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名残りの桜を、お皿のうえに。

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お家の回りのソメイヨシノは、
すっかり散ってしまいました。

花に代わって、ためらうように芽吹いていた若葉が、
もう、わがもの顔で、風に翻っています。

散った桜を惜しむように、
とらやさんのさくらの最中で、お茶時間。

桜色をした、七宝焼きのお菓子皿に載せて、
それからお茶器も、桜の透かし模様のものを。
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美味しく頂いたそのあとは、
お皿も、お茶器も、
また来年の桜の季節まで、お片付けしておきましょう。

とらやさんの桜の最中も…?
いえいえ、こちらは、通年いただきますっ。



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by oomimi_usako | 2016-04-13 16:19 | あまいもの | Trackback | Comments(12)

名古屋 餅文総本店の季節限定 春ういろ

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ういろう、と聞くと、どうしても
“拙者、親方と申すは・・・”から始まる外郎売の、
団十郎さんのあの特徴のあるお声が、耳に響いてまいります。

早口言葉も含めて延々長い外郎売の口上は、
一時私も覚えましたが、今となっては記憶もさっぱり曖昧で、
お仕舞いの“ういろうは、いらっしゃりませぬか。”まで、
いつになったら到達するかわからない始末です。

そんな外郎売のセリフをトツンカツンブツブツ、
思い出しながら、お茶を煎れて用意した、この日のおやつ。

1659年創業、名古屋外良元祖と言われる餅文総本店の、季節限定春ういろ。
お土産に頂戴いたしました。
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見た目も可愛らしい茶巾絞り。
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桜色のほうは、刻んだ桜葉ともち米がアクセントになる桜餅ういろ。
もう一つは、蓬生の風味に小豆を敷いた草餅ういろ。
切り分ける手間もないので、とても便利で、
美味しいお茶と一緒に、春の香りを賞味しました。
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待ち遠しい桜の季節を想いながら、
お菓子皿は、桜模様。
そして、お茶碗も、
桜の花びらの透かし模様です。
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by oomimi_usako | 2016-03-09 14:29 | あまいもの | Trackback | Comments(4)

松江 菓子老舗 桂月堂の名菓出雲三昧

茶聖、とも称される江戸時代の松江藩主松平治郷(はるさと)は、
当時も、そして今の世に至っても、不昧公(ふまいこう)として、
その名を広く知られています。

松江には、お茶の文化が根付き、今でもお茶事に親しむ方々が多いのだとか。
併せてお茶席菓子も、当時不昧公が好まれたものを、老舗が今に伝えているのは、素晴らしいことだと思います。
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こちらは、老舗の一つ、桂月堂の出雲三昧(いずもざんまい)というお菓子。
“老松が濠にうつって静かなたたずまいを残す城下町、松江。
 出雲の夕景に映える湖畔の町、松江。
 人の情に残る不昧公の茶の心。
 この三つの風物詩を 味に表現”(同梱のしおりより)
なさったとのこと。
不昧公の時代よりあとに創られたようですが、
意匠には、不昧公のおこころが宿るようにみえます。
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ほろほろとやわらかな落雁と、
軽やかなもっちり食感の求肥。
そして、その間を取り持つ小豆の羊羹は、甘さと厚みが絶妙です。
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併せて頂くお茶は、出雲の茶三代一(ちゃさんだい)の白折(しらおり)です。
この鮮やかな彩りと、旨みの強いお味は、お茶席菓子と良い相性。

ゆっくりお茶を煎れて、
お菓子の姿をじっくり眺めながらいただく午後のお茶の時間は、
至福の時でありました。

usako補足>落雁らぶ。求肥らぶ。ひと箱抱えて頂きたいところですが、
そこはやっぱり松江のお菓子。お品よく、お茶の時間一回につき一つと決めて、
楽しみました。・・・ホントよ!



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by oomimi_usako | 2015-11-09 18:08 | あまいもの | Trackback | Comments(4)

金澤 福うさぎの可愛いおまんじゅう

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今日のお茶の時間のお伴は、
金沢にある和菓子屋さん“金澤”の可愛いお饅頭、“銘菓福うさぎ”。
ふっくら白いうさぎさんのお腹には、
加賀伝統野菜である五郎島金時というお芋さんの、
ほっこり美味しい餡が、たっぷり詰まっていました。
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秋のお菓子教室最終日にお越しくださった生徒さん方が、
近々金沢旅行にお出かけになるそうで、
計画の様子をいろいろ話してくださいました。
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それによると、
新幹線は、最速で到着する列車は指定が取れず、
宿泊先は、苦労なさってなんとか抑えられたという状況だそうですし、
美味しそうなお寿司屋さんも、予約の電話が通じず、結局諦めて他を当たられたとか。
北陸新幹線効果は、まだまだ、まだまだ続いているようです。

…この調子では、混雑嫌いな我が家の北陸新幹線の旅は、
まだまだ、まだまだ先になるもよう。



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by oomimi_usako | 2015-11-03 22:06 | あまいもの | Trackback | Comments(2)

銀座空也五代目さん監修のもなか

もなかで有名な、銀座の老舗和菓子屋さん空也。
きっちり詰め込まれたあのもなかのことは、
ふとした瞬間に思い出すと、(何やら急に食べたくなってくるから不思議です。あの時も・・・)
予約するのが当たり前と、御遣い物として重宝されていますが、
いまもそうなのでしょうか。

こちらは、恋しくなったらいつでもいただくことができます、銀座和光の食品売り場で。(定休日にはご注意ください)
空也の五代目、山口彦之氏が監修なさった和光特製のもなかです。
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端正に並んだお箱の中に、もなかの皮と餡がそれそれに入っていて、
自分で組み立てて頂く形になっています。
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和光の和の字が入った、手焼きのもなか皮は、パリッとして香ばしく、
お品の良い甘さの小豆餡との相性ぴったり。
サクッではなく、シャクッ…という歯ごたえに続き、
程よい柔らかさの餡の甘さが、じんわり伝わり、
ああ美味しい、と思わずつぶやいてしまうのです。
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そして、この美味しさは、皮と餡が別包であるからこそ。

①空也五代目さんのもなかだわ!と喜ぶ。
②箱を開ける。
➂小さい箱を開ける。
④もなかを出す。
⑤餡を絞る。
⑥もなかの蓋をする。
⑦食べる。
…と美味しいもののためならば、自らの手間暇を惜しまない、
という方には向きますが、

①空也のもなかだわ!と喜ぶ。
②箱を開ける。
➂摘まむ。
④食べる。
…という従来のfast感を重視する方には、
ちょっと向きませんので、あしからず。



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by oomimi_usako | 2015-10-28 17:19 | あまいもの | Trackback | Comments(4)

2015年9月6日 蜂の家の和三盆と、たねやのお菓子で、今日のおやつ。

午後になって、また、雨がパラパラ降ってきました。
お外の用事は午前中に済ませて、午後はおうちで出来るお仕事を。
そうそう、
お茶の時間にいただくたねやの和菓子を、
冷蔵庫に移して冷やしておきましょう。
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おやつの時間。
少し濃い目にお煎茶を煎れました。
ますは、冷やしておいたのは、たねや寒天
棒状の容器の封をあけて取っ手を引くと、
1センチ角の寒天がコロコロと転がり出てきますので、
それにとろりとした餡を掛けていただきます。
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蜂の家の和三盆は、お月見和三盆
筒の中に、可愛いうさぎさんと、お月さま、そして…
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小さな小さなお供え団子が収まっていました。
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この先しばらくまた、雨模様のお天気が続く予報。
秋の始まり、9月の高い空を、早く見られますように。


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by oomimi_usako | 2015-09-06 22:15 | あまいもの | Trackback | Comments(2)

季節を映すお菓子

先日、あじさい餅という名の、季節の可愛らしい和菓子を頂きましたが、
あじさいを模った、また別の和菓子を、
休日のお茶の時間にいただきました。
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涼やかな色が、キラキラと艶やかで、
こちらもまた、見ただけで、
“ああ、紫陽花ね”とわかります。
中は白あん。

また別の日、お茶の時間にいただいたのはこちら。
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桜の青葉のかげに、隠れているのは吉野葛のおまんじゅう。
こちらは、葛桜です。
姿も、そして、お味もまた涼しげでした。
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usakoのおまけ>優雅な風貌にもかかわらず、そのもちもち度から、
頂く際に少し奮闘が必要なのが、葛桜の生地です。
御菓子用のお楊枝一本で苦戦していた殿。
“フォークちょうだい。”と。そして・・・
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二刀流(?)で、優雅に味わっておりました。
お作法としては、どうなのかはわかりませんが、
綺麗に頂ければ、これはこれでよろしいのではないかと思うのでした。

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by oomimi_usako | 2015-07-14 22:24 | あまいもの | Trackback | Comments(10)

鶴屋吉信 あじさい餅

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まあるいお餅に、可愛いお花が飾られて。
ただ、それだけなのに。

小さい花型が毬のように集まる、
あの紫陽花のお花にみえるのは、なぜかしら。
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静かに絶え間なく降り落ちる、
雨のしずくが光っているようにみえるのは、なぜかしら。

和菓子は、ほんとうに、
季節を映す小さい芸術のようですね。


usako補足>周りに塗されている白い小さい結晶状のもの。
こういう和菓子や、みすず飴など、見た目のきれいさだけでなく、
くっつき防止のためにも良く使用されています。
オブラートパウダーといいます。



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by oomimi_usako | 2015-06-30 22:08 | あまいもの | Trackback | Comments(8)

塩釜 菓匠榮太楼 なまどら焼

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“美味しい生どら焼が手に入りますよ、お試しあれ!”
と、先日お友だちからメールが届きました。
なんでもそれは、宮城県塩釜市の老舗和菓子屋榮太楼が作っている生どら焼で、
こちら方面では、イベントスペースを巡回するようにして出店なさっているとか。
私の通勤途中にも出店があるということを、友人が知らせてくれたので、
早速買いにいきました。
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種類がいろいろあったので、取りあえず、四つでひと箱になったセットを購入。
殿と半分ッコしながら、四種類全部いただいてみました。
ごま味、チョコ味、ラムレーズン味、そしてサワークリーム味。
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軽い口どけながら、しっかりしたお味のクリームに、
各お味が重ねられています。
自然な甘みと、旨みもあって、とても美味しい生どら焼です。
そのうえ、どら焼きの焼き色が絶妙。
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生地の焼き上げ具合と、サンドされたクリームの柔らかさもぴったりで、
よくよく研究されて仕上がられたものなのだなあと、
とても感心しながらいただきました。

あなたの町にめぐってきたら、是非お試しになることをお勧めします。
(オンラインショッピングもできるようですが、それではちょっと
つまらないですからね。)
そうそう、私が一番好きなフレーバーは、ラムレーズン味でした。


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by oomimi_usako | 2015-05-03 22:09 | あまいもの | Trackback

荻窪 高橋の酒まんじゅう

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以前、“お茶会”と称して、時々集まっては、
お茶を飲みながらおしゃべりしていた、かつてのご近所のお友達。
現在は、それぞれ少しだけ距離のあるところに住んでいます。

お正月に、街でバッタリお目にかかり、
また会いましょうということになり、
おひとかたのお家に集って、久し振りのお茶会を開催しました。
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その折、今は荻窪にお住まいの方が、みんなへのお土産にくださったのが、
こちら、高橋の酒まんじゅうです。

手作り感いっぱいのこちらの酒まんじゅう。
生地から立ち上る香りも、
品のよい餡も、
もうひとつ、あともうひとつ…と、頂くのに強力な自制心が必要なほど。
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地元では、絶大な人気を誇るお店らしく、
確実に手に入れるためには、予約しておかないといけないそうです。
年配のご夫婦お二人が、
何から何まで手作りでやっていらっしゃると伺いました。
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当然のことながら、すっかり美味しく頂いてしまいました。
でも、あの方や、この方にも、お勧めしたいお味ですし、
何より、出来立てのホクホクをその場で頬張ってもみたいもの。
久し振りに、荻窪散策でもしがてら、
買い求めに行ってみましょうか。


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by oomimi_usako | 2015-02-09 18:27 | あまいもの | Trackback | Comments(4)


日々のあれこれと、美味しいものの記憶。


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