人気ブログランキング | 話題のタグを見る

春爛漫の帝国ホテルロビーと、それを見守る渋沢栄一翁

良く晴れた平日の昼下がり。
帝国ホテルのロビーは、落ち着いた静けさが漂っていました。

春爛漫の帝国ホテルロビーと、それを見守る渋沢栄一翁_f0039281_23064682.jpg

近年は、賑やかを通り越して、喧噪と言ったほうが良いくらいの混雑でしたので、
お客様方がゆったり行き来する今のこの雰囲気のほうが、どちらかと言えば、私は好きです。
ただ、静かなさざめきの中に、異国のことばがほとんど聞こえてこないことだけは、寂しく思いました。

春爛漫の帝国ホテルロビーと、それを見守る渋沢栄一翁_f0039281_23070064.jpg
いま、ロビー装花は、桜の花盛り。
添えられたピンク色のスイートピーが、ほのかに香っています。
春爛漫の帝国ホテルロビーと、それを見守る渋沢栄一翁_f0039281_23063035.jpg
そして、
ふと、花盛りの桜を見下ろしている視線に気づきました。
あれ?渋沢さん?
すると、早速、近くにいらしたホテルの方が、コルクで出来た渋沢翁のお顔が掲げてあると教えてくださいました。
春爛漫の帝国ホテルロビーと、それを見守る渋沢栄一翁_f0039281_23070600.jpg
掲示場所は、メインダイニングであるレセゾンの横。
帝国ホテルで消費されたワインのコルクを使って、創始者渋沢翁のお顔が描き出されていました。
春爛漫の帝国ホテルロビーと、それを見守る渋沢栄一翁_f0039281_23071121.jpg
この日は、ロビー脇にある、ホテルの歴史に関する展示も、ゆっくり拝見できましたし、
帰り際に寄ったホテルショップガルガンチュアでも、ゆったりお買い物ができました。



by oomimi_usako | 2021-03-01 23:00 | 旅とおでかけ
<< 帝国ホテル 中国料理 北京 にて 豊の秋で、日本酒を楽しむ食卓 >>