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三重四日市 笹井屋なが餅

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微かな歯ごたえの後に訪れる、モチモチっとした食感と、
つぶ餡の程よい甘さが美味しい笹井屋の“なが餅”は、好物の一つです。
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現在のご主人で十五代目となる笹井屋は、江戸時代初期、勢州日永の里にて
その土地の名に因んだ“なが餅”を創り始めたそうです。
看板菓子となった“なが餅”は、長餅→永餅→日永の餅→笹餅→牛の舌などと名称を変えながら、現在の“なが餅”という名前に落ち着いたというのも、長い歴史があるからこその裏話(?)でしょうね。
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後年、勢州津をおさめることになる藤堂高虎も、
足軽時代に笹井屋のなが餅を食べて、“武運が長く続きそうな、良い名前のものを食べた!”と喜んだそうです。
結果的に、伊予国今治藩主を経て伊勢国津藩主となった高虎は、
参勤交代で津と江戸を行き来する時などには、必ず笹井屋に立ち寄ったのだとか。
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“長い”縁起を担ぎたい向きには、ご利益のあるお菓子かもしれません。

(資料:なが餅笹井屋 なが餅の栞 )


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どうもありがとうございます。
by oomimi_usako | 2012-09-01 16:19 | あまいもの | Comments(8)
Commented by suzu-kinako at 2012-09-01 20:07
usakoさんのお耳のように長いお餅ね(^v^)
私もこう言うお菓子好きだわ♪
Commented by coed at 2012-09-01 21:25 x
usakoさま、いよいよ9月に突入ですね!
そして1日目から、美味しそうなこと!
こんな誘惑を、毎日受けたら・・・・
秋が来るのが恐ろしくなってきました。
Commented by yukkolin at 2012-09-02 09:26
美味しそうなお菓子♪
拝見したら朝から甘いものが食べたくなってしまいました!
長く縁起を担ぎたい時、、お取り寄せしようかしら^^v

いよいよ9月、お楽しみ月ですね!(^^)!
Commented by peko-nanamama at 2012-09-02 12:37
今日は恵みの雨
ホコリっぽかったお散歩コースがこれでやっと歩きやすくなるかな
形は待ったく違うけどなんとなくお味は京都のやきもちに似ていそう・・・
usakoさんのところでは三重のお菓子がわりと多く登場するような気もしますが・・そうでもない?
↓お弁当 いいな~ 
Commented by oomimi_usako at 2012-09-02 16:41
☆きなこの母さま、あはは~ほんとだぁ♪
シンプルだからこそ飽きないお味で、長く愛されているのでしょうね。
海外でも、伝統菓子って、みんなシンプルだけど美味しいですものね。
これからも長く伝わっていって欲しいお菓子です。
Commented by oomimi_usako at 2012-09-02 16:41
☆coedさま、シーッ!静かに始めてみました。
毎日欠かさず・・・といえば、おやつなので、このテーマをメインにコソコソ開始です。
どうぞ宜しく♪(併せてネタも募集中!?)
Commented by oomimi_usako at 2012-09-02 16:42
☆yukkolinさま、食感も、お味も素朴でいいですよ~。
物産展などでご覧になったら一度お試しくださいませ。
Commented by oomimi_usako at 2012-09-02 16:44
☆nanamamaさま、雨と曇りと晴れとそして雷と、フルコースのお天気ですが、雲の流れと相談なさりながら、お散歩、気をつけてお出掛けくださいね。

400年の昔から作っているお餅なので、きっと京都にも、それから他の地方にも同じようなお菓子が有るのでしょうと思います。
ごくごくシンプルなお菓子ですが、こういうのが一番美味しかったりするんですよね~♪

それから、ななままさんのご指摘、正解です♪
三重にはご縁があるので、食べものも御酒も、いろいろ紹介していただいて、登場回数は俄然多いです。
そればかりでなく、ご縁が出来ると、普段から気にしてアンテナもそちら方面に向いたりするので、いろいろ発見することも増えてくるように思います。
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