2006年3月21日 土佐ぶろぐ 最終回

四日目。
最終の(といっても一日3往復しかない)JAL便を取ってこの日も有効に使うことにしました。
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朝少しゆっくり気味に、宿泊していた城西館を後にして、この日は古い町並みが残ると言う安芸へ。
ゆっくりしすぎて、せっかく乗る予定にしていたごめんなはり線に乗り遅れて一本あと(=一時間後)のものに、乗ることに。せっかく一日一本のデッキ付き車輌の電車に乗れるはずだったのに残念でした。このごめんなはり線は地方にしてはめずらしく高架になっているので、海の眺めの他にも陸(おか)の景色も楽しめます。すると…あれ?ミニ高知城がたくさんある??
この地域の家々は、濃いグレーの立派な瓦屋根が多く、さらに驚いたことに少なく見ても2~3割は、屋根の上にシャチホコが対で載っているのです。マイホームはお城だとも言うけれど、ねえ…。

この日訪ねたところは>>>
◎はりまや橋
高知市中心部にあり、超有名なわりには“あっ、そう”と言う感じの観光名所。初日から土電やバスの車窓からは見ていたけれど一応最後に行っておいた。
◎安芸城址
戦国時代まで安芸氏が城を構え、その後長宗我部氏、そして土佐藩家老五藤氏(大河ドラマでいうと武田鉄也さんの役。ちなみに今はまだ25歳位という設定のはずなのだが…)がここに居を構えた。
現在も五藤家子孫の方が住んでおられる。ちなみに五藤家はプラネタリウムの投影機と関係の深いお家柄。
◎安芸市歴史民族資料館
安芸というのは本当に小さい町ながら、岩崎弥太郎、黒岩涙香、弘田龍太郎(童謡作曲家)などを輩出している。そういった人々に関する資料の他、五藤家に伝わる“山内一豊の頬に刺さった矢”のほか、たくさんの歴史的史料を見ることが出来た。
◎土居廓中と武家屋敷
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安芸城の周囲に武家屋敷が立ち並んでいたその当時からのお屋敷が、40軒程ほぼそのままの風情で残っている。竹の生け垣が真っ直ぐに続く道を歩いていると、今タイムスリップしても気がつかないかもしれない…なんていう気分になる。
◎野良時計
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地主だった畠中源馬が独学で時計の作り方を習得し、部品も全て手作りして明治20年(1887)に作り上げた時計台。農作業する村人達に時刻を知らせていたと言うもので、今でも動くらしいのだが巻上げをオサボリしているらしく、ヘンな時間で止まっていた。
高知龍馬空港
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日本初そして唯一の人名のついた空港である。小さい空港のわりにはお土産ショップなども充実している。




この日食べたものは>>>
◎土佐ジロー
高知の地鶏。親子丼で味わってみたが、きっとちゃんとしたお料理でいただけば“うん、美味しい”と言えるのでしょう。
◎帽子パン f0039281_15415156.jpg
高知のパン屋さんならどこに行っても置いている、ブリムの付いた帽子の形をした“帽子パン”。面白いので買ってみた。お味はブークレーみたいで美味しい。


◎焼き茄子アイス

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安芸名物だとか。写真の上の方は黒糖味で、下が焼き茄子。焼き芋の皮に近いところの味に似ている。





◎うみのバニラ

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貝をかたどったモナカの中に、バニラアイス。室戸の海洋深層水を使っていて本当にほのかな塩味がするのだが、おいしー!

この日飲んだ日本酒は>>>
土佐鶴
東京でも飲めるし…と言って滞在中はいただいてみなかったのだが、たまたま空港での待ち時間があったので土佐料理司空港店でいただいた。日本酒らしい日本酒と言う感じで、一緒に頼んだサバの三色寿司やイトヨリのお寿司とも良くあった。

この日の備忘録>>>
高知東部、室戸岬にかけては古民家が多いが、どの家もしっかりした作りの“屋敷”風。いわゆる牧歌的な農村風景にありがちな藁葺き屋根などはあまり見かけなかった。たぶん台風を意識しているから。
壁は、土佐漆喰と呼ばれるものを使っている。普通の漆喰はノリを混ぜるそうだが、ここでは消石灰に発酵させた藁スサ(ネズサと言う)を混ぜて雨に強くしているそうだ。更に、水切り瓦というものが壁についている。雨水や汚れを防ぐ為のひさしで、外壁を長持ちさせる役目を果たすらしい。
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旅行中、移動途中には居眠り禁物!目をぱっちり見開いて、周囲をしっかり観察しませう。

…そしてまとめ!
高知って豊かな所だと思いました。
海と陸と山の営み、美味しい海の幸山の幸、そしてはるか昔から今に至っても触れることの出来る状態で残る歴史、偉業を成し遂げた多くの出身者たち…。
自慢出来る価値があるものがたくさんあって羨ましいと感じました。
たぶん、食に豊かでかつ育つ過程で見る景色のスケールが大きいほど、どーんと立派な人間が育つんですよね。
でも昔に比べて今の高知は豊かな恵みを100%活用していないようでもったいない!
是非ともご自慢のものを上手に宣伝して、たくさんの人に高知を見てもらえるようにして欲しいなあと思うのです。(大河ドラマに便乗してもいいからね)
そうそう公共交通機関は絶対見直して欲しいなあ…。
また今度は、是非高知県西部を旅してみたいと思います。たぶん雰囲気は違うと思うのですよ。楽しみがまた一つ増えました。
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# by oomimi_usako | 2006-03-21 23:33 | 旅とおでかけ


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