K's Sweet Kitchen ksweetk.exblog.jp

日々のあれこれと、美味しいものの記憶。


by oomimi_usako
プロフィールを見る

2008年1月 歌舞伎座 夜の部

今年の私の初芝居は、120年を迎える歌舞伎座にて“寿 初春大歌舞伎 夜の部”
一月公演の間は、劇場の正面入口付近もたくさんの紅白飾りがあって、初春の晴れやかさが溢れていますし、観劇にお越しの皆様のお召し物も華やかです。
f0039281_91506.jpg

一幕目は、そんな華やかさをより一層引き立てるような綺麗でおめでたい“鶴寿千歳”で、筝曲にのせての舞踊でした。
“新年のご挨拶”と言う感じで16分で終了。
見逃せないご贔屓がある方は、遅刻厳禁ですよ!?
f0039281_923854.jpg

二幕目は、“連獅子”。
『~牡丹は 今を盛りと 咲き満ちて~』
と、謡われるには少々季節的に早いようですが、丁度私が観劇した日のお昼のニュースで、“千葉勝浦で鰹が水揚げされ始めました・・・”と聞いたところ(もちろん最盛期は初夏ですがこの時期から揚がり始めるのだそうです)でしたので、何だか上手い取り合わせ、とちょっと嬉しくなりました。
重厚でゆったりした幸四郎丈の親獅子と、元気溌剌な染五郎丈の仔獅子のメリハリの利いた踊りは観ていて気持ちが良いものです。
でも少々幸四郎丈お疲れ気味??(気のせいだと良いのですが
f0039281_9111776.jpg

さて三幕目は、歌舞伎十八番“助六由縁江戸桜”
私の大・大・大好きなお芝居の一つ(大大大好きが一体幾つあるんでしょ??)です。
花魁のあの豪華な衣装、カッコイイ助六、おなじみの小気味良い台詞のやりとり、そして今様を少し取り入れた面白い掛け合いなどなど、最初から最後まで(といっても今回は水入りは無し)目が釘付けになってしまうのでした。
今回の助六は、もちろんご本家成田屋の団十郎丈、ご活躍。
『吸い付け煙草だ、一服飲みゃれさ』でお出しになるお御足が、もうちょっと細くて長いと、もっとカッコイイけど・・・でも良いのぉ。
福山のかつぎは、私の好きな錦之助丈です。初めて観たのが、当時まだ小学生(たぶん)の染五郎丈だったせいか、これは上手な子役にやって欲しいなあと、観るたびに思います。
通人の楽しいおふざけは・・・これからご覧になる方のために内緒にして置きますが、私の斜め後ろの御席の奥様が、ツボにハマってしまわれたように良くお笑いになっていらしたので、私にはそちらの方が可笑しかった次第です。
f0039281_941190.jpg

一年を通じてほぼ毎月歌舞伎座に通っていると、その月ごと日ごとに、劇場の雰囲気が大きく違うことに気がつきます。
お客様の雰囲気からなのでしょうか?
もしかするとそれは、長い間たくさんの役者さんの、たくさんのお芝居を見続けてきた歌舞伎座自体が醸し出す“その日の気分”なのかもしれません。
この一年も素敵な観劇がたくさんたくさん出来ますように!
usakoの発見?>この日は、高円宮妃殿下もご観劇。薄藤色のお着物が、良く似合っておいででした。
[PR]
トラックバックURL : https://ksweetk.exblog.jp/tb/7319132
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by simple_26 at 2008-01-22 20:24
こんばんは^^
ほんとusakoさんは歌舞伎がお好きなんですね。
文章を読んでると、ものすごく伝わってきますよ。
私も今年は歌舞伎見に行かなくちゃなぁ。

毎日寒い日が続いてますね。
usakoさんはとてもお元気そうで、何よりです。
私はまた風邪引かないように、スープでも作ろうかなぁ。
Commented by oomimi_usako at 2008-01-23 08:59
☆simple_26さまにもこのキモチ伝わりますか?まあ、嬉しい~♪どうしてこうなっちゃったか良くわかりませんがとにかく大好きでございます。
なんでも同じですが、“最初”が肝心!! simple_26さまには、“何だか面白いかもね”と感じていただける楽しい演目のご観劇から始めていただけると良いなあ・・・と思います。東京は今朝は大雪。そちらはいかがでしょう?お身体大切になさってくださいね。
Commented by doggy at 2008-01-23 12:44 x
初芝居にいらしたんですね。
今年は私もusakoさんを見習って、たくさん観劇できるといいなぁと思っています。
私の初観劇は、お約束の(?)浅草歌舞伎でしたが(一部も二部も観ました!)、
最初に行った日は「中村屋!」などと声をかける方がたくさんいらしたんですが
後の日は、どなたもいらっしゃいませんでした。
こんなこともあるんだなぁと、ちょっと驚きました。
お年玉として、役者さんが日替わりで新年のご挨拶をしてくださるんですが、
その際に中村鶴亀さんが「お客さんの好きなタイミングで拍手をしてくださってかまわないんですよ」とおっしゃいましたが、
掛け声をかけるタイミングは決まってるんですよね?
Commented by soleil at 2008-01-24 07:46 x
三島由紀夫さんが「芝居を観ないと正月が始まらない。芝居というのは、歌舞伎のことだが・・・」って書いてたような記憶があるんですが、
usakoさんも、まさしく!同じようですね^^ (お屠蘇飲んだら年明けとは・・・言いませんよね?ふふふ)
私も助六大好きです!!! 團十郎贔屓でない私でも好きなんですから、ご贔屓さんにはたまらない演目でしょうねぇ♪
揚巻の衣装も、全部飾っておきたいくらい好きです^^

今月は歌舞伎座には行かないんですが、私の正月明けは25日の予定です!楽しみです♪♪
Commented by oomimi_usako at 2008-01-24 11:54
☆doggyさまの初芝居も、とっても楽しそうで良かったですね。役者さんの日替わりご挨拶サービス(?)羨ましい~。
拍手も掛け声もいろいろな考え方が有るでしょうけれど、どちらもタイミングと場の雰囲気が大事だといつも思います。
一応掛け声をかける場面は、お約束的には決っています。それから“ここの場面では、この掛け声”というような(待ってましたっ!とか、父さんそっくり!とか)楽しいお約束がありますよね。
プロのような“大向う”さんの絶妙な間合いの掛け声は、お芝居の一部分のようで気持ち良く、役者さんの仕草や台詞との相互のリズム感が大事だなあと思います。掛ける場面は合っていても、ワンテンポずれる方があると、まるでお約束違反の携帯電話が鳴ったようで、観ていてかなり気が散るのですが、doggyさんは如何ですか?
私はいつも心の中で『なりたやぁ~』と掛け声をかけつつ見物しています。
そして声を出さない分、演目の最初、ご贔屓登場の時、良い演技をした役者さんの退場時や、最後に幕が下りる(引かれる)時に、気持ちを込めてガシガシ(??)と大きな拍手を送っています。
Commented by oomimi_usako at 2008-01-24 11:54
☆soleilさまも助六お好きでしたか。揚巻のお衣装、私も欲しいの(^^)v。あれも刺繍なので、そのうち七夕飾り位作ってみようかと野望を抱いております(でも根気が無いからだめそう)。
三島も歌舞伎好きでしたからね、そのようなことおっしゃってましたか。芝居好きは、みな同じ穴の貉ってことね。
soleilさまのお正月は、明日なのですね。
“若くて元気で良い”というM先生の劇評のお芝居、どうぞ堪能されますように♪
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by oomimi_usako | 2008-01-22 08:33 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(6)