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日々のあれこれと、美味しいものの記憶。


by oomimi_usako
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2007年3月 春の瀬戸内 備後と安芸の旅 第一日目

2003年春は、伊予(松山)。
2004年春は、金毘羅さんと小豆島(高松)。
2005年春は、備前備中(岡山)。
2006年春は、土佐(高知)

中四国地方が好きなの?と時々聞かれますが、特にそういうことではありません。
でも、主人が休暇(といってもいつも1、2日ですが)を取りやすい3月中旬頃に、
①2泊3日位の日程で無理無駄がなく回れて・・・
②寒くなくて・・・
③日本酒とお魚(肴)が美味しくて・・・
④歴史的にも面白い所・・・
と、探すと、どうしてもこの辺りになってしまうのです。

今年は備後安芸(広島県東部)。
まずは、羽田から岡山空港へ降り立ち、倉敷を経由して広島県第二の都市、福山へ参りました。
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福山は、江戸時代に、徳川家康の従兄弟水野勝成の治める十万石の城下町として発展したところで、現在は広島県第二の都市です。

福山駅で、なんと私は初めて、銀色に蛍光ラインのある新幹線をみてしまいました!(速すぎて写真撮影は出来ませんでした)
レイルスターというこの新幹線車輌は、JR西日本のもので、山陽新幹線つまり大阪以西を走っているものなのだそうです。
だから今まで見たことがなかったのですね。
乗り物好きな私は、こんなことで到着直後から結構感激しておりました。(私は鉄子ではありません、念のため)
福山城などは翌日見る事にして、この日はバスで30分程の鞆の浦(とものうら)というところをたずねました。


この日訪ねたところ>>>
◎鞆の浦(とものうら)
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古くは万葉集に
吾妹子が 見し鞆の浦の むろの木は 常世にあれど見し人ぞなき(大伴旅人)』
とも詠まれているこの鞆の浦は、瀬戸内の穏やかな島々から対岸の四国までをも見渡すことの出来る、景勝地です。
潮待ちの港といわれる漁港として発展し、名産の保命酒などがありますが、近代になって鉄鋼の街としても発展してきました。小さな鉄工所が、いまでも港へ続く道沿いにたくさんありました。

◎保命酒資料館
江戸時代初期に、鞆の浦で造られていた“吉備のうま酒”と言うお酒を薬酒に仕立てたのが“保命酒(ほうめいしゅ)”の始まりだそうです。
福山藩の御用酒として、その名を日本全国に広めたこのお酒は、日米和親条約締結の際ペリー提督一行にふるまわれたり、明治時代のパリ万博に出展されたりした歴史を持つものなのです。
この資料館では、お酒造りの道具類を拝見できたり、現在も使われている醸造場の中を見て回れたりします。

◎歴史資料館(鞆城址)
鞆城は、1532~55年に、毛利元就が築城したといわれています。
その後、織田信長に追われた足利義昭が入城して拡張、更に1600年に福島正則が再築城しました。
お城自体は、江戸幕府の一国一城令により1615年に取り壊されてしまいましたが、いまでも郭や石垣、お堀などの遺構があります。
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鞆港を見下ろす高台には、今は歴史資料館が建っていて、この地の歴史や人々の暮らしの変遷、またここで“春の海”を作曲した宮城道雄氏に関する資料などを見ることが出来ます。

◎対潮楼
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朝鮮通信使をおもてなしするために、福善寺の客殿として建てられた、例えるならば迎賓館のようなところです。
仙酔島弁天島などを望む見事な景色が見られます。


◎旧保命酒屋中村家住宅(鞆七卿落遺跡)
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幕末の1863年、京都を追われた尊王攘夷派三条実美をはじめとする七人の公家たちが、長州からへ落ち延びる途中にこの鞆の浦に立ち寄り、しばらく滞在していたのが、この旧中村家。
江戸時代の保命酒屋で、その大きく広いお屋敷は1700年代中期から1800年代前期にかけて建築拡張されていったもので、今では国の重要文化財になっています。
明治に入って現在の太田家が受け継いで、最近修復工事が行われて公開されています。
なぜ“遺跡”と呼ぶんだろうか?という素朴な疑問を、ご案内の方に伺うのをうっかり忘れてしまうほど立派な建物です。

◎いろは丸展示資料館
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坂本龍馬海援隊を乗せた“いろは丸”という帆船が、1867年に紀州藩の軍艦と衝突し曳航中に沈没したのがこの鞆の浦沖。数年前には、有志による引き上げプロジェクトも敢行されTV放映(NHKや広島テレビ放送)もあったようです。
この資料館には、そのときに海底から引き上げられた部品がたくさん展示されていました。(イギリス製の船だったので特定が可能だったようです)

◎沼名前神社
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平安時代の延喜式にも記載されている歴史あるこの神社の境内にあるのは、重要文化財の能舞台。
なんと組み立て式です。
能楽“鞆の浦”の石碑がありました。

この日食べたもの飲んだもの>>>
◎保命酒
このお酒の歴史については、前述“保命酒資料館”のところで記述したとおりですが、そのお味は?というと、お正月にいただく、正にお屠蘇そのもの。
アルコール度14%ですが、甘くて美味しいリキュールなので、試飲にも“おかわり~!”と言ってしまいそうです。

◎鯛めし
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鯛の時季はGW明け頃なので、今は少々季節はずれ。
でも、美味しい潮のお味の鯛めしは頂くことが出来ました。











◎広島県東部の日本酒利き酒
ホテルの近くの居酒屋さんで利き酒セットがあることを知り、夜にノコノコ出掛けて行きました。
行って正解!
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福山、三原など広島県東部界隈の蔵元のお酒を、しっかり6種類楽しむことが出来ました。
実は、これが私の理想とする日本酒の楽しみ方。
頂いたのは・・・(甘口順に)
天宝一(純米吟醸)福山 天宝一酒造
神雷(上撰純米)神石高原町 三輪酒造
雨後の月(特別純米)呉 相原酒造
賀茂鶴(純米)西条 賀茂鶴酒造
瑞冠(純米吟醸)三次 山岡酒造
亀齢(純米寒仕込み)西条 亀齢酒造
極めて個人的な好みで言えば、天宝一の純米吟醸と、亀齢純米寒仕込みが好きです~♪
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なお、あわせていただいたお肴は、ネブト南蛮漬け、ひらめ・ちいちいいかのお刺身、ままかりの酢漬け。面白いことに、岡山のままかり酢漬けは生を漬けていましたが、ここのものは焼いたままかりを使っていました。いろいろあるのかしら??
綺麗に飲み干して一日目は終了しました。
続きは二日目へ
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by oomimi_usako | 2007-03-16 23:59 | 旅とおでかけ | Trackback | Comments(0)