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日々のあれこれと、美味しいものの記憶。


by oomimi_usako
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2008年5月 今月読んだ本から

待ってましたっ、なりたやぁ!
ということで、今月の一冊を選ぶとしたらもうこれに限ります。
『團十郎の歌舞伎案内(十二世市川團十郎丈著)』(PHP新書)
昨年九月に團十郎丈は、“つたの絡まるチャペル”のある大学で、日本文学科客員教授として“歌舞伎の伝統と美学”という集中講義をなさいました。
その内容にさらにご自身が手を加えられてまとめられたのが、今回出版されたこの御本です。
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その講義の少し前には、ちょっとした“プレ講演会”もありました。
私が、その好機を逃さず聞きに出掛けましたことは、以前記事にも書かせていただきました通りです。
團十郎丈のお話はとても判りやすくて面白かったので、メインの集中講義には、希望する卒業生も聴講させて貰えないのかと、その時の学長先生(注:先生はこの春無事お役目を終えられてご退任されました)におねだり(=詰め寄った?)してみましたが、その願いは叶いませんでした。

この御本は、まさに聴講の夢叶わなかった人々のためのもの。
語り口調そのままの文体でまとめられているので、ライブ(?)で、あるいはTVなどで耳に覚えのある團十郎丈の口調を思い出しつつ読み進めると、まるで講義を聴いているかのような気分になり、とてもワクワクしてきます。(それは私だけ??)
成田屋さんの初代からの系譜を辿りつつ、同時に江戸から近代にかけての歌舞伎の変遷をも辿っていったり、歌舞伎十八番や、名作とよばれるお芝居に潜むかなり面白い裏話など、歌舞伎観劇歴長短に関わらず楽しく読める内容になっています。
印象に残ったのはあとがき。
“宇宙好き”の團十郎丈(←私もお揃い、うれし♪)、宇宙と歌舞伎を結びつけて面白いことを言っておられます。こういう考え方するひとって、好きだわ~。(詳細は御本にて!)
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Commented by june_h at 2008-06-01 17:14
oomimi_usakoさま、こんにちわ!私もこの本、注目していたんですよ~。usakoさまのレポを読んで、ますます読みたくなりましたわ♪絶対読みます!
講演会のレポも拝見させていただきました。usakoさまのご専攻って、近世江戸文学で、しかも歌舞伎を研究なさっていたんですね・・・・・なんだか怖れ多くなってしまいました。こんな方に、私のブログを読んでいただいているなんて、恥ずかしいというか光栄というか恐縮です。どきどき。
今後もusakoさまのブログで勉強させていただきます。レポ、楽しみにしております。
Commented by oomimi_usako at 2008-06-01 21:45
☆juneさま、ドキドキなさるには及びません。
歌舞伎好きの芝居小屋通いを将来に渡ってどのように正当化しようかと、女子高生が考えた末の道でございました。ゆえに、専攻はいたしましたものの卒業後に残ったものは“未だに楽しいゼミの先生と仲間達(との宴会)”&“大手を振っての歌舞伎観劇”。
どう見ても“娯楽”以外の何物でもないという現状です、おほほ・・・いえ、とほほ~。
そういうわけで、juneさまの観劇&読書レポも、いつもいつも楽しみながら学ばせていただいてます。
こちらこそ、これからもどうぞ宜しくお願いいたします♪
Commented by doggy at 2008-06-02 12:23 x
團十郎さんのお話ではないんですけど、ちょうど歌舞伎の記事をUPされていたので、コチラでコメントしちゃいます!
(メッセージでご報告しようかと思っていたのですが…)

わたくし、先日、初めて玉三郎さんの歌舞伎を拝見いたしました!
と言っても、5/31~東劇で上映されている『ふるあめりかに袖はぬらさじ』なんですが…。
玉三郎さんのご出演作品は、上級者でないと難しいのではないかと思っていたので、お芝居仕立てであればイヤホンガイド必須の私にもわかるかなぁと思いまして…。
この演目では、歌舞伎役者・玉三郎さんの本当の魅力を堪能したうちには入らないかもしれませんが、女性よりも女性らしい(?)所作を拝見して、私もこの日帰宅するまでの間くらいは、女らしく振舞えたのでは?と思っています(^^;)
Commented by oomimi_usako at 2008-06-02 21:39
☆doggyさまご無沙汰しております~!最近ミクシイはすっかりご無沙汰で、昨日たまたま友人からメッセージが入りログインしてみたところでした。ちょっと動作環境が悪くて見づらいのです。
そのときにdoggyさまのタイトルだけ拝見して、『あっ、ご覧になったのだわ』と思ったので、このコメント、ナイスタイミングです、ありがとうございます♪
ご覧になったのはシネマ歌舞伎ですね。
とっても良いものをご覧になりましたね~。
この玉三郎さんのお園は、珠玉のひと役だと思いますもの。
歌舞伎役者。。。というより、役者坂東玉三郎を楽しめる作品だと思います。
私もこの舞台は二回観たのですが、映画でも観られると判って『また観る!』と心に決めております。確か6月27日までなので頑張って行かないと!です。
Commented by jakky123 at 2008-06-03 01:07
わお!私も今日の帰りにこの本買ってきました!!
Commented by doggy at 2008-06-03 12:58 x
こちらこそ、ご無沙汰しておりました。
ご挨拶もせずに本題に入ってしまって…すみません。

> とっても良いものをご覧になりましたね~。
> この玉三郎さんのお園は、珠玉のひと役だと思いますもの。

そうなんですね!usakoさんにそう言っていただけると、うれしいです!
映画なのでお値段もお安いですし、ひとりでも気軽に足を運べたので、今後もぜひシネマ歌舞伎化(?)していただけると、お若い方でご覧になる方も増えるのではないかと思います。
私が観に行ったのは初日でしたので、かなりの混雑でした。
まわりはご年配の方ばかりでしたが…、みなさん楽しそうに声を上げて笑っていらっしゃったので、私もそれに倣いました(^0^)
ライブで観る時は、役者さんの息遣いまで聞こえてきそうでワクワクしますが、映画は細かい動きや表情までアップで見て取れるので、また違う楽しみがありました。
今秋には、昨年母と観た『文七元結』と『連獅子』もシネマ歌舞伎で公開されるとのことなので、また観に行きたいと思っています。
Commented by oomimi_usako at 2008-06-03 22:03
☆jakkyさまもお買いになりましたか。私もう4回位読んでます。
好きな團十郎さまだから贔屓目に見てますが、結構面白い御本だと思って・・・。
jakkyさまのご感想も伺いたいです。
Commented by oomimi_usako at 2008-06-03 22:03
☆doggyさま、あのお芝居はシリアスなんですけれど面白い場面もたくさんあるので楽しいですよね。七之助さんの可憐なお姿も、勘三郎さんのいつもの上手いお芝居も、福助さんの大サービスも加わって、本当に良い作品だったなあと思います。
おっしゃる通りカメラが寄ってくれるので、細かい所が見えるのもとても良いですよね。そういった点で、TVの劇場中継も“あると見ちゃう”usakoです。(画面の大きさは違いますが)
文七元結も公開されるのですね、まあ、私も観たいわ~!(その前に玉様観に行かなくちゃ!)
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by oomimi_usako | 2008-05-31 23:00 | 読書 | Trackback | Comments(8)