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日々のあれこれと、美味しいものの記憶。


by oomimi_usako
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2008年10月 歌舞伎座 夜の部

ちょうどテレビのニュースや新聞で歌舞伎座を建て替えてビルにするというニュースが流れました。
直後の観劇に、お出ましの方々の話題は、専らそれ。
今の外観や雰囲気を、出来るだけ残してくれたら良いのにと、(そんなお金が○竹にあるかは別として)願う一ファンusakoです。
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さて今月は、綺麗な玉三郎様と菊之助丈を観ようと、夜の部を選びました。
一幕目は、“本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)”というお芝居の、四段目切りの部分にあたる“十種香(じゅっしゅこう)”と“奥庭狐火”。
この間もこのお芝居は観たばかりなのですが、役者さんが異なると、全く違う印象で観劇できます。
私は個人的に、今回の方が…(後略!)。
坂東玉三郎丈の八重垣姫(今回は歌右衛門丈の型だったように思いました)は、思った以上で極上々吉。
何度も拝見して、女性らしさのお勉強をしたくなるようです。
優しいハンサム顔の尾上菊之助丈との組み合わせも、大変宜しゅうございました。
続く、狐火では、玉さま演じる姫の表情の変化に要注目。
お姫様の顔つきが、諏訪湖を渡ろうという決心と共に、だんだんキリリと引き締まってまいります。
人形遣いの尾上右近丈の手による、まっしろい狐ちゃんも上々吉です。(あのきつねちゃん欲しいわ~)

二幕目は、河竹黙阿弥作“雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)”より、三千歳と直侍。
その題の通り、雪降る夜のお話なので、舞台には雪布が敷かれます。
もちろん花道にも。
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まずすべり留めのシートを敷いて
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その上に雪布をたるみの無いように敷くのです。
雪太鼓の音も風情を添えていました。
あと少し経つと、芝居小屋の外もそんな季節になりますね。(今冬、雪は降るかしら?

ところで、このお芝居には、有名な“おそばを食べるシーン”があります。
お芝居がハネた後は、観終わった方々がお蕎麦屋さんへ走ったとか。
きっと今回も、三階のお蕎麦どころは、いつにも増して賑わっていた事でしょうね。(私は行かなかったけれど)
その気持ち、わかりますとも!
片岡直次郎は、尾上菊五郎丈です。
この手のお役が、まだまだ素敵に決まる菊五郎さまでした。
三千歳は、ご子息の菊之助さま。
これがまた、なんと可愛いらしいことか!(ここでも女性らしさのお勉強
親子だからでしょうか、恋人同士役のお二人の間に、ミョーなフィット感が。
これはもしや菊之助丈に、お母様の富司純子さんが被さって見えているからかもしれません。(そんなの私だけかしら??)
清元がまたいい声で、舞台に華を添えていました。

三幕目は、英執着獅子(はなぶさしゅうじゃくじし)
福助丈が、艶やかに舞っておられました。

ということで今回は、綺麗な玉三郎さまが存分に拝見出来て、嬉しい観劇でした。
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Commented by emiemi at 2008-10-24 22:29 x
usakoさんのブログで歌舞伎のお話を拝見するたびに、ウン十年ぶりに行ってみようかなあ~と思いつつも未だ実行できず・・・。「若すぎない年齢」の今だからこそ、以前より楽しめるかもしれませんよね。

宝塚花組公演は月曜日に行ってきま~す!真瀬はるかちゃんを私もしっかり見てきますね。
それにしても・・・↓↓↓↓↓↓見事な飲みっぷり。あっぱれです。
楽しそうな様子がブログからビシバシ伝わってきました。
Commented by jakky123 at 2008-10-24 22:57
華やかな夜の部を堪能なさったようですね♪
昼の部の地味~な玉さまも燻し銀でよかったですけどね(^^)

現在の歌舞伎座はどこぞへ移築でしょうか?
Commented by oomimi_usako at 2008-10-25 13:48
☆emiemiさま、“初めの一歩”も“再開の一歩”も、踏み出すまではちょっと時間が要りますが、足出しちゃえばあとはおんなじ!クセになるかならないか、お出しになったあとの責任は…負いかねますが…うふふっ♪

はるかちゃん応援団は月曜日出動なのですね!
笑いあり、涙あり(本当に、泣いている方結構いらした!)楽しいお芝居です。
はるかちゃん、すぐわかります!頑張っていらっしゃるから♪
良いご観劇になりますように。

えー、のみっぷりについては、多くは語りません…が、とても楽しかったことはお察しの通りです♪
Commented by oomimi_usako at 2008-10-25 13:48
☆jakkyさま、先月渋い玉さまを堪能したので、今月はハデ~を選びました!
赤姫のお似合いになるうちに、いっぱい見ておかないと、と思っています。
現在の建物はどうするのでしょうねえ。
新しい歌舞伎座はビルになっちゃうそうで、とても寂しく感じています。
Commented by june_h at 2008-10-25 20:19
usakoさま、十種香ご覧になったんですね!うらやましい!!玉三郎&菊之助、私も観たいんですけど、今月は超忙しいんですよね・・・・・usakoさまのレポで我慢します・・・・・。
私も、歌舞伎座の外観を残してもらいたいと思っています。歌舞伎を救ったアメリカ人、フォービアン・バワーズも、歌舞伎座をお寺と間違えて入ったことが、歌舞伎との出会いになったんですよね。確かに、今の歌舞伎座は、古くて使い勝手が悪いところもありますけど、外観は外国人にも人気だし、ビルなんかにしないで、もう少し文化を大事にしてほしいです。松竹さん!って思います。
Commented by oomimi_usako at 2008-10-26 12:04
☆juneさま、お忙しくていらっしゃれないとは、とても残念!
可愛いし綺麗だし、とにかくうっとりしているうちに過ぎてゆく十種香でございましたよ~。
そうそう、最後の花道の引っ込みのところ、人形振りの型もありますが、今回玉さまはご自身で演じてらっしゃいました。
それにしてもこのタイミングで、“歌舞伎を救ったアメリカ人”のことを書かれるなんて、やっぱりjuneさま相当ツウですねぇ。(わたしゃすっかり忘れておりました^^ゞ)

あの建物の外観、私大好きなんです。
なので、観劇前劇場に入る前に、銀座側から歩いて日の出寿司の前を通り、晴海通りの反対側をわざわざ歌舞伎座を眺めながら歩いて、そして築地側の横断歩道を渡って来るんです。
そうすると歌舞伎を観るんだ~という嬉しい気持ちがふつふつ湧いてくるんですよ。
毎月飽きずにそんなことやってます。
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by oomimi_usako | 2008-10-24 09:29 | 歌舞伎やお芝居見物 | Trackback | Comments(6)