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日々のあれこれと、美味しいものの記憶。


by oomimi_usako
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今年は、白鷗丈の三十三回忌にあたるそうです。
最晩年を拝見しましたが、舞台にご登場されるだけで、重厚さを漂わせることのできる方でした。
今月は夜の部を観劇。
いつものように、長い長い観劇記録です、平にご容赦。

一幕目は、鶴屋南北作の御存鈴ヶ森。

おうむ石のひとつ、
“待てと、おとどめなされしは、拙者がことでござるかな”
という、幡隋長兵衛と白井権八との掛け合いにあるフレーズは、
日本人ならどなたでも、きっとどこかでお耳にされている有名なものです。
これは、初代桜田治助の作である、幡隋長兵衛精進俎板(ばんずいちょうべえしょうじんまないた)のうちの鈴ヶ森の場面の台詞です。

今回は、四世鶴屋南北作の浮世柄比翼稲妻(うきよづかひよくのいなずま)というお芝居の中にある、同じ鈴ヶ森での長兵衛と権八の出会う場面を、ひと幕だけ上演。

同じ場面が、違うお芝居に出てくるというのは、歌舞伎では時々あって、
微妙な違いが面白かったりいたしまして…。
先にご紹介したおうむ石は、幡随長兵衛精進俎板のほうで、
今回は、ちょっと違っていて、
“待てとおとどめなされしは、手前がことでござるよな”…と、こうなっています。

松緑丈と菊之助丈、お若い方が見せ場をしっかり見せてくれましたねぇ~と感心しましたが、
このお二人、すでに若手ではなく、中堅なんですね。
こんなところでも、歳月の流れの早さを感じたひと幕でした。
松緑丈は、もう少しセリフの切れが良いと、もっと気持ちよく見られそうです。
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二幕目は、勧進帳。

もう今回で、何度目の観劇になりますやら。
でもこの配役では、初めての拝見となります。
弁慶は、市川染五郎丈。
義経が、中村吉右衛門丈。
そして富樫が、松本幸四郎丈。
ちょっと面白いですよね、弁慶と義経が逆なんじゃないかと思うようでしたが、
たまにはこのような思いがけないなさり方も、楽しみが増すのではと思っていました。

何度見ても、楽しめるポイントがいくつもある勧進帳。
今回は、染五郎弁慶のハリのある良く通るお声(聞けば聞くほどお父様叔父様とよく似ているのですが)が良く、
また、幸四郎富樫とのさすが父子ならではのハーモニーにも感心し、
そして、いくら折檻されてもビクともしなさそうな力強い吉右衛門義経の姿に、
“こういう形で主従関係を感じさせるのもありかもしれない”などと妙な納得の仕方をしながら、
幕引きの見事な飛び六法を眺めたのでした。

今月の勧進帳は、おすすめです。
それはどなたもお感じになったようで、
珍しく、染五郎弁慶が揚幕に飛び入ってから10秒位、客席からの拍手が続き、
このままアンコールになったらどうしましょう?と、ドキドキしてしまいました。
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三幕目は、義経千本桜から、すし屋の一幕。
こちらもまた、今までいったい何度見たのかと思うほどですが、
見れば必ず、柿の葉寿司が食べたくなる…そういうお芝居です。

中村時蔵丈、尾上菊五郎丈、市川左団次丈、松本幸四郎丈…と、
大御所がずらり勢ぞろいして、安心して見て居られるひと幕でした。
権太の告白の場面が、ちょっと間延びしたように思いましたが、
なぜそう感じたかが、いまのところわかりません。
もう一回見るとわかるかしら?

お芝居は総じて良かったのですが、実は、ご覧のお客様方も、面白かった!
すし桶に、お金や人の首が次々と隠されていくところでは、
“あ~っ”とか“おぉっ”とか小さなお声があちらこちらから漏れ聞こえます。
割とポピュラーなこの仕掛けを知っている人は多いので、
いちいち驚く人も少なかったはずの場面ですが、
きっとこの日は、はじめてのお客様が多かったのかもしれません。
それだけ、歌舞伎をご覧になる方々が増えてきたということかもしれず、
良きこと良きこと…と、ひとり嬉しくなりました。
願わくは…
“すし屋”の段が、すし桶取り違えの喜劇だと、思わないでねっ!


歌舞伎話は、ついつい長くなってしまいます。
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by oomimi_usako | 2014-11-16 21:41 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(2)
歌舞伎座に行ったときには、
おウチのお茶の時間にいただけるようなお土産ものを、
必ず買って帰ります。
以前は、人形焼一辺倒でしたが、
新生歌舞伎座になってからは、目新しいお菓子も増えたので、
幕間のお散歩中に、物色しては楽しんでいます。
先月はマカロン。
美味しくて可愛かったのですが、写真撮り忘れました。
また次回購入してお目に掛けます。
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今月見つけたのは、黒糖ドーナツ棒の歌舞伎座限定仕様のもの。
幕間の、自分のおつまみ用として購入しました。
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早速頂いてみたら、
しっとり柔らか、黒糖の甘みが美味しかったので、
もう一度売店に出掛けて、今度は大箱でまとめ買い。
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こちらのお菓子、熊本の郷土菓子“げたんは”に似ていて、製造も熊本です。
定式幕のお柄と熊本のイメージカラー(?)黒のパッケージも、
なんだかよく似合って、頗る歌舞伎座らしく感じます。

しばらく、マイブームになりそうなので
もし、歌舞伎座で箱買いしている人をお見かけになりましたら、
それは、私かも(!?)しれません。




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by oomimi_usako | 2014-08-27 09:52 | あまいもの | Trackback | Comments(4)
八月の歌舞伎座は、恒例の三部制。
いつもは、午前11時からの昼の部、午後四時過ぎからの夜の部の、二部ですが、
この月だけは、午前11時からの第一部、午後3時からの第二部、
そして午後6時15分からの第三部となっています。
会社勤めの頃は、わざわざ会社を休んで見に出掛けるのが常でしたが、
八月の第三部なら、お仕事が終わってからでも大丈夫でしたので、
社内の歌舞伎好きみんな一緒に、観劇に来て楽しんでいました。
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今月は、そんな楽しい思い出のある納涼歌舞伎第三部を、観劇しました。
一幕目は、勢獅子。
酷暑の中、歌舞伎座に涼を求めてやってきたお客様を迎えるのに相応しい、
華やかな常磐津の舞踊です。
言うなれば、歌舞伎役者のレビューみたいなもの。

坂東三津五郎丈、お元気なお姿が拝見できました。
さすが踊りの名手。
肩の力の抜けた、粋な舞いに、あっという間にお外の暑さを忘れました。
若手の役者さんたちも多くご出演。
舞台の中央で、次々と踊りが披露されている間中、
後ろに控える鳶や芸者の皆さんがそれを眺める表情が、
とても柔らかくて、良いお顔が並んでいました。
中村勘九郎丈と、坂東巳之助丈の獅子舞も見事でした。
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第二幕は、怪談乳房榎。
真夏の夜に、歌舞伎らしい怪談で、そそっと涼しくなりました。
もともと落語の三遊亭円朝の口演を元にした歌舞伎芝居。
外題の前のことわり書きに、
“訪米歌舞伎凱旋記念 
三世実川延若より直伝されたる
十八世中村勘三郎から習い覚えし”
とあります。
亡中村勘三郎丈が、これを上演されているのはみましたが、
それを実川延若丈から習っておいでになったというのは、
初めて知りました。
三世実川延若丈は、好きな役者さんのうちの一人でした。
少ししゃくれた感じの顎がチャームポイント(?)でいらして、
お役の守備範囲も広く、舞台を引き締める力を持った方でした。
石川五右衛門(楼門五三桐)などなさったお姿なんて、好きでしたねえ。
この方も、亡くなられてだいぶ時が経ちました。

勘九郎丈の四役早変わり(菱川、正助、三太、円朝)も見事。
変に観客に媚びることなく、“上手い”お芝居で、客席との距離をグングン縮めていきます。
というより、私たち観客が、舞台にグッと引き寄せられて言ったというほうが正しいですね。
ニューヨークローズシアターでの公演をそのまま持って帰ってきたので、
花道、幕前の掛け合いは、英語。
外国人のご見物さんたちが、特に大受けされていました。

最後の幕には、本当の涼が待っています。
大量のお水を使った大滝の演出。
一階席花道内側の、前から三列目までのご見物には、ビニールシートが配られます。
私は二階東の桟敷でしたが、マイナスイオンたっぷりの涼しい風が滝から届き、
なんだか軽井沢の白糸の滝を思い出しました。

芸はしっかり受け継がれていました。
中村勘九郎丈、極上々吉です。

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by oomimi_usako | 2014-08-23 15:12 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(4)
今月は昼の部を観劇しました。
夜の天守物語の玉三郎さまにも惹かれましたが、
前回見た記憶がまだ新しかったし、
先日の高師直でなかなか良いなあと思った海老蔵丈の、
団七を見てみようと思ったための選択です。
一か八かの賭けでもありましたが。
日経新聞の劇評では、海老蔵丈の団七が不調と書かれていたので、
少々心配しながらの観劇となりました。

一幕目は、正札附根元草摺
市川右近丈は相変わらず口跡よく、
笑三郎丈も踊りのメリハリが効いて、決めるところでピタッと決まるのが気持ちよく、
汗を拭き拭き出掛けた暑さが、いっきに涼やかになる最初の幕でした。
…紅白梅が飾られる季節のお芝居なのは、ちょっとしたご愛嬌ですが。

二幕目は、夏祭浪花鑑。
お芝居にかけて、古市庵の“浪花寿司”をお弁当に持参しました。
こういうことは、自分だけのひそかな楽しみ。
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このお芝居は、並木千柳と三好松洛合作の江戸世話物。
先代勘三郎さん(七之助さんのおじいちゃまのこと)、団十郎さん…と、今は亡き方々のものも見てきて、
それぞれの役者さん方の個性溢れる仕上がりに、何度も出会ったお芝居です。
特定の幕を上演することが多いのですが、今回は鯛茶屋から屋根上まで。
やはりいつも言うように、細切れでの上演よりもわかりやすくなるのが良いところだと思いました。
随所随所に見せる、大阪の夏の日差しをお扇子で遮る役者さんたちの仕草が、
今の時季にあっていて、趣がありました。

で、団七。
これではちょっと軽い感じです。
声のせいかなと思いました。
まるでオペラのように、歌うような高音の台詞回しがちょっとNG。
でも、セリフなく、お祭りの灯りの前での殺しの立ち回りの場面は美しくて、
それを拝見している分にはとても良いと思いました。
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三婦内の場面から登場するのが私のお目当ての玉三郎さまです。
姿が良いのは、相変わらず。
地味なお衣装にも緋色の煙草入れが粋な雰囲気を醸し出します。
良く通るお声が気持ちよく、その存在感がこのお芝居自体をキュッと〆ます。
同じく、若手を引率する先生のような存在が左団次丈。
この方がお出になっておられるから、この幕、持ちこたえているといっても過言ではありません。

中車(香川照之)丈は、三河屋義平次。
お芝居は大変うまいのですが、ここだけ歌舞伎じゃないなあと感じました。
こんなに写実的にやる必要はないと思います。

尾上右近丈、可愛いけれど、お声がキンキンしてもう少し頑張って欲しいなあと思いました。
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近年、夏祭浪花鑑は、いろいろな方が、様々な演出方法で舞台に載せておられます。
あっちでウケたから、ここはそれをマネしてみよう…というような中途半端な志向ではなく、
歌舞伎としてやるか、演劇性を強めるのか、どちらかで筋を通してほしいなあと思います。
そうでないと…
結局どっちつかずの仕上がりなってしまい、
私の見たのはなんだったのかしら?と思われる危険が生じてしまうのです、今回のように。

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by oomimi_usako | 2014-07-22 19:21 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(10)
今月の歌舞伎座は、松竹が歌舞伎座を経営し始めて百年になる記念と、
新開場して一年の記念だからということで、鳳凰祭と冠しての興行をしています。
まあいずれにせよこれは会社側のご都合ですから、
仰々しい題をつけてもつけなくても、とにかく良いお芝居を見られれば、
観客は嬉しいのですけれどね。

さて、一幕目はそういうわけで、お祝いの興行にはつきもので、いつもはお正月にかかることの多い寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)。
これは、お芝居がどうのこうのというよりも、いかに、華やかに悠々とメリハリ良く、見せ進めていくかが最大のポイントです。
中村橋之助丈と片岡孝太郎丈が、演じ方作り方で、人物の大きさに大きな違いがあるようにみせているのが良く出来ていて、よかったと思います。
ただ、橋之助さん、お声がちょっと不調?と思われたのは、気のせいでしょうか。
あとは、魁春丈の舞鶴のお衣装がすてきでした。
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二幕目は、身替座禅。
これは、手放しに笑って楽しめる狂言です。
お昼ごはん休憩のあとなので、眠気に襲われること無く最適。
旦那様は奥様に頭が上がらないのは世の常だということを、連綿と(?)語り継いでいる内容だからでしょうか、いつもこれがかかると客席は大喜びです。
特に、奥様役には、立役の中の立役・・・という感じの、厳つい役者さんが充てられるほど盛り上がります。
今回は、中村吉右衛門丈で、旦那様には、尾上菊五郎丈。
ご存じない方は、ぜひ一度ご覧ください。
千枝小枝の壱太郎さん右近さんも、とても可愛らしくて良い感じでした。

三幕目は、玩辞楼十二曲のうちのひとつ、“恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい)”のうちの“封印切(ふういんぎり)”。
もともとは、近松門左衛門作の“冥途の飛脚(めいどのひきゃく)”という浄瑠璃ですが、それを安永二年に歌舞伎用に改作したものです。
主人公忠兵衛は、上方和事の代表選手。
それゆえ当代では、坂田藤十郎丈がいちばんではないでしょうか・・・と申しましても、私個人的には、“な~んで鴈治郎さんが坂田藤十郎襲名するわけ~?”と、甚だ疑問に思ってからこのかた、藤十郎さんの出るものはしばらく見ておりませんでしたので、もしかすると藤十郎襲名以来、初めての拝見かと思われます。
扇雀さん時代から、上方和事がぴったりハマるこのかたの忠兵衛は、ぶつぶつ文句は申せども、見ておく価値のあるもの。
お口の中で玉を転がすような台詞回しをなさるところなどは、同じく上方といえば、、、の先代仁左衛門さんの口跡を思い起こすようで、哀しい物語の進行とは裏腹に気持ちよく拝見できました。
翫雀さん演じる丹波屋八右衛門、憎らしさが際立って素敵(?)。
でも実は、本当の筋立てから行けばこのお役は悪者ではなく、忠兵衛の方がワルなのですよ。
そうそう、藤十郎さん以上に片岡我當丈が、姿お声が先代仁左衛門さんそっくりになられましたね、血は争えません。

いずれにせよ、この幕は上々吉。
短い中でも、客席を、グーッと話に近づけていく力が、このお芝居には有ると思いました。
ちなみに、続き部分である“新口村”は、最近では国立小劇場のほうで拝見しています。

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おしまいは、待ってました!の“二人藤娘”。
チョンパと呼ばれる幕開けで舞台が明るくなると、美しいお二人が佇んでいます。
ひと言で感想をいうなら、“あー、いいもの見た!”という感じ。
お衣装も素敵ですし、髪飾りの藤の花房が、なぜか私は大好きなのです。
加えて長唄お囃子も良かったし、お綺麗な玉三郎さまを充分に堪能いたしました。

今回も、東の二階桟敷席を確保しての観劇。
この位置、とても見やすくて、最近のお気に入りです。

さて、来月は、坂東三津五郎丈の復帰の幕があります。
先輩でもありますので、お顔を拝見がてら、昼の部を見に行く予定です。



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by oomimi_usako | 2014-03-20 14:59 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(6)
二月の歌舞伎座は、観るのならもちろん昼の部。
文化七年(1810年)初演の四世鶴屋南北の作品で、歌舞伎座初お目見えの通し狂言“心謎解色糸(こころのなぞとけたいろいと)”がかかっています。
最後に国立劇場で上演されたのが、昭和48(1973)年6月なので、私も初めて観るお芝居です。
南北が得意とする込み入った筋立てと、大勢の登場人物を頭に叩き込みながら、舞台上のお話を追っていきます。
今回は、若手の方々も多数出演されているので、若手役者の名前とお顔の不勉強な私は、それも併せて学習いたしました。
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市川染五郎丈の鳶姿、よろし。
早変わりで全く違う人物を演じ分けるところが、観ていて楽しいところです。
それは、中村七之助丈も同じ。
尾上菊之助丈の小糸も、可愛らしくてハマっています。
“藁で結うても私は私。心を飾っているわいなあ”という小糸の啖呵から、佐七が飛び出してきて夜着(=お布団の変わりに寝る時掛けていた綿入りなどの厚手の着物)を小糸にかけるところなど、見ていてキュンとしてしまいます。こういうシチュエーション、素敵。
全幕を通して、胸がキュンとしたり、鼻がツンとしたり、ときめく色恋沙汰が並んで、そんなところも面白く拝見しました。

このお芝居、江戸歌舞伎の粋なエッセンスがぎっしり詰まっています。
小糸、お時、お房という生まれも育ちも立場も異なる三人の女性が、それぞれ発揮する思わぬ個性も面白く、また、その女性達と相対する男性陣、佐七、九郎兵衛、綱五郎も、三者三様でなおかつ、いずれ劣らぬ色男ぶり。
南北のそんな男女の描き方は、江戸時代の観客の心を、大いにくすぐったはずでしょう。
と、同時に、時を経ても変らぬ現代の人間の心をも、ざわつかせる何かが込められているように感じます。
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次に何が起こるかわからない筋の進行を楽しみながら、歌舞伎の演目を見る機会というのは、もうだいぶ少なくなりました。
けれどもこうして、江戸時代の人々を楽しませたのと同じお芝居を、私たちも新たに楽しむことの出来るチャンスがもっとたくさんあれば良いのに、と思うのです。

大詰めで、セリ下がり伝通院の場になるのも面白く、そこでの火消しと侍たちの立ち廻りは威勢の良さに気分もすっきりして終演となります。
“いやぁ、すっきりしたねぇ”
“どうでい、いっぺいひっかけて、けえろうか?”
“そりゃあいいや”
江戸の観客も、そんなことを言いながら木戸口を出たのではないかしら。
晴海通りにまだ残る、雪の上を吹く風は冷たかったけれど、
私のちょっと上気した頬には、たいそうすっきり感じる、心地よさでした。



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by oomimi_usako | 2014-02-19 18:48 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(4)
11月の歌舞伎座は、新開場柿葺落(←まだやってます)吉例顔見世大歌舞伎。
仮名手本忠臣蔵の“部分”通し狂言がかかっています。
昼の部は、大序・三段目・四段目・道行まで。
仮名手本忠臣蔵といえば、日本人なら知らない人は居ないはずのお芝居ですが、
10月の義経千本桜と同様、竹田出雲・三好松洛・並木千柳による合作で、
最初は寛延元年(1748年)に、人形浄瑠璃としてかけられ、その後歌舞伎狂言に取り入れられたものです。
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大序には、文楽としての名残があります。
まず、“大序”という呼び方。
これは、人形浄瑠璃における序幕のことです。
口上人形が出てきて、登場人物と役者の名前を呼び上げるのも、そう。
それが終わって格調高い鳴り物(=天王立ち)と共にゆるりゆるりと定式幕があくと、
舞台上の登場人物が、みな頭を垂れていまして(寝ているわけではありません)
義太夫で名前を唄われると頭を上げる演出も、
人形から人間となって演技を始める、ということをあらわしています。

この幕において高師直は、当初中村吉右衛門丈の予定でしたが、仁左衛門丈休演に伴う配役変更の結果、市川左団次丈にかわっています。顔世御前(塩冶判官の奥方)に言い寄ったり、若狭之助をいじめたり、憎憎しさ満点で良いですよ。

桃井若狭之助は、中村梅玉丈。この方は、ちょっと薄幸な貴公子的お役がお若い頃から良くお似合いで、今回もすっかりハマっておられます。

塩冶判官は、尾上菊五郎丈。私が思う判官のイメージは、なぜかお父さまである尾上梅幸丈の雰囲気。なんとなく最近お姿も似ていらした菊五郎丈の判官は、そんなわけで、しっくり馴染む良い味を出しておいででした。あと十年後位には、尾上菊之助丈の良い判官が見られることになるでしょうね、楽しみです!
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三段目は、御存知! 松の廊下の刃傷事件。
この場面では、高師直役者のお芝居が、憎憎しければ憎々しいほど、刃傷の場が盛り上がります。
高師直が、いろいろ上手く行かないことがあるその鬱憤を、なんだかいつもイイ人オーラを出している塩冶判官に対して徹底的にぶつけてしまいます。その結果、判官はプッツン切れてしまうわけですが、ついにプッツン!となってしまった瞬間に、見ている側としては、なぜだかいつも、とても哀しくなってしまうのです。

この段の最後には、裏門の場というのがあって、早野勘平と腰元お軽が駆け落ちすることになる発端を描く場面がありますが、今回上演はありません、通しだっていうのにぃ・・・。
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四段目は、塩冶判官切腹とお城明け渡しの場面。
前の幕で、磨きのかかった悪者振りを熱演された左団次丈が、一転して良い人役でご登場。
なんたって左団次丈ですから、180度の転換をきちんとこなしておいででしたが、
それにしても、そんなに人材不足でしょうか?
顔世御前の芝雀丈は、可愛らしくて、はかなくて、上々吉。
東蔵丈も原郷右衛門でご登場されていますが、先月より御足の様子が目立たずに、安心して拝見できました。
城明け渡しの場面では、吉右衛門丈背後のお城の御門がだんだん遠ざかるように舞台演出があり、その距離が大きくなるほど悲しみが増していくお姿は、みているこちらもしんみりしてきます。
なんだか同じような雰囲気を、どこかで拝見したと考えていたら、それは、“俊寛”の幕切れでした。あちらも、吉右衛門丈のなさるのが、とても私は好き。
総じて、やはり由良之助は今回、吉右衛門さんで良かったのじゃないかと、思いました。
こうして四段目まで見終わったら、俄然五、六、七段目・・・と、続けてみたくなってしまったのでした。

おしまいは、清元の“落人”とも呼ばれる浄瑠璃“道行旅路の花聟”。
満開の桜に鮮やかな黄色の菜の花畑のなかで、駆け落ち途中の勘平とお軽の美しい一幕は、後世つけられた、デザートのようなサービス幕。
哀しい四段目のあとを、綺麗な舞台でお口直ししています。

ということで、今回も楽しい観劇が出来ました。
12月は、配役を替えた仮名手本忠臣蔵。
違いを楽しみたいと思い、それもまた昼の部を見に行く予定です。

いつものように、長々とした観劇記録にお付き合い下さいまして、
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by oomimi_usako | 2013-11-07 16:44 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(6)
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今月は、義経千本桜(竹田出雲、三好松洛、並木千柳合作、延享四年十一月竹本座初演)が、昼夜通しでかかっています。
夜の部に行きましたので、四幕目からの観劇になりました。

義経千本桜は、みんなが知っている源平最後の攻防戦や、義経静御前の物語のように見せかけることによって、お話に取り付きやすさを醸し出している狂言です。
義経から、物語は始まり(但し、歌舞伎の序幕は本当の序幕ではありませんのでご注意!)、おしまいも、義経が奥州へと下っていく(これも実は上演されたためしがない)という組み立てになっています。

しかしながらその中身は、実は、義経主役の物語ではありません。
その周囲に存在する人々に、主役のスポットライトを次々とあてながら、
親子、夫婦、主従、それぞれのつながりの、強さと脆さの両方と、さらに、
動物の親子愛まで織り交ぜて、紡いでいくスケールの大きいものがたりです。

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四幕目、木の実・小金吾討死。
いがみの権太は片岡仁左衛門丈。
お怪我療養のため、このあと11月12月のお休みが予定されていますが、舞台の上では、それとは解らぬご活躍ぶり。いろいろな方の権太をみていますが、実は私は仁左衛門丈のなさるのが一番好きです。線の細さと手足の長さが、私の持つ権太のイメージとぴったり合うんですね。

それと、小金吾には中村梅枝丈。最近お若い世代の方々が(私がトキメイテいた世代のお子さま方)が、どんどん大事なお役につくようになってきました。梅枝というと、今の時蔵さんが思い浮かんでしまいますので、若手の役者さんのお顔と名前もお勉強しないといけませんわ。その梅枝丈、好演されてますが、やはりまだまだこれからで、セリフを言うのに一生懸命という感じ。観客の心をもっともっと惹き付けるようなお芝居が、これから出来るようになってゆかれるのを、見ていくことが楽しみです。

そうそう、片岡秀太郎丈の小せん、御年を召されてもなお艶っぽくて、とても可愛らしく素敵でいらっしゃいました。


五幕目 すし屋。
この幕の設えを見るたびに、むしょうにお寿司が食べたくなります。
それゆえ、お寿司の樽に、討った首が入っているという話の流れを知っていてもなお、
すし屋が舞台にかかる時の観劇弁当は、いつだってお寿司です♪
前半は、笑いが起こる場面が続き、後半は、いつも自己中な人が、突然とんでもなく世の為・人の為ということをしたばっかりに、却って悲劇が起こります。

中村時蔵丈の、弥助&維盛二役の演じ分けが良い感じ。時蔵さんの、目と眉の間の距離が、シュッと変わるのです。

引き続き片岡仁左衛門丈がおつとめの権太は、上方バージョンと江戸バージョンがあり、もちろん今回は上方バージョン。着物や所作、鉢巻の締め方にも違いがあります。
権太が、身代わりに差し出す妻と子と別れるところから、弥左衛門の刃を受けるところまで、息もつかせぬ展開は、先がわかっているにもかかわらず、何度見ても引き込まれるところです。

若葉の内侍(わかばのないし)の東蔵丈、だいぶ以前からですが、御足が悪くていらっしゃるようですけれど、それでも舞台で奮闘されていました。

大詰 川連(かわつら)法眼館
配役は、中堅以上で固められていて、見ていて安定感のある幕です。
この幕のみどころは、なんと言っても狐忠信のケレンと早変わり。
過去の名優たちが、それぞれさまざまな工夫を重ねてきたケレンは、音羽屋風のものと猿之助風のものとに集約されて、今に至っているようです。
私は、後者の方は見ないので、実際に比べてみたことはありませんけれど。
で、狐が忠信の姿を借りた経緯を語るところあたりまでが、飽かず楽しめるところです。

忠信でも狐でも、やっぱり見るなら尾上菊五郎丈。
今回も大奮闘で、役者は体力勝負だなあとつくづく思います。
御歳が御歳ゆえ見ているほうがハラハラしてしまうので、そろそろ菊之助丈になさっていただきたいなあなどと、思ったり。

それから、いつ見てもかわゆらしい静御前役の中村時蔵丈。いまより更にお歳を重ねられても、可愛い赤姫さまをずっと演じていただきたいものです。

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ということで・・・
新開場直後の、あれもこれもの玉手箱のような演目揃いも良いですが、
やはり通し狂言をじっくり見るのも楽しいもので、
久しぶりに、お芝居見物らしい見物が出来て嬉しい一夜でした。

11月12月は、仮名手本忠臣蔵の通し。
通しと言っていますが、あいだ抜けしていますので、本当の通しではありません。
一日かけて昼夜を通してみる暇と、体力と、我慢強さがなくなってきた最近の私には、
11月には、おひる~。
12月には、よる~。
と、緩慢に、ゆるゆる楽しめる構成ではありますが・・・。
せっかくそういうことができるなら、
年末になると、“どれだけ好きなの?と思う位、あっちでもこっちでも討ち入っている忠臣蔵”より、桜姫や、妹背山や、今月の千本桜なんぞを、“正しい通し狂言”で、是非掛けて欲しいもの、と思う今日この頃です。(だから12月は見ないかも)
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ついつい歌舞伎だと、長文になってしまうのですよね。
申し訳ございません。
でも、最後までお目を通してくださってありがとうございました。
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by oomimi_usako | 2013-10-23 17:36 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(6)
あついあついこの時期は、
眉間にしわよせて、一生懸命観る演目より、
なーんにも考えずに、ただただ楽しむばかりの演目を選びましょう・・・ということで。

八月納涼歌舞伎は、第三部を選びました。
北条秀司作の“江戸みやげ狐狸狐狸ばなし(こりこりばなし)”と、“棒しばり”。

どちらも、何度も観ている演目で、楽しいことは重々承知。
どこで、笑いを取りに(?)くるかというのもわかっているのですが、
でも、やっぱり笑ってしまいます。
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扇雀丈、橋之助丈、勘九郎&七之助ご兄弟、亀蔵丈。
三津五郎丈に、弥五郎丈も、皆さま、大奮闘。

物語は、一部お子さま不向きな内容もありますが、
どんでん返しに次ぐどんでん返しの、
まさに、“狐”と“狸”が化かしあいを続けるようなおはなし。
焼酎火の泳ぐ、ひゅ~どろどろ・・・の場面もあり、
納涼には、もってこいの演目なのでした。
棒しばりは、まいどお馴染み。
春夏秋冬いつでもどこでも(?)楽しめます。

しかし・・・
四月再開場の際の、あの狂ったようなチケット争奪戦と、大騒ぎの観劇は、
いったいどこへ行ったやら。
とおい夢か、まぼろしであったかのように、空席が目立ちます。
これは一体どういうことでしょうか。
流行にのせられた人々に翻弄されているようで、
新開場した綺麗な歌舞伎座が、今月は、ちょっぴりさびしそうに見えました。
歌舞伎座も・・・夏バテ??

usakoの昔話?>八月の歌舞伎座、以前は歌舞伎公演は夏休みだったことをご記憶の方はあるでしょうか?私も、記憶があやふやなのですが、かわりに松竹SKDとか、新派とかが公演していたような。宝塚よりちょっと大人っぽいSKDの華やかな舞台を夏休みに見た記憶が有るのです・・・

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どうもありがとうございます。
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by oomimi_usako | 2013-08-08 09:54 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(10)
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三月の開場式の頃よりも、
四月の公演の時よりも、
今月の場内は、ずっと落ち着きを取り戻していました。
以前と違うのは、お越しの方の殆どが、きちんと身を整えてお出ましであること。
まだ学校帰りに、セーラー服姿で観劇に出かけていた頃が、ちょうどこのようで、
ご年配の方々の素敵な装いを拝見出来るのも、
歌舞伎観劇のお楽しみの一つだったことを、ふと、思い出しました。

今回は、花道すぐ脇のお席での観劇。
花道を行き来する役者さん方の息遣いや、翻るお袖から届く風を、
間近く感じられる場所なので、とても好きなお席です。
出来たての花道から、ヒノキの良い香りがふんわりと立ち上っていて、
書割の鎌倉八幡宮の杜を見ながら、木挽町で森林浴をしたような気持ちになりました。
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さて、ここからは、御存知(?)usakoの観劇記録。
長文、平にご容赦ください。

舞台の方は、まず、一幕目が、梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)鶴岡八幡社頭の場。通称“石切梶原”とも呼ばれているお芝居です。
記念の興行ゆえ、役者さんはベテランが揃いました。
途中、“三浦大助(みうらのおおすけ)を頼って頼朝が逃げた”ということを知らせる書状が届く場面があるのですが、それを持ってきて帰るだけという奴役さえ、中村錦之助丈が御つとめです。
そうそう、実はこの三浦大助(舞台には全く登場しません)こそ、この石切梶原のお話の含まれた大元の作品の主人公です。
文耕堂によって書かれた享保15年竹本座初演の“三浦大助紅梅たづな”(たづなの漢字は、へん=革、つくり=勺でPC表記不可)は、2012年大河ドラマで取り上げられたあの源義朝から頼朝にかけての時代の、強くなる前の(?)源氏と関東の豪族方のあれこれをドラマ化したもの。
しかし現在は、その三段目“星合寺の場”だけが、場面を鶴岡八幡宮に変えて“梶原平三誉石切”として残っているだけなのです。
国立劇場での復活上演を、待ちたいと思っています。

舞台上では、中村芝雀丈の梢が、なんとも可愛らしい。
ピカイチの梢をなさった雀右衛門丈と仕草があれこれそっくりで、現代のファンだけでなく、往年のファンをも眦を下げられるようでしょう。

中村吉右衛門丈の梶原平三は、絶品。
爽やかで、華があって、そして口跡も流れる水のごとく。
二つ胴の試し切りの瞬間に、はらはら散り落ちる紅梅の花びらを受けての立ち姿など、
本当に絵になるお姿。
見ているものを良い気分にさせてくれる、そんなお芝居が楽しめました。

また、手水石を切ったあと、大向こうさんの聞かせどころ。
「剣も剣」
「切り手も切り手」
そして続けて・・・「役者も役者!」というお決まりの掛け声。
この日は、ちょっとワンテンポ遅れて小さくではありましたが、大向こうさんお疲れ様です。
これを聞いて、石切は満点になります。
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さて、二幕目は、京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)道行より鐘入りまで
坂東玉三郎さまと、尾上菊之助丈のお二人の舞い。
拝見するのは、これで何度目かになりますが、いつ拝見しても、ただただうっとりの夢の世界が楽しめます。

たっぷりと艶やかで、臈長けた玉三郎さまと、初々しく可愛らしい菊之助丈。
どちらも素敵ですが、印象の違いは、まず立ち姿にあります。
玉三郎さまはS字曲線で、菊之助丈はI字直線。
また、表情の変化が、玉三郎さまのほうが顕著です。
中でも、玉さまの“恋の手習い”は絶品。
お二人の御歳の差を考えれば、玉三郎さまのあの身のこなしは驚くべきものです。
はじめのうちは、おトト(魚)の目にならないと見られないわ~と心配をしましたが、
結局気付くと、玉さまを追っている・・・そんな観劇となりました、うふっ。

そうそう、
“聞いたか坊主”さんたちは、珍しく(?)お若い方が揃いました。
若くて、やる気があって(!)キビキビしているのがとても良かった。
やっぱり小坊主さんは、若くなくちゃね~。
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ということで、長い長い観劇記録にお付き合いくださいまして
ありがとうございました。

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どうもありがとうございます。

おまけ usakoのぼやき>
それにしても、新しい歌舞伎座の音響は、驚くほど良くなりました。
吉右衛門丈の良く通るお声も、更に朗々と響きます。
それと共に、ツケの音も聞こえすぎる位大きい・・・と申しますか、音に角があるのが、ちょっと気になります。
先月は、二階最前列上手よりだったので、耳に痛いのは場所のせいかと思ったのですが
今月一階でも同じようでした。
威勢が良いのは良いことですが、丸みのある大きな音がいいなあと思います。
お気になる方はおいでになるでしょうや・・・
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by oomimi_usako | 2013-05-23 15:16 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(6)