K's Sweet Kitchen

夏の道は姿を変えて

夏の軽井沢。

避暑地の中を通るみちは、

翠色。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（撮影２０２４年夏）

そして・・・

秋深まる様相の避暑地のみちは、

賑やかに色とりどり。

林の中にポツンと佇むベンチも、

たくさんの饒舌な落ち葉に囲まれて、楽しそうに見えました。

矢ケ崎公園の池からのぞむ夏の浅間山は、元気な少年のよう。

（２０２４年夏）

同じ浅間でも、秋は、読書好きな静かな少女のようにみえました。

これまで、ながいながいあいだ、夏の避暑でしか

訪れたことがなかった軽井沢でしたが、

秋の風情もとても良いものだと、やっと気づきました・・・数十年目にして！

すっかり味を占めて、次は春にも行ってみようと考えているところです。

え～っと、さすがに冬は、止めておきます・・・。

おまけの一枚。

名付けて、”美味しそうな紅葉”。

ピスタチオと、フランボワーズの美味しそうなお味がしそう、

・・・ではありませんか？

夫殿いわく、「そんなこと考えるのは、あなただけ。」

旧軽井沢 珈琲歌劇（カフェオペラ）

この日のお茶の時間には、お馴染みの珈琲歌劇に伺いました。

旧軽ロータリーにありますが、お店はとてもおちついた雰囲気。

静かに流れるクラシック音楽と、

あちらこちらに配置されたアンティークの調度品。

そこに漂う珈琲の香りが、気持ちを穏やかにしてくれます。

お店でいただくオリジナルブレンドは、豆や粉のパックで購入も出来るので、

避暑の最終日にいつもまとめて頂戴して帰ります。

そろそろ、それも尽きる頃。

そして、お店は１２月から春までお休みになりますので、

その間もおうちで楽しめるように、また、まとめて頂戴してきました。

でもね、やっぱりマスターが淹れて下さる珈琲が一番美味しい。

ムース仕立てのモンブランや、ズッキーニケーキと共に、

至福の時間を過ごしました。

和ビストロ GOKAN

日中は、お日さまの力を存分に頂戴して、あたたかな軽井沢でした。

ですが、さすがに朝晩は、ぐっと冷え込みます。

暗くなるのも早いうえに、森の動物もちょっと心配・・・。

ということで、お夕食には、タクシーで往復できる新規開拓のお店を選びました。

予約して伺ったのは、和ビストロＧＯＫＡＮ。

その名の通り、和食の献立に、長野の御酒が楽しめるお店です。

お通しは、きのこや嶺岡豆腐など。

あなご寿司風に仕立てたポテトサラダには、

何やら気になる食感のものが。

お尋ねすると、野沢菜シードとのこと。

珍しくて面白い！

鹿カツ。

しっかりした歯応えに旨味があって美味でした。

長野の今の時季ならではのメニューもいただきました。

きのこ鍋。

たっぷりのきのこ。

豚肉とセリと牛蒡、厚揚げも加わります。

きのこは全部で１０種類以上はあったでしょうか、説明していただきながら、

お鍋に加えてくださいました。

そうして、〆には、色白の細めのお蕎麦を頼んで、お鍋にとうじます。

薬味の山椒をたっぷり利かせながら、滋味豊かな土地のお味を楽しみました。

季節ごとに、様々なお味が楽しめそうなお店。

来夏の出会いにまた、期待をいたしましょう。