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日々のあれこれと、美味しいものの記憶。


by oomimi_usako
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カテゴリ:おうちのお食事( 436 )

桜にちなむ酵母

今日は四月一日。
本当ですか?
つい数日前、お正月だったような気がするのですが。


蕾をほどき始めた桜の花が、
咲こうかどうしようか、戸惑うような気温とお天気が、
ここ東京地方では続いています。


ちっとも咲き進まない、あちらの桜、こちらの桜。
毎日見上げながら、歩いていましたら、
桜に因んだ、こんな酵母を見つけました。

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とかち野酵母の、インスタントドライイーストです。
可愛らしい桜の模様でパッキングされています。
北海道十勝地方清水町のエゾヤマサクラのさくらんぼから
起こした酵母だそうです。
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通常の酵母より、分量多目めに使いますが、
しっとりして、柔らかなパンが焼きあがりました。
桜の香りがする・・・
わけではありませんけれど、
春の香りがふんわり漂うような気がします。
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もしこの酵母でパンを焼く香りが、桜の枝を通り抜けたら、
咲くのをためらっていた桜の花が、
一輪、また一輪、
ポッポと咲き揃っていくかもしれません。



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by oomimi_usako | 2017-04-01 18:04 | おうちのお食事 | Trackback | Comments(2)

満を持して塩麹

今、世の中は、麹の甘酒ブーム・・・なのですか?
人気の蔵の甘酒などは、生産が追い付かず品薄だとか。
でも、手に入らなければ決して口に出来ない、というものではなくて、
どうしても飲みたいなら、多少面倒でも作れるのが、幸いでしょう。

その麹屋さんが、
“そういえば、あの空前の塩麹ブームは一体どこに行ってしまったのでしょうねえ”
と、つぶやきつつ、麹に関す知識と、塩麹の作り方をレクチャーしてくださるお講座に、
先日参加させていただきました。

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満を持しての塩麹のお勉強。
仕込んだ塩麹は、15日間、毎日面倒をみて、晴れて完成の運びと相成りました。
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たんぱく質を分解するお仕事と、お味つけの役割を、両方同時に果たしてくれる、
美味しい調味料が出来上がり、活躍を始めています。

お講座は、新潟魚沼の老舗酒蔵である八海醸造東京営業部が主催されたもの。
レクチャー後の、塩麹レシピ試食&八海山の御酒試飲タイムは、驚きの充実度で、
すっかり堪能させていただきました。

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鮑の塩麹蒸し。

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帆立の塩麹バターソテー
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活蛸の塩麹漬け
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ヤリイカのアリオリ風塩麹仕立て
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蟹の塩麹たまご焼き
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フグの塩麹唐揚げ
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生しらうおの生姜塩麹漬け
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麹漬けのミニ海鮮丼
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築地という地の利を生かした新鮮な海鮮が、ふんだんに使われたお料理は絶品。
塩麹が美味しいのか、素材が美味しいのか?
いいえ、きっと相俟って美味しいのだと思いました。
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そして、また、八海山ならではの日本酒がカウンタバーに勢ぞろい。
いろいろお話を伺いながら、数種類頂いてみました。
本当は、端から全部!と言って呑んでみたかったけれど、
メインは麹のお勉強ですから、そこはきちんと自重しました、えらいでしょう。
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お燗のご用意までありました。
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美味しいものを、学び、食べ、呑んで楽しんだ、良いひと時になりました。

我が家で出来上がった塩麹も、こんな具合でいろいろ活用してみる予定ですが、
麹も食べ、麹で仕上げた飲み物(=甘酒ではなく日本酒や焼酎)も呑む人は、
イマドキの習いから行くと、コウジャーとでも呼ばれるんでしょうか・・・ねえ?





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by oomimi_usako | 2017-03-29 21:18 | おうちのお食事 | Trackback | Comments(10)

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最近、気に入っているスパイスが、スモークパプリカパウダー。
パプリカパウダーではなくて、スモークsmokedというのがポイントです。
何かちょっとお味にひねりを加えたいときに、
ささっとひと振りするだけで、その期待に応えてくれる健気なひと瓶。

例えば、冬の間続けている毎朝のスープ。
お野菜沢山煮込んでも、最後の仕上げに、
昨日はクミン、今日はバジルペースト、そして明日はこのスモークパプリカ、
とすれば、手軽に変化が付いて楽しめます。


お鍋の中は、薩摩六白豚のトマトシチュー。
深谷ねぎや白菜を一緒に煮込んだところに、ほのかな薫香がアクセントになります。

そうそう・・・、
この鮮やかな赤は、トマトの水煮を使ったからでして。
パプリカの色は、少量ならば付きにくく、それもまた重宝なところです。




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by oomimi_usako | 2017-02-17 14:59 | おうちのお食事 | Trackback | Comments(4)

寒い毎日が続いていますので、
休日のお夕食などには、鍋料理の出番も増えるというもの。

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この日は鰤しゃぶを用意しました。
しゃぶしゃぶ用として売られている鰤は、既製の薄さが好みではありませんので、
お刺身用柵で手に入れて、我が家仕様の厚みで造ります。

きのこやお野菜を準備して、特にセリをたっぷり用意するのも、我が家好み。

つけだれは、各自でブレンドしてその場で作りますので、
酢橘を幾つもしぼった汁を小さなピッチャーに入れたのと、
木桶仕込みのお醤油を用意しておきます。

そして、決して忘れてならないのが日本酒で。
今回は、“鰤に負けないお味”と、“初絞り”と、“酒米”というキーワードで選んでみました。

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クスッと笑ってしまうような可愛い面白いラベルのこちらは、
“神開 特別純米 一番汲み”。
江戸時代の明和の頃から続く、滋賀県甲賀の藤本酒造の日本酒で、
酒米には日本晴という県産米を使用しています。
一年に一度しか出ない一番汲みは縁起物。
アルコール度数18度で、香り、お味ともに、日本酒らしい日本酒です。
まったりした鰤を、すっきりいただくのにぴったりで、
特に、辛口好きならお好みに合いそうな御酒でした。

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ちなみに・・・
私は、もうちょっとまろみのあるお味が好みなのでした・・・。

あたたかな鍋料理を仕立てる週末は、まだしばらく続きそうですね。



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by oomimi_usako | 2017-02-12 22:18 | おうちのお食事 | Trackback | Comments(6)

初窯

初釜ではなく、初窯です。
この年末年始のお休み中に、我が家に、マダムチイからの御下がりの、
パン焼き器がやって来ました。

一年以上使っていなかったので、きちんと稼働するか少し心配でしたが、
箱根駅伝を応援しながら、試運転。

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エメラルドグリーンの襷が、無事、ゴールテープを切る頃、
我が家でも無事、初窯の食パンが焼きあがりました。
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見た目はなかなか良い出来です。
が、底の羽根の部分が、そのまま穴ぼこになって焼き上がるのが、ちょっと気になる。
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それから、お味も。
イーストの風味と、旨みの少ないのが、ちょっと気になる。

材料は、普段お菓子作りに使うものと全く同じものを使いました。
お菓子は美味しく出来るというのに。
この違いは、イーストのせいでしょうか。
ということで、これからお味の研究を始めたいと思います。
目指すは、近所の“某美味しいパン屋さん”のお味です。
(・・・年頭の目標なので、ちょっと大きくでてみました。)


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by oomimi_usako | 2017-01-05 22:03 | おうちのお食事 | Trackback | Comments(6)

お正月の食卓

続きましては、こちらも恒例の元旦の朝食、昼食、夕食の風景を。
まず、我が家にて朝のお祝い膳をいただきます。

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大事なお祝い酒に今年は、福井勝山は一本義久保、一本義 純米大吟醸生原酒をいただきました。
奥越前に、明治35年に創業したこちらの酒蔵。
仕込み水には、白山に降った雪解け水が湧く酒蔵の井戸水を使っています。
最初は、創業地に因んで酒銘を“澤乃井”と名付けたそうですが、同名の酒蔵があることがわかったので、越前勝山藩小笠原家愛育の酒銘を譲り受け“一本義”と変えたとか。
この“一本義”ということばは、禅語第一義諦からの出典で、最高の真理、優れた悟りの智慧を極めた境地を意味するそうです。(参考:パッケージ説明書き)

香り立つスッキリした旨みを感じる御酒で、
今年もいろいろ美味しい御酒に出会えますようにと思いを込めて乾杯です。

神様にも同じ御酒を酒器に注いでお供えしましたところ、しばらくたって襖をあけると、
そのお部屋が馥郁とした香りに満ちていました。

平安堂の梅の蓋つきお椀は、とてもお気に入り。
お正月にだけ、桐箱から出して使います。

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お雑煮は、usako実家系に仕立てますので、おすましに、鶏肉、みつば、かまぼこ、柚子と角餅入りです。

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続いて、お近くの八幡宮へ初詣。
午前中のせいか、程よい人波で、ゆるゆる歩いているうちにお参り出来る、そのような様子でした。
破魔矢をいただいて、それから縁起物のへそ福餅をデザート用に買い求めて戻ります。
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続いて、殿実家へ移動。
今年は、ウエスティン都ホテル京都製のおせちをお取り寄せしてくれていました。

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お祝い酒は、同じく一本義久保の別ブランド、伝心 冬 しぼりたて生酒。
こちらは本醸造酒ですが、福井県産米で自家製造された米アルコールを使用しているので、
いわゆる一般的な本醸造とはまったく異なる、日本酒らしい香りとお味が楽しめました。

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キャップの飾り紙の下には、雪だるまさんが隠れていました。
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お雑煮は、殿実家系。
白味噌に、里芋、しいたけ、にんじん、だいこんと、丸餅入り。
青のりをたっぷりかけていただきます。
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次は、麗らかな霞のような薄雲の中にぼんやり見える富士山を眺めつつ、いっきに多摩川を渡り横浜へ。
ご機嫌うるわしく、お肌つやつやの御年104歳のグランマチャコに新年の御挨拶。
ひとしきり近況などをおしゃべりしてから、今度は、夕焼けにシルエットで浮かびあがる富士山を見ながら、再び多摩川を渡り、東京へ取って返します。
usako実家へ移動して、三度目のおめでとう。

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お祝い酒は、またしても同じ一本義久保の、伝心 純米吟醸。
燗酒好きのムッシュマロのために、ぬる燗でも美味しくいただけるという純米吟醸を選びました。
これはまた、朝と昼の御酒とはまた違う華やかな香りで、日本酒が得意でない方でも楽しめるような、さらりといただけるお味でした。
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いつもの芝パークホテル製の洋中のお重に、
皆それぞれに持ち寄った手作りのお料理も並べてのお祝い膳となりました。
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いつもと変わらぬ元旦の行事。
いつもと変わらないことが、何より嬉しく幸せに思える日、それが、
私の一月一日です。


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by oomimi_usako | 2017-01-03 16:38 | おうちのお食事 | Trackback | Comments(16)


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あけましておめでとうございます。
この一年も、良い年となりますように。

我が家の元旦は、一年で一番忙しい、例年通りの一日になりました。
まず、今年最初の日本酒は、一本義久保本店の一本義純米大吟醸から始めました。

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殿とお祝い膳を囲んだあと、近くの八幡宮に初詣。
そのあとは、殿実家→グランマチャコ宅→usako実家と巡って、またお家に戻ります。
この様子は、また追って。

相も変わらず、新年早々、日本酒から始まりましたusakoのブログ。
美味しいもののお話ばっかりの食いしん坊な内容も、これまた相変わらずになりそうですが、
今年もご贔屓に、どうぞよろしくお願いいたします。




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by oomimi_usako | 2017-01-02 16:20 | おうちのお食事 | Trackback | Comments(4)
12月26日になった瞬間、どこもかしこもお正月モードに早変わり。
デパートはもちろん、近所のマーケットでも、昨日までの赤と緑の彩りが、赤と白にすっかり模様替えされていて、これぞニッポン!という感じがします。
この二日間に渡って滞在をされた海外のお客様の目には、この大きな変化は、どのように映るのでしょう。

usako実家のクリスマス会。
取りあえず毎年記録していることで、去年は何をどうしたっけ?という時に良い備忘録になりますゆえ、クリスマスの余韻さえ憚られる本日ながら、ちょっとUPさせていただくことにしました。
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自家用ケーキは、こんな感じで。
下から、ココアスポンジ、ブラックチェリーのムース、ココアスポンジ、マスカルポーネのムース、トップにシャンティイクリーム、ストロベリークリームという仕立て方。
お料理が沢山ある時のデザートにするには、お腹にたまるスポンジ部分を少なくするのがポイントです。
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シャンパンで乾杯して、
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あとは、ぴょんこちゃん渾身の作のお料理を堪能しました。
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以上が2016年のクリスマスでした。
先ほど、我が家のクリスマス飾りもすべて撤収し終えました。
今日買ってきた若松は、明日の荒天が過ぎてから、御門に飾る予定です。


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by oomimi_usako | 2016-12-26 23:04 | おうちのお食事 | Trackback

渋谷のデパ地下に詳しい方なら、たぶん状況がお解りになることと思いますが・・・。

東急百貨店の渋谷東横店の日本酒売り場は、ちょうどエスカレーターのそばにあります。
そのエスカレーターに乗る直前に、壁いっぱいの大きな冷蔵庫の中に並ぶ日本酒の瓶を、
真正面から一望(?)出来る配置。
すべての方がそうなさるとは、決して思いませんが、少なくとも私は、その一望を、常に、極めて有意義に活用するように心がけ、珍しい銘柄や、新入荷の銘柄を、瞬時に脳裡に焼き付けてから、エスカレーターをのぼります。

先日も、久し振りに見かけるラベルを記憶に留めたので、数日後に、それを入手してまいりました。

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五橋。生酛純米寒おろし。(山口岩国 酒井酒造)
酒米にも、米麹にも、県産米を使用しています。
薄い黄金色に、生酛独特の残り香が、御酒好きにはクセになる美味しいお味。

五橋は、だいぶ以前に純米酒で頂いて、美味しさにも、こだわりの酒造りにも興味を持って、
しばらく続けて飲んでいた時期がありました。
ちょうど、同時期に獺祭も初めて頂いて、山口にも美味しい蔵がいろいろあるのだなあと思ったものです。
私にとっては、五橋も獺祭も同じように美味しかったので、
そして、それは今、双方を頂いても同じに思うので、
要するに戦略的に獺祭が優っただけ、と今でも私は思っています。

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その酒蔵…いえ、日本酒売り場から、ちょいと足をのばすと、
魚河岸…いえ、鮮魚売り場になりますので、
御肴には、すずきと、ひらめと、ぶりを調達してまいりました。
少し寒い日でしたので、併せて湯豆腐の鍋を整えました。
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お薬味に添えましたのは、最近マイブームの“柑橘塩”です。




<五橋 酒井酒造>
<五橋のある食卓>



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by oomimi_usako | 2016-12-05 16:51 | おうちのお食事 | Trackback | Comments(8)

的矢の牡蠣と半蔵

毎年この時期になると、日本橋三越本店の催事で、三重展が行われます。
出掛ければ、必ず手に入れる美味しいものがこちら。

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伊賀の蔵元大田酒造の、半蔵冷やおろしと、

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的矢(まとや)の旅館、橘が揚げたてを販売する牡蠣フライ。

“半蔵”の純米吟醸原酒冷やおろしは、三重県の酒米である“神の穂”を使っています。
酒度+4、アルコール度数は18度で、
くいっと呑むよりは、お口の中で味わい味わい呑むのが似合う御酒。
それこそ、てっぷり太った的矢の牡蠣や、お味の濃い松阪牛にも、良く合います。

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G7伊勢志摩サミット2016のワーキングディナーでは、
兄弟分(?)の日本酒、“半蔵 純米大吟醸磨き40”が、乾杯酒に選ばれていました。
こちらは、酒米が山田錦ですので、もう少しきりっと清々しいお味になります。


会場では、松阪牛や、あおさや小魚などの海産物、柑橘類、和菓子などの
美味しいものがたくさん売られていました。
日本橋三重テラスに行っても、なかなか手に入らないものもありますので、
年に一度のお楽しみの場を、こうして設けていただけるのは、
三重ファンにとっては、なかなか嬉しいものです。

同時開催伊勢志摩産のパールフェアでは、目の保養もさせて頂いて。
そのせいでしょうか、帰り道にみたお月様・・・。
十三夜ののちの15日の、亀甲型に輝きを放つ満月が、
何やら大粒の真珠のように見えました。

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by oomimi_usako | 2016-10-16 14:49 | おうちのお食事 | Trackback | Comments(6)