大事に守られて、我が家の食卓に上ったトヨノアキアカは、
注いだ杯から、馥郁とした香りが漂い、
お口に含めば、軽い発泡を感じながら、爽やかな日本酒の香りが鼻腔に抜けていきます。
そして、喉を通ったそのあとには、口中に残るすっきりとした旨みが、これまた爽やか。
暑かった日中を、忘れることのできる爽快な美味しい御酒でした。
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合わせた御肴は、やはり爽やかさを意識したものを。
水茄子のりんご酢漬けや、
自家製なめたけをたっぷり乗せた湯葉豆腐。
万願寺唐辛子は、半切にして焼いて、お味噌をつけていただきました。
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そして、大皿にたっぷり盛った、お造り。
真鯛とわかしですが、いずれも柵で入手して、大ぶりに切って盛り付けました。
“もっと薄く!”と、昔、日本料理の先生に、何を切っても良く注意されていましたが、
この厚切り癖は、親譲り。
まったく 直す 直る気配はありません。
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                             ‐
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by oomimi_usako | 2016-08-20 18:09 | おうちのお食事 | Trackback | Comments(4)

納涼歌舞伎をご一緒に。

はじめに・・・

歌舞伎座デビューをなさりたいかた、
今月はお勧めですよ~。

以下は、お馴染み、usakoの歌舞伎観劇記録。
毎度長文、平にご容赦。


毎夏、八月の歌舞伎座は、夏休み仕様です。
若手が活躍出来たり、新しいことを試みたりする場を設ける、
という興行側の目的と、
一回あたりの上演時間を短く、観劇料も若干下げて、お芝居を見易くする、
というご見物側のメリットを、提供する目的。

そこで、日頃は、平日一人でゆっくり見物する私も、
ひさしぶりに殿を誘って、一緒に観劇に出掛けました。
数年に一度くらいしか、歌舞伎を観ない殿は、
新装なった歌舞伎座が初めて。
ならば、まずは、見学から。

歌舞伎座五階の屋上庭園は、緑もすっかり育ち、
銀座のオアシスとなりました。
夕方の東からの風が、気持ちよく渡っていきます。
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こちらは、黙阿弥邸にあった灯篭です。
折しもこのあと、黙阿弥の作品を観ることになりました。
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歌舞伎座前から見ると、屋根の後ろにそびえる歌舞伎座ビルも、
五階から見上げると、こんな感じです。
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四階へは、まるで南禅寺の大屋根のようなお屋根を見ながら
“五右衛門階段”を降りていきます。
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右手に、幕見の席待ちの方の列をみながら、反対側に進むと、
往年の名優のパネルを、説明書きと共にみることができます。
併設の博物館は、残念ながら時間外でした。
こちらは、三部制という認識はお持ちでないようです。

さて、お待ちかねのお芝居。
ひと幕目は、舞踊劇の“土蜘(つちぐも)”です。
“土蜘蛛”という謡曲を元に、河竹黙阿弥が五代目菊五郎のために
書いたもので、尾上家のお家の芸“新古演劇十種”のうちの一つに
加えられているものです。

今回は、音羽屋さんではなく、成駒屋さんの橋之助丈ご一家が、
襲名前の名前での勢揃い。
そこに、いまをときめく中堅若手がご参加です。
立ち回りは、幾重にも束にした白い蜘蛛の糸が、
サアッと何度も投げられるので、エキサイティング。
この演出、実は、明治初期の初演の時からすでに行われているのものです。

橋之助丈の安定感抜群。

市川團子くん、しっかりきっちりお勤め。先が楽しみ。

宗生くんと、宣生君は、お声がまだ安定していないようですが、
それもまた、若さなのでしょうね。

でも一番頑張ったのは、ちいちゃな波野哲之(のりゆき)くんかもね。
自分が何かをすることで、お客様が喜ぶということを、
こうして意識の下に記憶していくのでしょうか。
それも舞台人として大切な幼児教育かと、思いましたが、
同時にまた、おとうさまや、おじいちゃまにそっくりの姿やお声の
役者さん方をみていると、DNAのなせる業の見事さに、
静かな感動を覚えるのでした。
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ふた幕目は、新作”廓噺山名屋浦里(さとのうわさやまなやうらざと)”。
とても面白い新作もののお芝居でした。
笑福亭鶴瓶氏が、2015年に新作落語として口演したものを、
勘九郎丈がみて、歌舞伎化を思いつき、今回の上演となったそうです。
もともと鶴瓶さんは、某TV局の楽屋で、タモリさんから聞いた話をもとに、
この落語を作ったらしく、完全に現代の人々の創作。
でも、歌舞伎の定石をしっかり捉えた筋立ては、江戸期の作品の復活上演、
と言っても違和感がないほど、しっくり歌舞伎の舞台に馴染んでいました。
筋も分かり易く、心温まる内容です。

勘九郎丈、メディアを通じて察するご本人のお人柄が、
そのまま投影されたようなお芝居は、自然体で、観る者も心地よくなります。

七之助丈、綺麗なお姿は、見ごたえあり。お声も良く通り、また、
途中で台詞がガラリと変わる(ネタバレになるので詳細はナイショ)ところから、
ますますご見物を引き込み見事です。

扇雀丈、この中ではかなりお年上のほうになりますが、
落ち着いたご様子が、一座も、舞台も、引き締めてらして良かった。

弥十郎丈、亀蔵丈は、このお役なら、あなたでしょう!という嵌り方。

そして、鶴瓶さんのご子息駿河太郎さんは、歌舞伎の舞台に、
ちょっと違った風を吹き込むお芝居。程よいスパイスになっていました。

また、今回とても見応えのあったのは、
舞台の装置や転換方法、照明の使い方です。
華やかな廓がせり上がってきたり、
廻り舞台で建物の広さを演出してみたり。
歌舞伎座の舞台機構を、存分に生かして利用しているのが斬新で、
この考え方で、一律になってしまういつもの演目が少しお化粧直し出来ると、
また歌舞伎の新たな一面が、見えてくるのではないかと思いました。
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usako補足>
帰り道々、殿のご感想を拝聴。
・橋之助さん、誰かわからないほどの変わりようにびっくりした。
・蜘蛛の糸の片づけ方に、コツがあることがわかった。
・お話が分かり易くて、面白かった。
・駿河太郎さんを、ライブで(?)観られて良かったし、良い役者さんだと
 思った。
・舞台装置が、見ごたえがあって良かった(私の感想と同じ部分)。
・歌舞伎座自体、綺麗に変わっていて、良いと思った。
 レッドカーペットならぬ、レッドエスカレーターに驚いた。
だそうです。
その上、歌舞伎とは全く違う分野の、殿の良く知るある方が御観劇で、
偶然お目にかかってお話出来たことを、観劇以上に喜んでいました。


さて、9月は秀山祭。
私は玉三郎さまのご出演なさる夜の部を、
観劇いたします。
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by oomimi_usako | 2016-08-13 16:10 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(4)
残念ながらこちらのティールームは閉店となりました。
お菓子は、伊勢丹のショップで手に入れることが出来ます。
(2017.1.30追記)

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いままで、新宿伊勢丹で買って帰るばかりだった白金堂のケーキ。
白金高輪本店のティールームにも、伺ってみたいと思っていました。
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先日、お菓子のデリバリーを頼まれましたので、
それではと、お品物をお渡しするのに託けて、
白金堂ティールームにて待ち合わせ。
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ティールームだけでいただけるカフェメニューもありましたが、
今回は、魅かれたケーキをいただきました。
ファニーな感じのうさぎの絵が、壁面に描かれたお店の中は明るい感じ。

お茶の時間と仕事の打ち合わせを兼ねて、おいでになっているような、
自由な感じのお仕事の方々で、
平日にもかかわらず、結構お席が埋まっていました。

次回は、カフェメニューをいただこうと思います。

usako補足>
デリバリーいたしましたのは、数種類の焼菓子。
こんな感じにまとめました。
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                          ‐
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by oomimi_usako | 2016-08-07 15:50 | あまいもの | Trackback | Comments(6)
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この綺麗なグリーンは、
軽井沢菜というお菜っ葉。
湯掻くと粘りが出るので、叩いて胡麻和えにしました。
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軽井沢から戻る時には、
あちらの食材をいろいろ仕入れてくるのも、恒例のお仕事。
保冷バッグと保冷材は必携です。
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酢味噌で頂く鯉のあらい。
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岩魚は塩焼きにしました。
ちょっと素っ気ない盛り付けになってしまいました。
笹の葉でも一枚あれば、もっと格好良く出来たのですが…。
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信州サーモンは柵で購入して、お造りに。
挟んでいただけるようにノンケミカルレモンの切ったものを添えました。
驚くほどお安く、山葵も手に入ったので、
調子に乗って一本丸ごとおろして添えました。
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これら信州の幸の美味しさは、
この御酒と一緒に味わえたからこそ。
川中島 幻舞 純米吟醸無濾過生原酒(川中島 酒千蔵野)。
こちらは、折しも軽井沢に行く少し前に、MsK.Aから頂戴した御酒です。
なんでも、日本酒好きのご主人さまが、選び抜いてくださったものだということで、
すぐにでもいただきたかったのですが、どうしても御肴を信州ものに合わせたくて、
このタイミングで封を切りました。
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酒米には美山錦を使っていて香りが高く、
それでいて、舌に旨みがしっかり利いて、川の幸との相性は抜群。
本当に美味しい御酒でした。
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〆は、御存知、usako好物峠の釜めし。
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往路の横川サービスエリアで、昨年のお釜を返却しましたが、
復路の横川サービスエリアで、今年の分を購入。
ということで、我が家の戸棚の奥に、
釜めしのお釜が無いのは、年に数日間だけです。

おまけだにゃん。
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またしても 化け 猫出現!?


Special thanks to Mr.and Mrs. K !!







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by oomimi_usako | 2016-08-05 18:19 | おうちのお食事 | Trackback | Comments(0)
今回、出掛けた群馬・長野方面。
いままさに、
「大河ドラマ“真田丸”に乗らぬもの無し」の様相を呈しています。
あっちこっちで、“六文銭模様”と“赤い色”が翻っているのには、
驚きました。

一緒に滞在したぴょんこちゃん夫婦も、
最終日は、上田を回って帰京。
ご感想はひと言、「暑かった!」。

大河ドラマフリークのわが殿は、
「放映中は、乗らない、行かない」
が、信条。
来年の私の軽井沢日記には、上田のお話もご披露出来るでしょうか。
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「面白そう!」
と、乗ったのはusako両親。
東急ハーベストクラブAvantのディナーでいただける
開業15周年記念特別和洋折衷“真田会席~sanada~”です。
私も、便乗。
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前菜は、お決まりの六文銭でスタート。
和洋の六種盛り合わせは、長野の幸を盛り込んでいます。
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福のお椀は、旨みの利いた紅白貝柱真丈。
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次はお造り。
伊勢の伊勢海老のお造り、たっぷり一尾分。
なんでも、紅い甲冑に見立てたのだとか。
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軽井沢のアメーラトマトのゼリーは、箸休め。
撮影をすっかり忘れて(いつものことですが)頂きかけで失礼いたします。
トマトの旨みをたっぷりきかせたジュレが美味。
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お肉料理は、信州牛フィレステーキ。
上にフォアグラを乗せているので、ロッシーニ風。
驚くほど柔らかい極上のフィレ肉でした。
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お食事は、鱧と茗荷の釜炊き御飯に、赤出汁。
岩間料理長自らお出ましになって、ご飯をサーヴしてくださいます。
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そして、締めくくりのデザートは、
パティシェ自ら取り分けてくださるワゴンサービス。
一番気に入ったのは、手前のキャラメルムースでした。
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真田丸には、乗ってしまいましたが、
体重計には、しばらく乗らないことにするつもりです。





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by oomimi_usako | 2016-08-03 15:35 | 旅とおでかけ | Trackback | Comments(6)
ゴルフ大会が流れても、予約済みの打ち上げ会は、滞りなく行われます。
旧軽ロータリーの川上庵にて。
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美味しいお蕎麦と、数々の銘酒に出会える川上庵は、
滞在中に“最低”一度は伺いたいお店です。
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予約時間の繰り上げも、快く応じてくださって、
まだ明るいうちから宴を始めました。
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御酒も、
御肴も、
いろいろ沢山いただきましたが、
もちろん〆は胡桃蕎麦。
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こちらでは、軽く〆たい方のために、
お蕎麦ハーフでもお願い出来るのも良いところです。
…私はハーフでお願いしたことはございませんけれど。

美味しい日本酒にも出会えたので、入手方法などお訪ねすると、
丁寧に教えてくださいました。
これについては、また後日。
我が家の食卓にてご披露いたしましょう。(=つまり、早速買ってきた)

沢山食べて、沢山呑んだら、すっかり身体も温まったので、
20度を切る夜のはじめの道も、
みんなでお散歩しながら帰りました。

途中のル・レガランで、デザート用のフレッシュケーキを買いました。
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今年のデザートは、こんな感じ。
左手前は、ロールケーキ。
新作ですって。
何十年も変わらない味わいの、老舗洋菓子店ル・レガランのケーキも、
滞在中に一度は頂きたいお味です。
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by oomimi_usako | 2016-08-01 17:05 | おうちのお食事 | Trackback