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ラ・ロシェル山王

ここのところ、ブログ記事の更新がすっかり間遠くなってしまっております。

話の種が尽きている、というわけではなく、
もちろん、usakoの元気が無い、というわけでもなく。

そろそろ、10年ごとのお家の普請の時期に差し掛かっていて、
業者さんとの打ち合わせやら、外回りの片づけやらに、植木屋さんにも入って貰わねばならず、
あたふたするうちに一日が終わりに差し掛かり、さてさて、とPCの前に座れば、
メールチェックが精いっぱいで…、とまあ、このような次第なのでありました。

これは、少し前のこと。
夫の退職祝いに、勤務先の皆様からお贈りいただいたラ・ロシェル山王のお席。
有り難く、美味しく、楽しませて頂いてまいりました。

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秋の風情のお席。
頂いたのは、PLASIIR Dai KUSUNO。
楠野シェフが贈る季節メニューということで、この時は、山形県の食材をふんだんに使ったお料理が並びました。

地域の中だけで作られている、悪戸いも(あくどいも)というお芋を使ったスープ。
食用菊を散らしてアクセントに。

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山の幸、海の幸が、盛合された前菜のプレートも、山形に因む食材で。
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庄内浜の由良港から到着した鰆は、ふっくらと仕上げられていました。
茄子や紅芯大根、山形セロリに、旬の生落花生を使ったペーストをあわせて頂きます。
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柔らかく仕上げられた山形産ポークは、芋煮のイメージ。
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テーブルにセットされてから、芋煮風のスープを注いで下います。
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山形の“だし”というお漬物風の刻み菜がトッピングされていました。

お食事にあわせて、ソムリエの方とご相談しながら選んだ美味しいワインも頂戴しました。
でもね。
お料理を頂くうちに、 これは日本酒のほうが合うかもしれないと気付きました。
ソムリエの方にそのようにお伝えすると、
“もしかして日本酒がお好きですか?”とおっしゃって、
来年、こちらのレストランで行われる日本酒のお勉強会のご予定を、
わざわざ教えてくださいました。

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日本のワインも美味でした。

御口直しの黒豆の温かいスープのあとは、お待ちかねのワゴンデザート。

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ちいちゃい花笠が飾られて可愛らしい。
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選ぶのに、あれこれ迷ってしまいましたので、結局全種類いただいてしまいました。

お疲れさまの労いに、すっかり便乗させていただいてしまった私でしたが、
BGMにコールドプレイの流れる、ひねりのある面白いフレンチを、
堪能出来た貴重なひとときでした。



by oomimi_usako | 2020-11-27 21:50 | おそとでお食事
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