歌舞伎座 六月大歌舞伎 遅ればせながら観劇記録

六月の歌舞伎座は昼の部を取りました。
二幕目の文屋の菊之助丈を観たかったのと、
三幕目のまだ見たことがない(たぶん)黙阿弥のお芝居を観たかったから。


さて、まずは、ひと幕目。
これはお馴染み妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)から三笠山御殿の場。
蘇我入鹿を演じる元坂東彦三郎が、坂東楽善と襲名されていることに気付かず、
ちょっと愕然としました。
名前がわからなくなっているのは、若手ばかりではなさそうで、
俳優名鑑最新版を買って、また勉強しないといけません。

求女役は、尾上松也丈。
TVの威力が凄いなと思ったのは、松也くん出た瞬間から観客の皆さま方の
喰いつき方が違うのですもの。
皆さまのお顔がいっきに3㎝程舞台に近づいたのがわかりました。


それ以上に、出て来ただけでピリッとするのは、時蔵丈。
時蔵さんのお三輪、この緑色の衣裳、とても久し振りに観ましたが、
私の一番好きなお三輪は、この時蔵丈のものです。
化粧映えか、距離があるからか…。
とにかく20数年前と変わらなく見えるのも嬉しかった。


芝翫のおむらも私には珍しく、たぶん初めてみました。
舞台上、時蔵と芝翫ですっかりメリハリが出て、気持ちの良い場面でした。

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二幕目 六歌仙容彩 文屋


菊之助丈の色男振りというのは、菊五郎丈のそれより見慣れていない上に、
あまりそういうイメージがご本人に無い(私感)ので、ちょっと珍しく、
面白く観られました。


動きもコミカルで良かったと思います。
ランチ休憩のあとなので、これくらい楽しければ、おじいちゃまおばあちゃま方も、
しっかり起きてご覧になれるかもね。


清元も気持ちよく聞き惚れました。


それにしても菊之助さんは、やはり姿が良くて良いです。


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三幕目 河竹黙阿弥作 酔菩提悟道野晒。

通称は野晒悟助。五世尾上菊五郎のための書き下ろしを、現菊五郎丈が熱演します。
黙阿弥のセリフは調子に乗るのが気持ち良いので、もう少し節にのっての台詞回しにした方が
良いのになあと思う役者さんがおいででした。


菊之助丈は、前幕と雰囲気を全く異にして侠客役。
それでもこれまたお綺麗な侠客で。
若い頃の菊五郎さんを、もうちょっとスーッとさせた感じの美男子で、
usako姉さん、目の保養になりましたわよ。
まあ、音羽屋さん系は、私の好みなのでね。
今度は、菊之助丈の野晒悟助を観たいものです。


次回は八月の納涼歌舞伎で新作狂言を観る予定です。



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by oomimi_usako | 2018-07-31 20:43 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(0)

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by oomimi_usako