この日のお茶の時間にいただいたのは、叶匠寿庵のこし餡の、あも。 それを、百人一首の絵札の描かれた歌留多の最中で挟んで。 あもだけで頂くのも、求肥がとろりとして美味ですが、 こちらの最中で挟んでいただくと、サクサクととろりが程よく混ざり合って、 極上の甘さと食感を楽しめるようになる、と感じます。 お好みの絵札を選んで、各々自分で挟んでいただきました。 お味は・・・みんな同じですが。 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ 文屋康秀 古今集 白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬき留めぬ 玉ぞ散りける 文屋朝康 後撰集 今回のこちらのお菓子は、先月有りました義父の十七回忌の折に、御供えに、と頂戴したものです。 年月を経っても、亡義父にお心を掛けていただけることを感謝しつつ。 #
by oomimi_usako
| 2024-02-21 22:00
| あまいもの
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春が近づくこの時季になると、 毎年必ず拙ブログに登場する御常連さんが、 今年もやってきてくれました。 鹿児島は屋久島ご出身。 鮮やかお日様色に、南から渡る大風に耐えた跡がチャーミングな、 たんかんです。 甘くて、ジューシーな美味しいお味を、 毎朝楽しみに頂いています。 今年は、何を間違えたか、3kg箱を注文してしまいました。 我が家はこれではまったく足りませんので、 慌ててもうひと箱5kg入りを、追加注文いたしました。 近しいみなさまにお裾分けしながらその箱が空っぽになる頃、 折しも、ちょうど日本橋室町のデパート催事があるはずで、 そちらで、さらに5kgを注文して、私のたんかん狂騒曲はフィナーレを迎えます。 ・・・どれだけ好きなのかしら~?! #
by oomimi_usako
| 2024-02-19 20:00
| あまいもの
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早春の花便りがあちらこちらから聞こえてくるようになりました。 でも、おウチのお庭は、未だ春を待ち続けています。 こちら木瓜です。 まだまだ蕾が固くて、ここから先が長そうな気配。 勢いよく咲き出したのは、白梅と、 それからスノードロップも、楚々とした佇まいで花を咲かせています。 水仙も、まだ蕾。 今にも咲きそうな沈丁花はその後、 ‟もうひと声!”のところまで来ています。 #
by oomimi_usako
| 2024-02-17 22:10
| 草花
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