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日々のあれこれと、美味しいものの記憶。


by oomimi_usako
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今月は、昼の部に出掛けました。
三年ぶりの再演叶った、幸四郎丈の不知火検校を観たかったので。
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その前に、まず一幕目。
舞踊の松寿操り三番叟(まつのことぶきあやつりさんばそう)。
尾上松也くんが後見役で、あやつり人形の染五郎丈を糸で操り、
三番叟を躍らせます。
もちろん操り人形であるからには、糸を操られて動くように
踊らなくてはなりません。
後見とのタイミングの取り方も難しいはずですが、
気持ちよい程絶妙なコンビネーション。
途中、絡んだ糸を直す振りまであってそれがまた面白く、
あっという間のひと幕でした。
染五郎丈の人形振りは、まだうら若き美少年(?)の頃になさった“京人形”というお芝居が、とても印象に残っていますが、アクロバティックともいえるこの三番叟では、壮年期の染五郎丈の演技がとても印象に残りました。
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二幕目が、今回のメイン、不知火検校(しらぬいけんぎょう)。
このお芝居は、三年ぶりの上演。
もともとは、宇野信夫氏が昭和35年に十七代目中村勘三郎のために書き下ろしたものです。
親の間違い(殺人)の因果応報か、生まれた時から盲目の富之助という青年が、数々の悪事を働きながら、富と力を手に入れていくのですが、やがてその悪事が露見して、お縄にかかるという話。
暗転で降りてくる幕も、おどろおどろしい不知火が書かれているという怖い演出がしてあります。
人間の悪の心が、次々と舞台の上で展開していき、次から次へと良くこんな悪いことが考え出せるものだとあきれるほどです。

このお芝居は、歌舞伎のように見えますが、実は、歌舞伎というより現代劇に近いものではないかと感じました。
悪の華が咲くほどに展開する歌舞伎芝居が、鶴屋南北や河竹黙阿弥らによって書かれ、今日に至るまで観客を魅了してきました。
不思議なことに、それらのお芝居のエンディングには、
救いがあるように思います。
主人公に訪れる結末がたとえ最悪のものであったとしても、引かれていく幕に拍手をしながら、なにか清々しいものを感じられるのです。
ところが、この作品には、それがありません。
徹底的に打ちのめされた悪だけが残り、後味の悪いことこの上なく、“只今、20分の幕あいです…”という劇場内のアナウンスがいつも通りに流れても、なんだかスッキリしない、そういうお芝居なのでした。
まあ、それがこの作品の良さでもあるのですけれどね。

幸四郎丈さすがの迫力。
このお芝居では、若手の皆様が多数ご活躍でした。
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というわけで、三幕目は、思いっきり御口直し。
身替座禅で、面白おかしく締めくくります。
たぶん今の役者さんの中では、この組み合わせがいちばん面白いのではないかと思われる、仁左衛門丈の右京に、左団次丈の奥方玉の井。
気分もすっきり元に戻り、そして今月も足取り軽く、歌舞伎座をあとにしたのでした。

usakoのおやつ>今回も、お気に入りの席での観劇。
そして、幕間のおやつはこちら。
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以前にも箱買いしたときに、ご紹介したことがありますが、
熊本名物黒糖ドーナツ棒。
地元では有名なフジバンビ社製の、歌舞伎座限定仕様のドーナツ棒です。
第24回全国菓子大博覧会九州in熊本では、リッチモンドクラブ賞を、
また、第25回全国菓子大博覧会では、名誉総裁賞を、
それぞれ受賞したそうですが、納得のとても美味しいお菓子です。
軽食の売店にありますので、ご自身のおやつに、
あるいは、ちょっとした歌舞伎土産に、是非どうぞ。
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by oomimi_usako | 2016-04-22 22:28 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(0)
大学時代にお世話になったゼミの、毎年恒例となりました新年会。
今年は、初優勝のお祝いやら、
その他各自のお祝い(=御想像におまかせ)も兼ねての、
いつにもまして賑やかなお集まりになりました。
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教授ご夫妻のお変わりなくお元気なご様子や、
ゼミ同窓生の方々の、ご活躍の様子など伺いながら、
美味しい御酒とお料理を楽しみます。

御酒は、日本酒担当I・M嬢が、今年も絶品をセレクトしてくださいました。
山を制したことに因んで、その名も、
“大山(おおやま)”加藤嘉八郎酒造(山形鶴岡市)の一升瓶二本が鎮座しました。
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一つは、「封印酒」純米吟醸。
日本名門酒会加盟店限定酒で、よくこれが手に入ったと、
みんなで感心しながら頂戴します。
山田錦の磨き40%で、もっとも日本酒らしいお味。

もう一方が、初しぼり生酒。
山形県産酒米である、出羽の里、精米歩合65%。
飲みやすくフルーティな香りの優しい御酒です。
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天領であった鶴岡市大山は、鳥海山や羽黒山、月山、湯殿山といった出羽三山に囲まれて、
山の伏流水や最上川など、良い水に恵まれた米どころ。
土地の恵みを生かした酒造りは、江戸時代から始まって、
広島の西条、神戸の灘、とならんで、東北の灘とも言われていたそうです。

現在でも、蔵元の数は少なくなったものの、毎年二月第二土曜日には、
“大山新酒・酒蔵まつり”など開催されて、
少数先鋭の酒造りが続いている土地柄なのだとか。
訪ねてみたいところが、また一つ増えました。

ちなみに今回頂いたお酒の蔵元は、
熊本城主であった加藤清正公の流れを汲んでいるそうです。

江戸時代初期、幕府にとって邪魔な存在だった
外様大名加藤忠弘(清正嫡男)は、三代将軍家光の跡目騒動に
関わった罪で、鶴岡の酒井家にお預かりの身となりました。
その子女の中から、造り酒屋を営む者があらわれて、
今に至るのだということです。
(加藤嘉八郎酒造 パンフレットより抜粋)

さて、日本酒、ビール、ワイン、の並ぶテーブルには、
もちろん沢山ごちそうも並びました。
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初優勝お祝いに、大きな鯛のお頭が各自半個ずつ振る舞われ、
ローストビーフや、大きな角煮なども用意していただきました。
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綺麗な奉書包の茶巾寿司も、奥さまの丁寧なお仕事。
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そして、おそえもの各種は、拙作。
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ここのところ毎年、前年一年間のお料理レッスンにて、
ご好評だったお料理を作って、奥さまのお手伝いをさせていただいています。

今年も一年、みんな元気に過ごして、
来年もまた、同じように、
楽しく集えますようにと願っています。


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by oomimi_usako | 2015-01-19 15:41 | おそとでお食事 | Trackback | Comments(0)
歌舞伎座に行ったときには、
おウチのお茶の時間にいただけるようなお土産ものを、
必ず買って帰ります。
以前は、人形焼一辺倒でしたが、
新生歌舞伎座になってからは、目新しいお菓子も増えたので、
幕間のお散歩中に、物色しては楽しんでいます。
先月はマカロン。
美味しくて可愛かったのですが、写真撮り忘れました。
また次回購入してお目に掛けます。
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今月見つけたのは、黒糖ドーナツ棒の歌舞伎座限定仕様のもの。
幕間の、自分のおつまみ用として購入しました。
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早速頂いてみたら、
しっとり柔らか、黒糖の甘みが美味しかったので、
もう一度売店に出掛けて、今度は大箱でまとめ買い。
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こちらのお菓子、熊本の郷土菓子“げたんは”に似ていて、製造も熊本です。
定式幕のお柄と熊本のイメージカラー(?)黒のパッケージも、
なんだかよく似合って、頗る歌舞伎座らしく感じます。

しばらく、マイブームになりそうなので
もし、歌舞伎座で箱買いしている人をお見かけになりましたら、
それは、私かも(!?)しれません。




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by oomimi_usako | 2014-08-27 09:52 | あまいもの | Trackback | Comments(4)
御酒を美味しく頂くには、それと良く合うお肴が不可欠です。
この“良く合う”ということの定義は、いろいろ有ると思いますが、私は、
同郷のもの同士を揃えていただくことが、一番間違いがなく“良く合う”合わせ方だと
考えているので、結構、それにこだわります。

渋谷の井の頭通りから、ヒョイと入ったところにある“九州 渋谷店”。
数年前(=焼酎が飲めるようになった頃)から、ちょっと気になっていたお店でした。
ふと、我が家の殿にそんなことを呟きましたら、
“ああ、あのお店、ボクも10年位前から気になってた!”
と来ました。
これは、行かずばなるまいて。
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  ↑ 馬刺しの盛り合わせ。
    もちろん球磨焼酎と共に。

九州各県の、郷土色豊かなお料理が、豊富な焼酎や日本酒と共に楽しめます。
お客様もご年齢層が厚く、この日もどうやら九州ご出身の方々が、お仲間同士のお集りで利用されていました。
こだわりたいあなたさまに、お薦めです。


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by oomimi_usako | 2012-06-06 12:45 | おそとでお酒 | Trackback | Comments(12)
次の機会が与えられるなら・・・
天草にも、県北、県南も、そしてもちろん阿蘇にも行きたいと思います。
九州新幹線にも乗りたい。
八千代座に、坂東玉三郎さまの舞踊公演も見に行きたい。
日本国内南限の、日本酒酒蔵へも行きたい。
果て~しも~知ら~れ~ぬ~・・・この野望。

だいぶ前に我が家の食卓にて行いました、肥後旅行反省会
記事にすることをすっかり忘れておりました。
永青文庫展で思い出しましたので、遅ればせながらお披露目させていただきます。
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まずは、なんと申しましても、桜肉
手軽に楽しむなら、馬肉スモークソーセージでしょう。
いわゆる普通のボローニャソーセージの感覚で楽しめます。
薬味に、新玉ねぎのスライスやみょうが、おろし生姜など添えて、ちょっとお刺身仕立てに。
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御存知、辛子レンコン
お店によって、お味がずいぶん違うものなのだということを知りました。
辛味を和らげるためには、マヨネーズをつけると美味しくなります。
お隣は、ひともじというあさつきを使った、ひともじぐるぐる
早速、挑戦してみました。
どうやらあさつきの太さが重要、のようです。
要領を掴んで、次回はもっと見栄え良く作りましょう。
辛子酢味噌でいただきます。
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お刺身は、近場で調達。
熊本産は残念ながら見当たらず、でもそのご近所さんということで。
鹿児島のぶり、長崎の真鯛、同じく長崎のは、ビッグサイズちゃんを一尾おろしてたたき風に。
これらの美味しい熊本(とご近所)のお味を、更に更に引き立てるのが、
熊本県産酒造好適米“神力(しんりき)”を使用して仕込んだ、こちらの二品。
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まず、米焼酎は、長期熟成“清正公”瑞鷹東肥蔵 熊本市)。
昨年、鹿児島で芋焼酎デビューののち、焼酎も美味しいものだと気がついた私は、肥後で米焼酎にもデビューいたしました。
透き通るような香りが、とても心地の良い美味しさで、気に入りました。
癖がないので、カクテルにも向くと思い、今月のお料理教室のカクテルベースに使っています。
そして、日本酒は“吟醸 熊本神力”(千代の園酒造 山鹿市)。
アルコール度1.5度 日本酒度+2.0~+6.0酸度1.1~1.5 原料米 神力 精米歩合55% 熊本酵母使用 稲葉義弘杜氏
旨みは濃いのですが、さらりといただけるお味は、海の幸にも山の幸にも良く合います。
焼酎の割り水には、熊本県のオフィシャルウォーター“水物語”というお水を使いました。
熊本は、お水の美味しいところ。
環境省選定の「昭和の名水百選」と「平成の名水百選」に、県内から併せて8箇所が認定されていて、その認定数は、全国一なのだそうです。
蛇口を捻って出てくるのは、なんと天然水で、ほぼ100%地下水で賄われています。
私たちもボトル詰めされたものを入手することが出来ます。

ということで、肥後料理をちょっと再現すると、こんな感じになります。
願わくはもっと、天草の海のものが手に入れば良いのですが。
まだまだ美味しいものはたくさんあるのですが、それらはまた入手出来たら、食卓に載せていきたいと思います。
どこがどう反省会なのか、良く解らなくなりつつも、楽しい“熊本のゆうべ”となったのでした。

usakoの覚書>神力という酒米について。
神力は、明治から昭和初期にかけては、西日本一帯で広大な作付面積で栽培されていたもの。
現在数々ある酒米の、ルーツともいわれている。
それは、「神力」がもともと非常に原始米に近い性質を持っていたため、「五百万石」をはじめ多くの酒造米にその遺伝子を取り込むため、「神力」を母体として交配が行われたためである。


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by oomimi_usako | 2010-05-24 22:22 | おうちのお食事 | Trackback | Comments(2)
また三越にお買い物ですか?
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いえいえ。
お玄関先に、悠然と構えるライオンといえば、三越ですが、
こちらは、東京国立博物館
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上野の東京国立博物館・平成館に、特別展細川家の至宝ー珠玉の永青文庫コレクションーを、見学に行ってまいりました。
肥後旅行の復習ということで。

展示内容はⅡ部構成
歴史的なものの展示と、
元首相のお父上細川護立氏が、趣味で集められたものの展示、にわかれています。
そのため、見る側の興味の軽重によって、展示を見分けられるのです。
これは、非常にありがたい、とても見やすい展示。

もちろん興味津々なのは、第Ⅰ部の“武家の伝統”と題されたエリア。
細川家の歴史を順を追って見ていくことが出来ました。
まずは、細川家が戦国武将であったころから、大名へとなっていった時代
最古は南北朝時代(14世紀)の鎧から始まって、兜・具足・陣羽織など、どれも保存状態が非常に良好。
細工のひとつひとつが、とても丁寧であることがじっくりと見られます。

価値ある書状も多数見られ、特に1500年代の書状は多数。
天正10年(1582年)の“明智光秀覚書”や、“羽柴秀吉起請文(こちらでは、秀吉の血判が見て確認できます)、織田信長の朱印状、また細川ガラシャ夫人の最期の様子を詳細にしたためた侍女の手紙なども、読むことが出来ます。(読むのは結構大変ですが)
遡る500年の歳月の、長さと短さを同時に想い、ちょっと感動いたしました。
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続いて、豊前小倉と肥後熊本で藩主として細川家が存在した時代のものを展示するエリア。
ここでは、宮本武蔵の五輪書や、肥後の藩校“時習館”の名前の書かれた額なども見ることが出来ました。

そして、武家の嗜みと題された次のエリアでは、能・和歌・茶などに関する代々受け継がれたものが多数展示されています。
特に、能衣装の縫箔や鬘帯の刺繍は、それはそれは見事で、こんな刺繍を私もしてみたいと思いつつ(思うだけ)、何度も戻ってじっくり拝見いたしました。
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第Ⅱ部は、“美へのまなざし”と題して、細川護立氏のコレクションを中心に展示しています。
氏がコレクションを始めたのは、病弱でお家で静かにしていなければならなかったお若い頃に、ふと読んだ“夜船閑話”をきっかけに、それにまつわるものを集め始めたのが原点なのだそうです。
これは、割と良く聞く“きっかけ話”ですが、それを続けられるかどうかは、“あるもの”が潤沢か否かで決まると言うもの。
続く展示エリアの名画の数々や、中国紀元前の出土品や、焼き物、インドの仏像など、細川家ご当主にお生まれになってよかったですね、と展示の内容よりもそちらの方に気が取られてしまいました。

最後のエリアには、長岡兵部大輔宛の織田信長書状(黒印状、朱印状)が展示されています。
こちら以外でも、永青文庫収蔵品は、紙のものがかなりきちんと保存されているという印象を受けました。
熊本のご城下で感じたのと同様、脈々と続いてきた細川家の、歩んできた歴史を確実に受け継ぎながらそれを守り、さらに未来につなげようとする心意気が、ひしひしと感じられるそんな特別展でした。 

usakoの蛇足>熊本でも、この展示でも感じた細川家の、その底力・・・。
これから100年後、500年後も、どうかお盛んであって欲しいと願うばかりです、拝見できないのが残念ですけれど。
会期 2010年4月20日(火)~6月6日(日)
    於 東京国立博物館 平成館

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by oomimi_usako | 2010-05-23 20:37 | 旅とおでかけ | Trackback(1) | Comments(8)
金曜日の午後に、羽田を発って、
日曜日の夕方には、もう帰宅している。
狭い日本ならではの、まるで出張のような旅ですが、
それにしては、これだけ見て、食べて、呑んだなら上出来だと、我ながら感心します。
まあ、これも、毎度のことですが・・・。

時間は短くても、充実した非日常は、
気持ちを大いにリフレッシュしてくれます。

ただその分、密度濃く傾倒するためでしょうか、
しばらくは熊本に関するourブームが続きます。(これまた毎度のことですが
そしてまた、広い県北県南、阿蘇や天草などへも
また機会を作って出掛けたいと思っています。

旅行記はこれで最終回です。
ご興味を持ってくださった方、続きを是非、覗いてみてくださいね。
毎度の長文にお付き合いくださいましてありがとうございました。

火の国にて~肥後の旅 第三日目(最終日)はこちらからご覧いただけます。
そして、引き続き反省会(!?)の様子も、また改めて記事にさせていただきます。

*ご参考までに、以前の旅行記は、こちらです。
2009年→鹿児島
2008年→島根
2007年→広島
2006年→北海道 2006年→高知   
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by oomimi_usako | 2010-05-11 10:02 | 旅とおでかけ
阿蘇くまもと空港を離陸したJAL機は、大きく左へ旋回していきます。
島原半島を、機体右側の窓に見てから、更に旋回を続けたあと、
大分との県境の山々の上を飛び、国東半島のあたりから九州を抜けて、
一路羽田へ向かうのです。

緑多き熊本市中心部は、建物も、白川も、上・下江津湖も
春のうららかな日差しを受けて、キラキラと光って見えました。

旅の初めと終わりには、飛行機を利用するのが好きです。(目的地での移動は電車やバスです)
これから歩くその街を、まず空から眺め
そして、巡り歩いたその街を、最後に空から目に焼き付ける。
まるで儀式のようなその瞬間は、
それまで、地図の上でしか見てこなかったその街を、
確かに存在するものとして、しっかり認識出来るような気がします。

“そういうの、好きですか?”と、確認して結婚したわけではありませんが、
幸い夫婦揃って、同じ趣向。
こういう点では、趣味が似ていて良かったと、旅行のたびに思います。

というわけで(どういうわけ?)、最終日は軽い観光で終了です。
離れ難い熊本城の、周りをうろうろいたしました。

<この日見たもの>
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◎熊本美術館 永青文庫
熊本城二の丸公園にある、県立の美術館です。
収蔵品は、約5,400点。
また、平成20年4月に、永青文庫所蔵品の一部を常時みることができる「細川コレクション永青文庫展示室」を開館しました。
その一部が現在上野にて特別展開催中ですが、私たちが訪れた時には現地では、「細川一門ー宇土・高瀬・茂木の細川家ー」が開催されていました。
江戸時代、細川家は、他の大名家と同じように家を絶やさないために分家を行い、熊本以外の宇土、高瀬そして茂木の地にそれぞれ大名家を置いていて、そのゆかりの品々を見ることが出来ました。
さすが細川家。底力が違います。
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 *永青文庫 1950年に設立された財団法人。
       細川家に伝わる美術工芸品や歴史資料等の保存研究を目的として、
       第16代細川護立氏が文京区目白台に開設。
       「永」の字は、細川家の始祖とされる南北朝時代の武将細川頼有から、
       8代目元常までの墓がある京都建仁寺の「永源庵」から取り、また
       「青」は、近世細川家となってからの初代細川幽斎が、奪還した旧領である
       京都西岡の「青龍寺城」から取って、護立氏が命名したもの。
       所有する文化財9万点。
       うち、国宝8点、重文31点。

 
◎熊本市立熊本博物館
こちらなかなか充実した博物館です。
16mドームのプラネタリウムもあります。
展示しているものも、じっくり見出すと止まらない感じの、とても勉強になるものが多く、分野ごとに見やすくまとめられています。
子供も大人も楽しみながら、熊本に関する自然や人文が学べます。
一時間弱しか掛けられなかったのが非常に残念でした。

◎維新群像
須戸口門から出て、熊本城稲荷神社の前にある高橋公園には、横井小楠、坂本龍馬、勝海舟、松平春嶽、細川護久の銅像が五体セットで建てられています。
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少し離れたところには、西南戦争の熊本鎮台司令長官だった谷干城(たにたてき=この方土佐のご出身)の像も建てられています。
一応記念に、見てまいりました。
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(お帽子の上・・・ハトさんが、どうしても退いてくれなかった!)

◎可愛い熊本城
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熊本県庁の入り口には、こんな可愛い熊本城が建っています。
県庁なのに、お城が見えない場所にあって、職員の皆さまがお寂しいから作ったのでしょうか?
何だかとても微笑ましくて、でもいい感じ。
空港に向かうリムジンバスから見えます。

<この日食べたもの>
◎熊本ラーメン 

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熊本ラーメンは、とんこつの白濁したスープに、ストレートの中細麺をあわせにんにく風味を利かすというのが、基本なのだとか。
一応食べておかないとということで、リムジンバスの時間とにらめっこしながらも上通町の山水亭にていただいてみました。
とんこつといっても、割とあっさりいただけて、なかなか美味でした。
こちらのお店は店頭の肉まんも有名なのだそうです。

<この日見たもの:番外編>
羽田空港は、現在拡張工事中。
新しく建設した国際線のターミナルもそろそろ完成に近づいているようです。
いつもは、京急で帰宅するのですが、今回は珍しく
「モノレールで帰る」
と、殿。
なぜかと不審に思ったら、こんな見学が出来ました。
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まだ停車しないけれど、新しく出来た国際線ターミナル駅をモノレールは通過します。
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こちらは、新しい軌道に切り替えたため、使われなくなった旧軌道
・・・何度も申しますが、私たち、鉄男でも鉄子でもありませんよ・・・念のため。

肥後の旅の記録は、これにて終了。

毎回の長文に、お付き合いくださいましてありがとうございました。
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More  ココから先は、最近忘れっぽいusakoの覚書です。
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by oomimi_usako | 2010-04-18 23:40 | 旅とおでかけ | Trackback | Comments(12)
旅行に出た時には、朝のNHKニュースを見るのがまた、一つの楽しみです。
全国放送の合間にある、地元局の時間帯に興味津々。
ご当地版天気予報は、これがまた雰囲気が全く違って面白かったり。
最近見かけないなあと思っていたアナウンサーの方を、お見かけして、異動されたことを知ったり。
その土地ならではのイベント情報なども、偶然入手出来たりもします。
少し汗ばむ位の良い陽気に恵まれ、巡った二日目の肥後の御城下
坂本龍馬に関わりのあるところにも行ってみました。
また、お昼間&トワイライトタイム、そして夜へと移りゆく、熊本城の様子も楽しみました。

<この日見たもの>
◎加藤清正公像
“まずはやっぱり御挨拶しなくちゃ”
と、ウチの殿が申しますもので・・・。
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櫨方門近くにお座りになっている、加藤清正公にお目にかかりました。
“きよまさこう”と、私たちは読みますが、熊本では、“せいしょこ”さんと呼んでいます。
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◎本妙寺
日蓮宗、加藤清正の御廟所。
1585年、加藤清忠(清正公の父)の菩提寺として大阪に建立したものを、清正の肥後入国にともなって熊本城内に移し、さらに清正公の死後、現在ある場所に移建したもの。
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「胸突雁木」と呼ばれる、176段の急勾配の石段は、中央部分に数百基の石灯篭がベルト上にずらりと並んでいます。
それを登り切ったところに、あるのが清正公を祀る浄池廟
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さらにそこから300段の石段を登ったところに、
  ・・・とっ殿ぉ~、おまちくださいませ~・・・
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片鎌槍を持った清正公が、お城と熊本の御城下を、ハッシと睨んで立っておられました。
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◎本妙寺宝物殿
浄池廟の境内には宝物殿があり、清正公の遺品や加藤家細川家に関するものを約1400点を収蔵し、一部を展示しています。
かなり貴重な品々を、レプリカでなく展示していて、見る側にとっては、嬉しいものでした。

◎横井小楠記念館(四時軒) 市電の終点健軍(けんぐん)から、歩いて20分程の沼山津というところにあるのが、四時軒という、横井小楠(よこいしょうなん)が開いた教育塾(小楠旧居でもある)です。
横井小楠は若い頃、肥後の藩校時習館に学び、のち江戸末期には越前藩の松平春嶽に、また岩倉具視にも頼りにされ維新後は明治政府に、それぞれ招かれて活躍した、幕末の思想家です。
旧居は復元され、また併設の記念館では、小楠由縁の資料や幕末の資料などが展示されています。
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横井小楠は、NHK大河ドラマ“龍馬伝”にも、5月半ば頃にちらりと登場します。
ただ、ドラマ中の扱われ方からは図り難い、大人物であることを皆さまご承知置きください。
勝海舟は“氷川清話”の中でこういっています。
“おれは、今までに天下で恐ろしいものを二人みた。それは横井小楠と西郷南洲(隆盛)だ。”と。
勝海舟と共に、熊本へ滞在した龍馬は、勝先生のお使いで、この四時軒を訪ね、小楠先生と語り合ったと言います。
“日本をいま一度洗濯いたしたく候”
という龍馬くんのお馴染みの文章も、実は、横井小楠がお話したことだそうで。
世が世なら、さながら著作権争いってことになったのでしょうか??
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ただこのご立派な小楠先生、実は大酒飲み。
お酒の上での失敗は、どうやらご愛嬌の域を超えて、結構笑えないことばかりだったようです。

◎旧細川刑部(ぎょうぶ)邸
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細川刑部家は、細川家三代(肥後藩初代)忠利公の弟興孝(おきたか)公が、1646年に興した家です。
もともとは別の場所(子飼)にあった興孝公の下屋敷を、4年がかりで三の丸に移築復元して公開しています。
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趣のある武家のお屋敷の佇まい。
唐破風のお玄関を入り、長いお廊下を歩いているうちに、なぜかだんだん摺足になってしまいました。
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◎熊本城
このお城をみて、
“築制他城の比にあらず。外周最大なり。郭城高く、堅牢おもうべし。”
と驚嘆したのは、勝海舟。
加藤清正の築いた名城として、もうどなたでもご存知だと思います。
日本三名城のひとつで別名銀杏城(大銀杏が本丸にあります)。
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城郭の広さ、約98万㎡、築城当時のその周囲は約9km。
自然の地形を利用した独特の築城がされています。
難攻不落と言われ西南の役でも、西郷隆盛が率いる薩摩軍に対して籠城戦を耐え抜くも、総攻撃の前日に原因不明の失火により一部を残し焼失しました。
現在の大天守も小天守も、もちろん復元されたもの。
でも、復元しても、街のシンボルとして大事に守っていこうとする地元の方々の姿勢と心意気が、ずっしり伝わってくるような気がします。
熊本一のデパート鶴屋の、ルイヴィトンのディスプレーからふと視線を動かすと、どーんとお城が見おろしている・・・って、なんだか良いと思いません?(そんな変なことに感動するのはきっと私だけね)
地方によっては、
・・・ほおって置かれて裏ぶれている感じのお城もあれば
・・・整備はされているけれど、周りはお役所街で市民からは遠い感じのところもあり、
これはやっぱり、昔からの、ご城主とご城下の人々とのつながりの違いや、もちろんそのご当主家の力や伝統の違いからくる結果かもしれません。
Noblesse oblige的思考は東西を問わず、ということでしょうか。

築城は1601年から7年かけてといわれています。
天守は、千鳥破風で、外観三層内部六階地下一階。(小天守は、外観二層内部四階地下一階。)
内部は博物館になっていて、一階加藤家時代、二階細川家時代、三階西南戦争の資料展示があります。
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大天守からは、午前中に行った本妙寺の屋根や加藤清正公の像がみえました。
そういえば、細川忠利が肥後藩主として、初めて入城したとき、この大天守から本妙寺に向かって頭を下げたという話が残っているそうです。
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二様の石垣
熊本城の石垣は、武者返しと呼ばれる急勾配に特徴がありますが、加藤清正の時代のものと(右側)細川忠利の代に積み増したもの(左)とでは、その工法が異なるため、勾配にも違いがあります。
美しく切り出された石が積まれているさまは、芸術的とも言えるほど。
でも、そっと手のひらを当てると、ほんのり温かい石垣なのでした。
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天守御殿の「闇り通路(くらがりつうろ)」といわれる地下通路や、「昭君の間」などの見事な障壁画やふすま絵、格子天井の絵画などは見事。
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◎熊本城の夜間開園
熊本城は、日没から23:00まで、ライトアップされて街の中に美しく浮かび上がっています。
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さらに、4月から5月にかけての金・土曜日、夜間開園を行っています。
熊本の街の夜景色を、天守閣から見渡す機会もなかなかないでしょうということで、日が落ちてから再登城。
春の宵の風に吹かれながら見下ろす街の明かりは、なんとも風情のあるものでした。(日中は確認しづらい阿蘇くまもと空港も見えました)
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帰り道は、すっかり世闇に包まれた頬当御門(ほおあてごもん)から、提灯の灯りの続く行幸坂をぶらぶら歩き。
ここでも春の宵の風が、桜の青葉の香りを乗せて吹いていました。

◎ホテルからのナイトビュー
キャッスルビューということは、こういう楽しみもありました。
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<この日食べたもの>
◎太平燕(たいぴーえん)
中華菜館中華園にて。

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このお店の先代店主が福建省の家庭料理を日本の食材で作ったのがその始まりだそうです。
いまでは熊本では、このお店以外でも太平燕が食べられます。
麺は緑豆春雨。
薬膳の香辛料で煮込んだと言う煮卵は、独特の風味があって美味でした。

◎いきなり団子
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熊本名物のおやつといえば、いきなり団子です。
お店によって、構造(?)もお味もバラエティに富んでいるので、いろいろ食べ比べるのも楽しいもの。
基本は、蒸かしたサツマイモを輪切りにしたものと餡を、もっちりした皮で包んで蒸し上げます。

◎桜肉
菅乃屋 上通店にて

菅乃屋は、国内でも唯一、自社牧場(千興ファーム)のある桜肉の専門店。
美味しい馬刺しをいただきました。
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赤身、霜降り、レバー、コーネ(たてがみの根元でコラーゲンがたっぷり!)などなど、部位によってお味も食感も違いますが、いずれも驚くばかりの美味しさで、地元の米焼酎がピッタリと合いました。
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usakoの裏話>この日上った石段は、いったい合計何段だったのでしょう。
本妙寺476段に加え、熊本城大天守には二度上がりました。
日頃平地をウロウロするのに使っているのとは、全く違う筋肉を使ったようで・・・両脚の妙な部分が筋肉痛になりました。
「国内旅行は歳をとってからゆっくりと・・・」なんて考えている方、お有りでしょうか?
バリアフリーでは、だいぶ遅れを取っている日本ゆえ、国内旅行の方を先にしておいた方がよろしゅうございますよ。

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by oomimi_usako | 2010-04-17 23:59 | 旅とおでかけ | Trackback | Comments(6)
四月も半ば過ぎなのに、東京は、朝から寒くて小雨模様。
夜には雪に変わるところもあるでしょうと、天気予報が伝えていた日。
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午後の便で羽田を飛び立ち、一路、阿蘇くまもと空港へと向かいました。
機長の高橋さんが、気流の影響で少し揺れるかもしれないと、アナウンスで伝えてくれましたが、見渡す限りの雲海の上は、お日さまがいっぱいに降り注いでいました。
降下する飛行機の窓のそと、雲の切れ間から見えたのは、阿蘇の山々。
外輪山を持つ阿蘇の山は、予想以上に大きくて、富士山とも、桜島とも違う雄大さを見せていました。

いよいよ始まる肥後の国の旅。
正味二日ばかりですが、市内と、そして美味しいものをめぐった旅の記録に、
どうぞお付き合い下さいませ。

<この日見たもの>
空港から市内までは、リムジンバスで移動。
今回は専ら市内観光に専念することにしたので、便利な中心地のホテルに連泊しました。
“絶対に、キャッスルビューがいい!”
と主張する殿が選んだのは、こちらのホテル
確かに良い眺めです。
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ただ、もうお日さまも傾き始める頃だったので、観光は取りあえず見られるものを。
通町筋(とおりちょうすじ)から、上通(かみとおり)アーケードを経て、途中から昭和の町並みの残る上乃裏通り一昔前の吉祥寺裏通りのようでした)を抜けて、徒歩で藤崎八幡宮まで向かいました。

◎藤崎八幡宮(ふじさきはちまんぐう)
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935年、平将門・藤原純友の乱の時、九州一円が、平らかに治まるようにと建立されたという1000年以上の歴史を持つ、熊本の総鎮守様。
まずは、旅の無事をお願いします。
当時は藤崎台(現在熊本城の西側にある藤崎台球場のあるあたり)にあったそうですが、西南の役で焼けてしまったので、明治17年に現在地に移ったそうです。
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(神社に奉納されている樽を見ると、その土地の有名な蔵元がだいたいわかります。)
◎吉田司家
藤崎八幡宮へと続く参道に、相撲の神様として有名な吉田司家があり、モダンな石碑が建てられています。
“後鳥羽天皇が宮中での相撲儀式を復活した際、相撲の故実例式に詳しい越前の吉田家次が、相撲行司官に任じられ、「追風」の号と団扇を賜ったことが、相撲司吉田家のはじまり。
十四代追風のとき、第四代横綱谷風に横綱免許を与えて以来、第四十代横綱東富士欽壱まで吉田家による横綱免許状授与式が続いた。”と、とても解りやすい説明が石碑に書かれていました。
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◎夏目漱石第六番目の旧居跡
漱石くんは、引越し好きだったようです。
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◎熊本電鉄を走る懐かしい車両
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このつり革広告に、見覚えのあるあなた!
そう、そこのあ・な・たのことですよ。
懐かしいものをお見せしましょう。
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熊本電鉄の、上熊本駅~北熊本駅間のみを今でも走っているのは、懐かしの東急東横線緑色の車両。
通称あおがえる
と呼ばれていたものです。
子供の頃から夫婦揃ってお馴染みの、東急東横線に会えるというので、せっかくだからとほんの少し迂回してこの車両に乗りに行きました。
藤崎宮前駅から北熊本駅へ乗り、そこで乗り換えてあおがえるちゃんにご対面。
乗ってびっくりのつり革広告に、イッキにテンションが高まりましたが・・・。
こんな写真を撮る私たちに、乗客の方々が奇異の目を向けないところをみると、結構ここで大騒ぎをする観光客もおいでになるのではと、拝察いたしました。
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usako補足>念のため申し上げておきますが、私は、鉄子ではございません。

◎熊本の市電
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熊本市内には、今でも市電が走っています。
現在残っている路線は、二号線と三号線の二系統(元々一号線から七号線までありました)ですが、かなりの充実度を見せるバス路線とあわせると、その交通網は立派なもの。
もちろん、郊外では事情は変わってくるのかもしれません。
でもたとえ市内中心部でも、ちょっとどうか?と思われる交通事情の地方都市を、いくつか旅で体験してきた身としては、“あのお殿様”さすがっ!と、思わずにはいられませんでした。
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市電の車両も、以前松山で乗ったようなレトロ感溢れるタイプが有ると思えば、
オランダで乗った、二両編成のスマートで現代的な低床車両タイプ(ドイツADトランツ社)もあって、
次に来るのはどのタイプ?と眺めて待つのも楽しいひと時でした。

usako補足>繰り返し申し上げますが、私は、鉄子ではございません。

<この日食べたもの呑んだもの>
旅の美味しいもの情報は、あらゆる手段を駆使して収集します。
今回は、まず銀座の熊本館で、地元のフリーペーパーを数冊入手。
友人からも情報を仕入れ、さらに、その友人を介して、熊本が気に入ってしまったので移住されてしまった!というかつての会社の先輩にも情報をいただいて、旅にのぞみました。(Rちゃん、O先輩、ありがとうございました。)
◎味の波止場
美味しいお魚料理をいただきました。
熊本は、天草の海の幸に恵まれているところです。
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(がらかぶのお造りと、そのあとアラでお味噌汁を作って下さいました)
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(天草地たこ、きびなご)
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(天草地鶏)
いわゆる郷土料理もいただいてみました。
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(ひと文字ぐるぐる。ヒトモジというあさつきを棒状にまとめて、酢味噌をつけていただきます)
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(辛子レンコン。こちらでは、揚げ立てを出してくれます。お店によってお味付けもだいぶ異なります。)
美味しいお料理には、自慢のお米で作った日本酒と米焼酎をあわせれば、鬼に金棒、熊本に熊本城・・・?
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日本酒は、瑞鷹(ずいよう)の“熊本城”。
熊本県の酒造好適県産米、神力(しんりき)100%使用。歩合65%。
神力は、五百万石のもとにもなっている酒米です。
球磨焼酎は、大石、鳥飼、倉岳(天草、しもん芋使用)、武士者(むしゃもの)などをいただきました。

◎スイス
ごついイメージのある熊本にも、ラブリーな洋菓子店があります。
スイス。
1962年創業当時からの看板ケーキは、緑の銀紙で有名な“リキュールマロン”。
リキュール(多分ブランデー)をたっぷりしみ込ませたふわふわなスポンジをスコーンのように半裁して、間に刻みマロンたっぷりのバタークリームをサンドしています。
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もちろん、フレッシュケーキや、焼き菓子クッキー、ジェラートもあります。
阿蘇の恵みの乳製品や、県産フルーツをふんだんに使ったデザートは、素材の良さが如何に大切かということを、しみじみと感じながら味わうことができます。
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どことは申しませんが、銀座の真ん中や、
どなたとは申しませんが、自由が丘や白金界隈で、
店舗のロケーションと電波に顔が乗っただけで超一流になったと勘違いしているパティスリーに行列を作ることが、如何に愚かなことかが、良く解ります。
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あまりの美味しさに、いっきに食べてしまい写真に残せなかったアイスクリームは外袋のみで失礼!
少し柔らかいのを召し上がるのがポイントです。

さて、翌日は毎度お馴染み“大人の修学旅行強行軍”です!
二日目も頑張ってまとめます。
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どうもありがとうございます。
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by oomimi_usako | 2010-04-16 22:00 | 旅とおでかけ | Trackback | Comments(8)