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日々のあれこれと、美味しいものの記憶。


by oomimi_usako
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2009年3月 春を探しに南薩へ 第一日目 

今年の春合宿・・・いえ、春の旅は、羽田から空路1時間45分の“あの”場所へ行ってまいりました。
最初に申し上げておきたいのですが、これは、私の意向ではございません。(私はタスマニアに行きたかったのよっ!)
あくまで、我が家の当主の希望です。
そう“あの“場所とは、昨年のNHK大河ドラマで湧きに湧いた“薩摩の国”です。

第一日目 郷に入っては郷に従えの巻
羽田からは、お昼前に飛び立ちました。
少々天候が悪く、ずっと雲の上のフライトとなりましたので、地上が見えた時には、すでに眼下には霧島の山々が連なっていました。
鹿児島空港は昔はもっと鹿児島市に近いところにあったそうですが、いまは、霧島寄りにあります。
空から桜島を眺めるためには、到着便なら左側、離陸便なら右側の座席を確保されることをお薦めします。(進入経路は変わらないとは思いますが、念のため、地上係員さんに聞いてネ
さて、初日は日曜日だったので、月曜休館のところを優先してみることにしました。

<この日訪ねたところ>
◎示現流兵法所史料館

示現流兵法は、1592年に流祖東郷藤兵衛門肥前守重位に編み出された薩摩独特の兵法です。
その頃から歴代島津家当主は、この流派の指南を受け、やがて島津斉興(第27代)により『御流儀示現流』と称されるようになりました。
今でも、受け継がれている示現流は、その稽古により肉体と精神の両方を鍛錬することを目的としています。
ちなみに、大河ドラマ篤姫の中で、尚五郎さんが立ち木を打ちつつ鍛錬をしていたのは、このお流派なのではなかったかと思います。
◎ザビエル公園 
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フランシスコザビエルが最初に上陸したのが、鹿児島。
記念碑が建てられていて、その向かいに、モダンな建物にスラリと天に向かう十字架が立つ、ザビエル教会が建てられています。
◎西郷隆盛銅像
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ザビエル公園からお散歩がてら歩けるところに、桜島を見据えてお立ちです。
上野の西郷さんよりほんのちょっとスリム?
この銅像の作者、鹿児島出身の彫刻家安藤照氏は、渋谷の忠犬ハチ公の作者でもあります。
◎鶴丸城跡
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江戸時代の薩摩藩藩主島津氏の居城鹿児島城の跡。
このお城は天守閣のない造りで、建物が、鶴が羽を広げたような形をしていたために鶴丸城と呼ばれました。
本丸は1873年に火災で焼失し、今は石垣やお堀、石橋などが残っています。
石垣には、西南戦争の際の銃弾の跡も、あちこちに残されています。

鹿児島県歴史資料センター 黎明館
鹿児島県の歴史、民俗、美術工芸品などが解りやすく展示され、ここを始めに見ると、鹿児島観光はとても有意義なものになると思います。
ちょうど企画展“島津斉興(なりおき)展”(2009年2月10日~5月6日)が開催されていて、第27代当主が、43年間という長きにわたり藩主を努めたその姿を様々な角度から学ぶことが出来ました。
島津家の歴史は大変古く、初代島津忠久は、源頼朝の長庶子と言われています。
1185年(鎌倉時代初め)頼朝から南九州にあった島津の荘の地頭職に任じられたことから始まるそうで、当初は鎌倉在勤でしたが、三代久経の時の元寇の際に薩摩に赴き、以後四代忠宗からは薩摩に定住していったとのこと。
それから800年、途中、十七代義弘の時に、関が原の戦いで西軍に味方して敗れましたが、結局家康に本領のほぼ全土を安堵され、ずっと今の場所を守り続けてきたのです。
そのためか、歴史を語る史料も多く、それらの保存状態も非常に良いようです。
きちんと保管整理され、そしてまた、それらを広く市民に公開していることは、とても素晴らしいことだと感じました。

◎天文館地区探検
地方都市としては珍しく、非常に大きく賑やかなアーケード街のあるのが、天文館地区です。
地名は、第25代重豪が1779年に、ここに天文観測や薩摩独自の暦を研究するためのドーム屋根を持った施設を建設していたことから由来するそうです。
美味しいお店がたくさんあり、また鹿児島一のデパート山形屋品揃えは日本橋三越や高島屋に匹敵していました)もあります。

<この日食べたもの飲んだもの>
◎鹿児島ラーメン ラーメン専門こむらさき

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昭和25年創業の老舗店です。 
かん水を使っていない麺は、白くストレートでおそうめんのよう。
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スープもチャーシューもあっさりしてとても食べやすく美味しいラーメンでした。

カモテ・アミーゴ 
唐芋ケーキ(東京でも入手可能)で有名なフェスティバロの二階のカフェ。
鹿児島みなみ風農場で作られたさつまいもで作るケーキは、優しい甘さで美味。
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このカモテアミーゴDXという一皿は、唐菜シフォンの上にさつまいもケーキあり、アイスクリームありの嬉しいボリュームです。
ちなみに唐菜とは、唐芋の葉。それを、シフォンケーキに混ぜています。
お味は、苦味のない抹茶を想像してください。
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鹿児島郷土料理 熊襲亭(くまそてい)
まずは、郷土料理で、鹿児島県の食文化をチェック!
あわせるお酒には、一応日本酒も置いて有るようです。
日本酒フリークusako、これまで、両手の指で数えられるくらいしか焼酎をいただいたことがありませんでした。
でも、そこは礼を尽くして、焼酎に挑戦です。
お店の方に相談しつつ頂いてみたのは、
さつま富士 (紅芋白麹)
・黒吉 (芋)(白石酒造)

千代香で供される“正しい”焼酎は、なんと、思いがけず、とても美味。
今まで、東京で飲んでいた焼酎は何だったのかしら?と思ってしまいました。
日本酒にも美味しい飲み方があるのと同じですね。

郷土料理としていただいたのは、次のとおりです。
・きびなごお刺身 
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錦江湾で獲れたニシン科の小魚を、からし酢味噌でいただきます。
味噌は薩摩の麦味噌。
獲れたての、青と銀に輝く綺麗なきびなごは、手開きにして菊の花のように並べた“菊花造り”で、見ても食しても素敵でした。
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・といさし(薩摩地鶏のたたき)
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薩摩地鶏は野菜を餌に育つので、“歩く野菜”と言われているのだそうです。
・筍のお刺身
鹿児島では、もう筍が旬を迎えています。
・きびなごの塩焼き
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きびなごに塩をして焼いたものですが、これがまた焼酎に合うんですね~。
・黒豚の豚骨
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骨付きの黒豚のあばら肉を、黒糖と焼酎と味噌で三時間煮込んだもので、300年前から作られているそうです。
良く煮込まれたお肉は、トロトロです。
・酒寿司
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400年の伝統をもつお料理です。
9種類(つわぶき、たけのこ、しいたけ、こが焼き(卵焼き)、えび、鯛の酢〆、いか、三つ葉、木の芽)の具と、ご飯と薩摩の地酒を同量(基本は一升ずつ)で混ぜ、押して一昼夜発酵させた熟れ寿司。
一説によると、島津のお殿様が、宴会の残りのご飯とお酒を一緒にしておいたら美味しくなったので、それが初め、とか。
あるいは、男尊女卑の強かった薩摩では、女性が男性の前でお酒を飲むことが出来なかったので、女性も楽しめるように、かわりにお寿司にしたともいわれているそうです。
大変美味しいお寿司で、酒好きにはたまりませんが、奈良漬にも酔うような方や、お子様にはかなり“厳しい”アルコール度かと思われます。
使っている地酒は、私たちの良く知る日本酒の地酒とはちょっと異なります。
私がいただいた酒寿司には、タカラボシ地酒(本坊酒造)が使われていました。
この地酒、旨みが強くて、お酒としていただくよりも味醂のようにして使われています。
薩摩に清酒作りが伝えられたのは、1600年頃。
もろみ発酵終了間際に、必ず木灰を加えて酒の保存性を高める製法の灰持酒(あくもちざけ)であったそうです。

・さつま汁
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鶏肉でお味噌仕立てで作るお汁もの。
たけのこ、だいこん、にんじん、ごぼう、ねぎ、こんにゃく、油揚げ、しいたけ、里芋など具沢山。
ちなみに薩摩のお味噌は麦味噌です。

◎地域限定 果実畑あいす最中 篤姫のひなまつり
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菊の御紋型の最中の中には、細かくした桜の葉の塩漬けを混ぜ込んだアイスクリームが閉じ込められています。
ほんのりピンク色も可愛いこのあいす最中は、鹿児島県と宮崎県のファミリーマートで限定販売されてるのです。こういうもののチェックも抜かりなく。

良く見て、良く歩いて、良く食べた半日観光でした。
旅は、二日目へと続きます。
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Commented by suzu-kinako at 2009-03-16 16:56
お見事な旅行記ですが、これで半日観光ですか?
Commented by oomimi_usako at 2009-03-16 20:25
☆きなこの母さま、この長い記事をお読みくださったことにまずは御礼申し上げます。
10時30分羽田空港発JAL1867便は、ほぼ定刻通り12時25分に鹿児島空港に到着いたしまして、そこからリムジンバスに乗ること約45分で、鹿児島市中心部に到達しております。
・・・ので、間違いなく半日です。
これでも、黎明館をじっくり見すぎてしまい、一つクリア出来なかったところが二日後のスケジュールに組み込まれました。
もしや・・・食べ物のご紹介が多いから、そんな風に感じられたのかも??
Commented by peko-nanamama at 2009-03-16 22:26
え?半日?
私も最後の一行に(@@)

旅行の時のおいしいものって不思議と入っちゃうのよね^^;
Commented by sweets_nakazy at 2009-03-17 09:46
すご〜いいろんな場所に行っていっぱい食べてるんですね☆

って半日でこんなに!?

…………どんだけ〜(笑)
Commented by oomimi_usako at 2009-03-17 15:46 x
☆nanamamaさまにも、そう言われちゃいますか?
二日目以降が書きにくくなった・・・。
でも、毎年こんな感じです。
Commented by oomimi_usako at 2009-03-17 15:47 x
☆nakazyさまにまで、言われちゃった!
たくさん食べたけど、でも、ほらっ、いろいろ回ってたくさん歩いているからねっ!
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by oomimi_usako | 2009-03-08 23:59 | 旅とおでかけ | Trackback | Comments(6)