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日々のあれこれと、美味しいものの記憶。


by oomimi_usako
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カテゴリ:あまいもの( 571 )

美味しさと共にあるもの

お家で収穫された見事な柑橘類を、
いつもお届け下さる静岡清水のお友だちから、
今季もまた、ビタミンカラーの素敵な果実を沢山頂戴しました。

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なかでも、ブラッドオレンジは、甘味とジューシーさが抜群。
いまでこそ、ポピュラーになったブランドオレンジですが、
ちょっと前までは、イタリアンレストランで、
敢えて説明と共に供されるようなものだったと記憶しています。
輸入食料品店などで売られていたのも、
1Lパック1000円はくだらない冷凍のイタリア直輸入品でしたっけ。
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ところが、このお友だちのお家では、随分と昔から収穫なさっていたとか。
オレンジよりも格段に赤いその果実と果汁に、“チミカン=血みかん”と、
小さい頃から呼んで親しんでいらしたそうです。

そんな歴史ある(!)国産ブラッドオレンジ。
お勧めはゼリーとジュースということで、
最初の頃はケーキに使わせて頂いたりもしていた私も、この頃は奇をてらわず。
そのままで美味しいものは、なるべくそのままsimple is best!で、
お勧めどおりのゼリーとジュースで楽しませていただいています。

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一人三個ずつ絞って、フレッシュジュースとしていただくのが、
最近の毎朝のお楽しみ。
ゼリーは、ナイフで切り取った果肉と、残った部分をギューッと絞った汁とを、
併せてホーロー鍋に入れ、ふやかしたゼラチンが溶ける程度に加熱してから、
容器に流し入れて固めます。
このヘルシーなゼリー、時間のある時に作っておけば、
三時のおやつに、食後のデザートに、そしてちょっとお腹が空いたときにも、
楽しませていただける嬉しい甘味。
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沢山の様々な柑橘類は、
美味しさをいただくたびに、身体に元気をチャージできるだけでなく、
これをお送りくださった、お友だちとそのご家族の、明るく優しいお人柄を想い、
さらなる心の元気を、チャージできるのでした。


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by oomimi_usako | 2017-04-14 22:02 | あまいもの | Trackback | Comments(6)

銀座ウエストは70周年

先日、箱いっぱい、たっぷりのリーフパイと、
定番の苺のフレッシュケーキを、とある方からいただきました。

銀座の外堀通りに面したウエストには、
いつ通りかかってもお客さまが並んでいらして、
お土産を買うにも、喫茶を利用するにも、時間と労力が必要です。

青山のほうも、こちらもいつ通りかかっても、
お待ちのお客さまの姿が見られます。


焼菓子類は、デパートでも手に入れることが出来ますが、
フレッシュケーキのほうは、購入できる場所が限られる貴重なお品。

そんなわけで、ケーキのほうは、ひと口ひと口、堪能しつついただきました。
画像に収めることも忘れて…。


落ち着いていただけるこちらを、ゆっくりカメラにおさめました。

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ひと箱たっぷり、リーフパイラッシュとでも呼びましょうか。
頂いておいてナンですが、好きか、ふつーか、嫌いか、と訊ねられたら、
ふつー。
と答えたい、リーフパイ。
好き!と即答したいのは、赤いジャムが載ったヴィクトリアなのです。

笑顔が引き攣ったのを、見破られたとは思いたくありませんが、
ウエストで貰ったこれもあげましょうと、併せてこちらもいただきました。

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銀座ウエスト70周年記念のストラップだそうです。
好きなお菓子の可愛いストラップは、とっても嬉しいけれど、
“これは食べ物ではありません”と、赤字で書かれた注意書きが、
なにやら少々腹立たしい。
目に入るたびに食べたくなるのに、ちょっと閉口しているここ数日です。

ちなみに、この70周年記念ストラップ、ヴィクトリアの前は、
リーフパイが配布されていたそうです。





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by oomimi_usako | 2017-04-11 21:56 | あまいもの | Trackback | Comments(4)

斗升最中のことを、たねやのHPで調べているときに、
一年のうちで、ただ一日だけ販売されるお菓子があることに気づきました。

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五泉(ごせん)という名の、花まつりに因んだこちらのお菓子は、
四月八日の花まつりの日にだけ、販売されるということで。

折しもこの日は、usako実家にてお花見会(という名の宴会)が催される日。
行掛けにたねやに立ち寄って買い求め、食後のデザートに、
皆それぞれ好みのお色を頂戴しました。

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それでは、こちらのお菓子の由来を、
同封されていたお品書きから抜粋しましょう。


“昔、お釈迦様がこの世にお生まれになったとき、
天の龍が五色の甘露の雨をふりそそぎ、誕生をお祝いしました。


花まつりは、灌仏会とも呼ばれるおまつりで、
きれいな花々で飾った花御堂に小さなお釈迦様の像を安置し、
産湯にみたてた甘茶を注ぎお祝いします。


たねやの五泉は、甘茶を練りこんだ求肥で
こし餡、粒餡、胡麻餡、白粒餡、みそ餡をやさしくつつみ、
小さくつぶらに仕上げた歳時のお菓子。
求肥にまぶした五色のそぼろは、
天の龍がそそいだ甘露の奇瑞にならっています。

*奇瑞…めでたいことの前兆として現れた不思議な現象のこと。”

(途中省略、たねや五泉のお説明書きより)


と、なんとも典雅な気持ちにさせてくれるかわゆらしく、
そして大層美味しいお菓子でした。


ちなみに、五色のどれが何餡かのご説明がありませんでしたので、
来年(!)のために覚書きをしておきたいと思います。
こし餡→桃色。
粒餡→水色。
胡麻餡→黒色。
白粒餡→白色。
みそ餡→黄色。
でした。



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by oomimi_usako | 2017-04-10 10:48 | あまいもの | Trackback

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お茶の時間に、たねやのお馴染み“斗升最中”をいただきました。
ずっと、“とますもなか”だとばかり思っていたのですが、
正式名称は“ますますもなか”と読むのですね。
この記事を書くのに、たねやのHPを調べていて、気が付きました。
江戸時代の言葉遊び、判じ物にかけて“ますます商売繁盛”の願いを込めた、
幸せを願う最中なのだそうです。


ブログには、不確かなことを書くわけに行かないので、
軽く確認する作業をするように心がけています。
おかげで、一つトピックスを書くごとに、一つ以上のお勉強も出来て、
なかなか有意義です。
思い込みや大きな勘違いなどは、おっちょこちょいの私には付き物。
これからも、心して確認したいと思っています。

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さて、お馴染みの最中なのに、どうしてHPを見たかと申しますと、
よく見ると、包装の薄紙に、可愛らしい桜の花びらが描かれていたのです。
この季節限定なのかもしれません。
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枡の形のこの最中、中の餡がいつも、
真ん中の対角線で白黒きっちり分かれています。
小豆餡と、柚子の香りの白餡。
もしかしたら、小豆餡と桜餡かもと、
淡い期待を抱いて、丁寧に半裁してみました。
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中身の餡は、いつも通りでした。
ちょっと残念。

まあ、お外は、桜がそろそろ満開ですので、
餡は普通でも、良しといたしましょう。



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by oomimi_usako | 2017-04-05 11:07 | あまいもの | Trackback | Comments(8)

くず餅は、発酵食品。

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くず餅の老舗と言えば、亀戸の船橋屋。
ということは、東京界隈にお住まいの方ならどなたもご存じのことと思います。
では、くず餅と言えば、発酵食品。
ということを御存知の方は、どのくらいお出でになるでしょうか。
かく申す私は、最近このことを、とある勉強会で初めて知りました。

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時は1805年(文化二年)。
亀戸天神の境内で、船橋屋の初代勘助さんが、その故郷である下総船橋の小麦粉を使って作ったくず餅を売り出したのが、始まりとか。
小麦粉を仕込み水で練り、杉の樽に450日(!!)寝かせて発酵させた小麦澱粉を蒸し上げて出来るのが、このくず餅。
450日という気の長い製造過程は、当時何十軒もあったくず餅屋さんが、やがて廃れていく原因にもなったとか。
そんな中、200年以上、伝統の和菓子を作り続けている船橋屋さんに、江戸っ子の心意気を感じます。

たっぷりの黒蜜と黄粉をまぶしていただく、なんとも言えない歯応えと食感の船橋屋くず餅は、
小さい頃から結構好きです。

でも、和菓子が多種多様になる昨今。
綺麗で楽しいものにどうしても目が行きがちで、
すぐご近所にある船橋屋の支店も、古風なお店構えをいつも横目で見ながら、通り過ぎるばかりでした。

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週末のお茶の時間用にと思い、その゛船橋屋こよみ”で、くず餅を買い求めました。
黒蜜と黄粉をたっぷりまぶしていただく久し振りのくず餅は、
ツルツルと喉を通り、なんだかいくらでも頂けてしまいそうな美味しさでした。
゛船橋屋こよみ”には、喫茶室も併設されていて、いろいろなアレンジの甘味がいただけます。
今度はくず餅を買いにいくのに合わせて、その甘味も頂いてみようと思っています。



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by oomimi_usako | 2017-03-26 22:21 | あまいもの | Trackback | Comments(2)

冷凍室整理の副産物

春のお教室を前に、冷蔵庫の整理をしました。
冷蔵室にあるのは、前回、チョコレートの季節のお教室で使用したチョコレートやドライフルーツ類。
そして、冷凍室には、試作や差し替え用として作った生地が保存してありました。
もちろん、整理といっても捨てるものなど一つもなく、美味しいおやつへの変身です。
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チョコレートのクッキー生地を、可愛い型で抜きました。
焼き上がってまだ熱いうちに、タブレット型をしたテンパリング不要のホワイトチョコレートをサンド。
 *テンパリングというのは、綺麗なチョコレートコーティングをするために必要な作業。
  チョコレートを溶かす際の、かなり面倒な温度調整作業のことです。
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余熱で、しんなり程よくホワイトチョコレートが溶けて、
クッキー同士が上手くくっついてくれました。
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ココア多め、バター少なめの試作生地でしたので、
ちょっとビターな、でも香り豊かなサクサク食感の合間に、
甘いホワイトチョコレートがすべり込んでくる…
そんな美味しい副産物になりました。

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by oomimi_usako | 2017-03-23 10:49 | あまいもの | Trackback | Comments(2)

日本橋三越のフォートナムメイソンで、パンを買おうと思いましたら、
何やら目を引く四角いものがカウンターの上に並んでいました。

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F&M印のこちらは、バスケット模様の紙箱。
フォートナムメイソンでは、もともとピクニックに必要なものをいろいろ詰めた、
ピクニックハンパ―という大きなバスケットを売っていますので、それを摸したのでしょう。
イギリス人はピクニック好きですからね。
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中身は、四種類のパンがすでにセットされていましたが、
ちょうど、どのパンを買おうかと悩んでいたところだったので、
早速買うことにしました。
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たかが紙箱、されど紙箱。
いつもの、淡い翡翠色のお箱ももちろん良いですが、
箱の柄ひとつで、なんだか雰囲気が変わって楽しくなるものですね。


もし私が、近所にお勤めしていたら…、
麗らかな春の日のお昼休み、
このお箱と、
お隣のフルーツショップのカットフルーツと、
同じフロアのコーヒーショップのコーヒーをテイクアウト。
緑の増えてきた日本橋界隈のどこかで、
お友だちとランチタイムを過ごすかもしれないなあ…などと、考えたりして。


たかが紙箱、されど紙箱は、
こんな暢気な妄想まで、もたらしてくれるようです。




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by oomimi_usako | 2017-03-20 11:17 | あまいもの | Trackback | Comments(8)

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今日のお十時…すなわち十時のお茶の時間に頂くのは、
エレガントな缶も素敵なアトリエうかいのフールセック。
ホワイトデーに、Mr.Aより頂戴いたしました。
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一つの缶の中に、さまざまなお味や食感が詰まっていて、
詰め合わせの醍醐味さえ感じます。
あわせるお紅茶も、なにやら一層丁寧に淹れたくなる気が。

三月も半ばというのに、今日の東京地方は殊のほかお寒く。
先ほどまで、お家の中のお仕事を片付けておりましたので、
ここからは、ひとつ、フールセックと熱いお紅茶の力を借りて、
お外の用事を片づけに、出掛けてまいりたいと思います。


usako補足>このお菓子、一人で食べてしまうのか?殿は食べさせてもらえないのか?
という疑問をお持ちになる方も有ろうかと思いますので、先にお答えを。
お十時、あるいはお三時の、おやつを一緒に頂くときには、
もちろん優しくお勧めするつもりです。
分けてあげないなんて、意地の悪いことは絶対に申しません。
今のところ、その予定は今度の土曜日ですね。
ただ、それまでの三日間を経て、缶の中身がどうなるかについては…
ちょっとわかりませんけれど。





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by oomimi_usako | 2017-03-15 10:35 | あまいもの | Trackback | Comments(4)

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ホワイトデーにもぴったりな可愛いチョコレート。
べアトリクスポターの生誕150周年記念に、メリーとのコラボレーションで作られたそうです。
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ピーターラビットの物語に登場するお庭で遊んでいる様子をイメージしたという、
缶入りのこのタイプは、ピーターはもちろん、お花や、葉っぱやおリボンが、とてもラヴリー。
私は、バレンタインデーに頂きましたが、
来るホワイトデーだけでなく、ちょっとしたプレゼントにも良さそうな、可愛い仕様です。
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他にも、絵本型のものや、アイシング飾りのチョコレートが入っているものや、
いろいろなタイプがあるようです。
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頂いてからほぼひと月が経過した私の手元のこちらは、
もちろんすでに空き缶となりました。
空き缶、空き箱、包装紙・・・最近は、チャッチャと捨てるようにしていますが、
こちらはこの薄さから、早速シール入れとなり、現在本棚に収まっています。







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by oomimi_usako | 2017-03-10 12:40 | あまいもの | Trackback | Comments(4)

長命寺桜もち300年

春の訪れを感じ始めると、
お茶の時間のお伴に選ぶお菓子も、
なんとなく春らしいものが増えてきます。
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この日のお伴は、東京向島にある和菓子屋さん゛やまもと”の、
長命寺桜もち。
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有名なこの桜もち、今年で誕生300年を迎えるのだとか。
時は遡り、1717年(享保2年)、土手の桜の葉を塩漬けにしたものを巻いた桜餅を作り、向島長命寺の御門前で売り出したのが、始まりなのだそうです。
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香り良い桜葉に包まれた、薄焼き生地とお品の良いほのかな甘さの餡。
これを頂きながら、桜の季節を待つ私たち気持ちは、
いままでの300年も、
そしてこれからの300年も、きっと変わらないことでしょう。
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by oomimi_usako | 2017-03-01 11:35 | あまいもの | Trackback | Comments(6)